お菓子や季節に関するためになる(?)お話を紹介していきます。 お茶でも飲みながら読んでくださいね。
おかしなコラム

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 菱餅

菱餅は、下から緑・白・ピンクとなっています。
これは緑は草萌える大地を白は雪の純白をピンクは桃の花を表しているとされています。
つまり春近い季節、雪の下には緑の草が息づき始め、溶け掛かった雪の残る大地には、
桃の花が芽吹くというとっても風情ある組合せなのですね。


起源は諸説有ります。

1.ヨモギ餅の上に紅白の餅を置いたことに由来するとも言われています。
ヨモギは、古来より厄を払う薬草で造血作用があり、桃は古代中国では魔除けの力があるとされ、皮膚病の薬としても珍重されていました。
また菱餅の赤は、くちなしで染められていて解毒作用があったそうです。
いずれも汚れを払う薬草ですから、
縁起がよいわけです。

2.正月用の丸餅の上に載っていたヨモギが焚き込められた菱形のお餅を、
  菱花びらと呼び、それが変形して現在の菱餅の原型となったという説もあります。


 桃の節句

月3日に行われる、女の子の幸福と健やかな成長を祈る春の祭典「桃の節句」。
正式には上巳の節句(じょうしの節句)といい、古代中国から伝わった3月初めての巳(み)の日という意味だとか。
桃は生命力・不老・平和の象徴としても知られ、またちょうど桃の花が咲き始める頃でもあり、その可憐な姿と相まって桃の節句と言う女の子にふさわしい美しい名が付いたのでしょう。

雛人形
桃の節句は雛祭りとも呼ばれ、雛人形を飾る風習が今もつづいているのはご存知の通り。
では何故雛人形を飾るのでしょうか。それは平安時代ゆり行われていた御人形(へいな)遊びと、紙や草木などで作った簡素な人形(ひとがた)にお酒や供物を添えて自分の身代わりとして川や海へ流した「流し雛」の行事が結びついたからだと考えられています。
可愛らしく優雅なな姿睦まじく寄り添っている雛人形に、女の子の幸福を願ってお供えをする。女性なら何歳になってもときめいてしまう風雅で平和な日本独自の行事です。


 桜餅

桜餅が最初に作られたのは江戸時代、向島の長命寺だと謂われています。
享保二年(1717年)、長命寺で門番をしていた山本新六は、向島堤に数多く植えられていた桜の落葉掃除に悩まされていました。
そこで、これらを何かに使えないだろうかという思案の末に作り出されたのが、餡を小麦粉の皮で包み、それに桜の葉の塩漬けを巻いた桜餅だったのです。
皆様は桜餅が関東と関西で違う事をご存知ですか?
関東風の桜餅は、小麦粉で作られた皮で餡を挟んだりくるんだりする、ワッフルのような形状が特徴です。
これに対して関西風の桜餅は、細かく砕いた餅米を蒸して餡を包み、俵型に仕上げたものが主流です。
関東風はその起源にちなんで「長命寺」とも呼ばれ、関西風はその材料である糒(干飯・餅米を蒸して乾燥させた、戦国時代から伝わる携帯食料)の別名を取って「道明寺」と呼ばれています。
干飯のことを道明寺粉、または単に道明寺と呼ぶのは、干飯が大阪・南河内の道明寺で生産されていたことに由来します。当店ではもちろん関東式の桜餅を販売しています。
そして桜餅に使われるを食べずにいる方はいませんか?桜餅の葉っぱの殆どが、伊豆で生産されています。最も有名な産地は西伊豆の松崎町で、全生産量の7,8割が松崎町産といわれていますが、残りの2,3割も南伊豆産が占めており、ほぼ伊豆の独占状態と言って良いでしょう。
年間4億枚以上出荷されるというその全てがオオシマザクラという品種で、この品種でなければ綺麗な色が出ないのだそうです。
葉は五月〜八月に収穫され、大きな樽の中で半年間塩漬けにされます。
塩漬けにすることで、生の葉っぱには無い「クマリン」という香りの成分が生まれ、桜餅独特の風味を作り出します。 皆さんこんな事を思い出しながら今度は食べてみてはいかがでしょうか。
今まで以上にっきとおいしく思えると思いますよ。



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