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From editor
●1994年の夏に「雲遊天下」を創刊した。その年が明けて1月15日に第3号が完成した。その配本をやっているときに地震が起こった。あれから10年経ったのだ。さらに遡って1984年2月に「プレイガイドジャーナル」社は破綻し数か月後人手に渡したのだった。あれからは20年だ。その伝で言えば、30年前の1974年はその創刊から3年を経てどうなるかわからないミニコミから情報誌へ変貌を遂げようとしていた時期だった。破綻などという言葉とはまったく無縁で無謀で元気だった。2004年4月には「ぐるり」を創刊した。さて、これはどうなるか、まだまだ未知数だが、ただ言えること、雑誌が年月を刻みホームページが日時を刻むなかで老いる時を忘れた人はある日突然我に返って愕然とする。05.1.18(む)
●タイのカラワンが結成30周年を迎え、バンコクと共に日本でもコンサートで聞きたいと招聘を昨年から企画していて、昨日来日した。日本でも歌い始めて30年ということで記念ライブやCDを企画するミュージシャンも多く、同じ世代が同じようなあるいは国によってまったく違った体験をしながら30年間やってきているんだなあと思う。その軌跡は、来日を記念して発売した「カラワン・ソングブック」の歌に見ることができる。「ヒロシマ」もアメリカの同時多発テロも歌い込まれている。また彼らは軍事クーデターも体験している。その後の民主化運動の中で生まれたグループなのだ。04.10.29(む)
●情報誌「ぐるり」は隔月刊、〆切がどんどん巡ってくる。早くも3号だ。週刊が当たり前の情報誌に隔月刊はないだろうと、発行する側も思っているが、焦れどもこれが持てる力の現状。しかし、定期刊行物は確実に新米編集者を育てる。毎号の読者の反響、集まってくる情報、広がるネットワーク、販売や広告、どれをとっても大きな励ましだし、〆切毎に経験が積み重なっていく。それにしても、ミニコミだとはいえ商業誌だ、読者の熱い期待には応えなければ。とりあえず3号雑誌を通過。04.7.28(む)●少し刊行が相次いだ。東京事務所発の情報誌「ぐるり 04/4〜5」を3月末に創刊した。東京事務所を開設して1年、いろいろ活動をふくらませてきた、その上での試みだ。隔月刊だし、まだまだ非力なので48ページの小さな雑誌だが、もちろん規模ではなく中身だと思っている。これからどんな情報を読者に届けられるか。今しばらく試行錯誤を許していただきたい。次いで、単行本新刊2点。これはホームページでご覧ください。そして、5月1日から恒例「春一番」コンサートの開幕。(1〜3、5日の4日間)「雲遊天下」36号も間にあった。主催者のご厚意で、毎年、直接読者に手渡し販売できる機会をもらっている。どうぞご来場ください。04.4.28(む)
●3月新刊は武本睦子著「ポルトガルのこうのとり」。1990年からポルトガルのセトーバルに住んで、数年前から夫の画家・武本比登志さんとでカラフルなホームページを発表している。すでにこの本も告知されているため、世界中から注文メールが届いている。編集部では、デザインしたり校正したり色を合わせたり印刷に回したり、段階を踏んで何か月もかけて印刷本を完成させているわけだが、ITの世界は、まだかまだかと。もうそのスピードにはついていけない! などと叫びながらも、手作りの本作りを楽しんでいる。実際1冊の本を作ることは無上の楽しみだ。コインを入れたら目の前で自販機がプリントして製本して出てくる本も売る側と読む側が納得すればいいと思うけど。04.2.26(む)
●やはり新刊の顔を見ないと更新しなくなった。悪い癖が習慣になりそうだ。出稿し、入荷し、カバーの色校正も終えると、そろそろホームページが気にかかり始める。そのうえ年も改まったわけで、いいチャンスだと取り組んだ。昨年は東京事務所を開設し、主に販売面で充実させてきたが、その販売網を活用して今年はさらに新刊を増やしてみたい。こう書くとたいそうな感じだが、なに、1000部、2000部の世界で、今まで500部しか売れなかったのを800部にする程度のことなのだ。そんな出版社だが、楽しいことに変わりはない。出したい人の出したい原稿を本にできる。あれやこれや編集企画を考え多くの寄稿を得て1冊の雑誌にまとめる。熱心な読者が読んでくれて感想を寄せてくれる。新聞や雑誌に紹介されたり評価が載る。それに、もしかして原稿料と印刷費が払えるだけの売上げがあればもう言うことはない。このサイトも少なからずの方が見ていただいて注文を送ってくれる。ありがたいことです。これからもどうぞお付き合いください。04.1.12(む)●この9月に向けて、友部正人新刊「ニューヨークの半熟卵」、季刊「雲遊天下」第34号、pico新刊「関西環境ボランティアガイドII」、宮里ひろしCD「Heaven HiLLにて」、AZUMI CD「AZUMI"8"」と、発行・発売含めて、少しがんばって取り組んできた。当然のことながら、このサイトの更新がお留守になった。気分的にか、脳の構造上か、活字・印刷・パッケージなどに取り組んでいるとWebが遠ざかり、Webに心が向いているときは、印刷物の制作に集中できない。単に忙閑の違いちゃうの?って田川さんあたりに言われそうな気もするが… 以上、久しぶりの更新でした。03.8.24(む)
●「BOOKISH」第4号が〈「BOOKISH」の会〉の編集発行で刊行された。紆余曲折はあったものの、何とか再出発をはかれたのでホッとしている。小堀純編集の「劇の宇宙」も1年間の中断を経て第12号から復活し現在13号も出た。コボリよ、やっぱり雑誌や、雑誌がないとあかんな。何ちゅうてもこれで育ってきたんやから。この前ひさしぶりに元プレイガイドジャーナルの連中と心斎橋四つ橋界隈で夜中まで飲んだ。相変わらず街の情報を身いっぱいに集めているし、軽快なフットワークで人混みの中を練り歩くし、ほとんどがフリーランスで仕事を続けていて、さすがに昨今稼ぎも減ってきているようだが、なかなかどうして20年のブランクを感じさせなかった。
さて、次の単行本は友部正人「ニューヨークの半熟卵」と、pico編・刊「関西環境ボランティアガイド2」。現在制作進行中です。乞う、ご期待!03.6.30(む)●巻頭ページでお知らせしたように、「BOOKISH」の発行を当社から新しいグループに移行した。内容は、いままでも編集に携わってきた八子氏が当たるので大きく変更はないだろう。販売面では、3号まで順調だったしよく売れていたので、これからもこの点では協力していきたい。その販売だが、書店で雑誌や本を販売するにはトーハン、日販、大阪屋など取次を経由しなければほとんど不可能だということはよく知られている。そして、取次はもちろん東京にあって、東京以外の出版社はいろいろ不利な状況におかれている。まあ、それを当然と思って地方で出版をやってきたわけだが、今度縁があってというかチャンスがあって人を得て、東京に部屋を借り、書店販売を全面的に移すことにした。雑誌や書籍に関しては、書店の皆様はぜひ東京に注文連絡していただきたい。さて、大阪ではこのサイトの運営はもちろんのこと、雑誌の編集、単行本やCDの制作に精を出すことになる。「雲遊天下」第33号は5月初旬、年々盛り上がる「春一番」コンサートのころには完成です。03.4.7(む)