このページは、Junoonのオリジナル・アルバムのみを紹介しています。
他にも数枚のベスト・アルバムがありますが、彼らの主張や主題を大切に伝えたいので、割愛いたします。
ご了承下さい。



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The Millennium Edition
   1990-2000

Azadi (from 'Jinnah')
Neend Aati Nahin (Junoon)
Maine Kabhi
Khwab (Junoon)
Heeray (Talaash)
Rooh Ki Pyaas
Mahi
Jazba-e-Junoon (Inquilaab)
Muk Gae Nay (Azadi)
Ghoom (Parvaaz)
Sajna (Parvaaz)
Yaar Bina (Azadi)
Lal Meri Pat (Live)
Allah Hu (Live)




資料提供 * 麻田 豊 氏

Azadi ,Allah Hu and Lal Meri Pat - Produced by Salman Ahmad and John-Alec .
"Azadi" is a sound truck from the film titled "Jinnnah". Music by Salman Ahmad, Lyrics by Salman Ahmad and Sabir Zafar,recording in Nyack Studio's, Nayak New York, 1999.

ミレニアム記念に発表されたばかりの新作。今までリリースされた5枚のアルバムから2-3曲がそれぞれ選ばれ、ニューヨークでのライブが2曲、そしてパキスタンで制作された映画「Jinnah」のサウンド・トラック1曲で構成されている。
新曲はサウンド・トラックの「Azadi」のみと、ファンにとってはちょっと不完全燃焼のきらいがあるが、曲の作りとしては大変素晴らしい。途中Salmanの奥方であるサミーナが歌うところなど家内工業的側面があって面白いが、終盤にかけて盛り上がってゆく構成は、さすがJunoonの腕の見せどころ。
他の曲は、必ずしもベストの選曲とは言えないが、Junoonの軌跡を知る上では参考になるだろう。

ニューヨークでのライブの模様を収録した「Lal Meri Pat 」と「Allah Hu 」は、残念ながら音が平たい。ヴォーカルとギター、ドラムの音が前面に出過ぎていて、リズム・セクションの軽やかな音が消され気味。ましてや観客の歓声はオマケ程度にしか聞こえず、臨場感に欠けるのが、大変残念な気がする。






Lips Music
LPV-CD 101

1999


Parvaaz (飛翔)

Bulleya
Pyaar Bina
Sanwal
Mitti
Ghoom
Sajna
Ronde Naina
Ab To Jaag
Aleph
Bulleya (reprise)




Produced by John-Alec,Brian O’Connell and Salman Ahmad

Recorded at Digital Fidelity Studios, Lahore,March*April 1999.

Personnel
Ali Azmat : Vocals
Salman Ahmad : 6&12 string electric guitars, harmonium & tanpura
Brian O'Connell : Bass guitars
Ustad Ashiq Ali : Tablas and dholak
Malcolm Goveas : Drums


1999年秋にリリースされた最新作。前作「Azadi」より、もっと伝統的要素の強いアルバムだ。
ことにタブラー 、ドーラクのリズムセクションの存在は大きく、彼らの貢献なしにこの作品集の良さは語れない
もちろんSalmanのギターやAliのヴォーカルは、円熟の域に達していて素晴らしい。
テーマもスーフィー文学から題材をとり、ブッレー・シャーやシャー・フサインなど約300年前に活躍した詩人の作品をも盛り込んでいる。抜群のアレンジで古典詩に現代の息吹を吹き込んだ。
サウンドといい歌詞といい、その水準は想像を絶するほど高貴だ。男女関係・酒・ドラッグばかりに溺れている欧米系ロックのアーティストおよびオーディエンスは、そろそろJunoonの高尚さを見習う時期が来たのではないだろうか。






 
EMI Music Arabia FZE

7243 8 270129
1997
Azadi (自由)   

Sayonee
Meri Awaaz Suno
Khudi
Yaar Bina
Mukh Gae
Heer
Wahda Hoo
Kyun Parishan
Mahiwal
Kisne Suna
Dil Nahin Lag Raha
Loishay
Saeein Alaap
Saeein



Produced by John-Alec

Recorded at - No Credit

Personnel
Salman Ahmad : Electric and acoustic guitar, 12 string guitar, backing vocals
Ali Azmat : Lead and backing Vocals
Brian O'Connell : Electric bass and backing vocals

カッワーリーの大御所、故ヌスラット・ファテ・アリー・ハーンに捧げられたアルバム。
欧米ロック模倣時代に別れを告げ、いよいよ独自のサウンド作りに本格的に取り組んだ時期である。
タブラー、ドーラクといった伝統的な打楽器を多用することで音に躍動感をもたせ、内容もパキスタン建国詩人であるイクバールの「Khudi」を取り上げるなどの意欲作だ。ただイクバルの詩をロックで演奏するのは不謹慎だとして、国内で放送禁止になるといったアクシデントにも見舞われた。
いずれにせよ、東西の音楽要素の融合といった独自の手法は、世界的規模で多くの聴衆を虜にしたことはまぎれもない事実である。







EMI Music Arabia FZE
7243 4 97253 2 4
1998

Cassette:
Sonic, SE-381
1996

Inquilaab (革命)

Dosti
Mera Mahi
Husan Walo
Jazba-e-Junoon
Rooh ki Pyas
Iltija
Khoeey Ankhein
Chaley Thay  Saath
Mein Nay Kabhi
Mein Kaun Hoon
Neend Athi Nahin
Heeray
Saeein



Produced by Salman Ahmad and Brian O’connell
Recorded at Amir Hassan Studios, Karachi May/August
Mera Mahi/Iltija - Sound on Sound Studios
Saeein - Rohail Hyatt Studios


Personnel
Salman Ahmad : Electric, acoustic guitars and backing vocals
Ali Azmat : Lead and backing vocals
Brian O'Connell : Bass guitar keyboards, tambourine and backing vocals
Malcolm Goveas : Drums
Ashiq Ali Mir : Tabla and dholak



ヒット作「Dosti」が収められているアルバム。まだ欧米ロックの影響を強く受け、独自のスタイルを模索している様子がうかがえる。
全体的に日本の連続ドラマの主題曲やブリティシュ・ロックのような印象を受け、私たち日本人にとっては馴染みやすい音作りかもしれない。
ただし基本的なテクニックはかなりしっかり出来上がっており、以後「Azadi」や「Parvaaz」の母体となった一枚である。
私としては、最後の楽曲「Saeein」が最高傑作だと評価している。パキスタンに伝わる民謡でメロディー・ラインは簡素なのだが、聴き手を陶酔の世界にいざなう。これこそまさにJunoonの素晴らしさだ。





Sorry,on order now.




Talaash



EMI Pakistan
1991

TC CEMCP-6070






















Others
Junoon (狂気)

(Side 1)
Chori,Chori
Neend Ati Nahin
Jeeain
Heer
Jogia
Khwab

(side 2)
Merey Pass Aja
You Never Give Me Your Love
Rangon Mein Khoya
A Game of Chance
Sunn
Downtown Princess






Produced by Salman Ahmad
Recorded at E.M.I. Studios, Karachi , December/January 1990/91

Personnel
Ali Azmat : Lead Vocals, and lots of enthusiasm
Nusrat Hussain : Lead vocals, backing vocals, key boards. Alesis rythym programming and sythesizer
bass
Salman Ahmad : Electric & acoustic guitars, electric bass, lead and backing vocals
Fifi haroon : Guest Junooni vocals

記念すべき、Junoonのデビュー・アルバム。既存のインドやパキスタン・バンドと比較すると、並はずれた才能の集団あることがわかる。その洗練されたサウンドは、非常に衝撃的だ。
もし彼らが英語の歌詞ばかりを歌っていたら、完璧に欧米のアーティストと思われてしまうだろう。それほど彼らの音は基本がしっかりしており、技術レベルもかなりの高水準である。ただその路線で活動していたら、きっとユネスコ平和賞など数々の賞は、決して受賞することはなかっただろう。
Aliのヴォーカルも素晴らしい。Salmanもいくつかリード・ヴォーカルをとっているが、なかなか聞きごたえがある。アメリカのとあるバンドで、同じような声質をもつアーティストがいたように思うのだが。
なお、ファースト・アルバムではBrianの姿はない。彼のパートを担当していたのはNusrat Hussainという人。カラチ出身で、元パイロットという経歴をもつ。Salmanも元医師だったように、Junoonには変わり種が多い。
彼のシンソサイザーも、奇麗アレンジでJunoon Sound を盛り立てている。他のアルバムではあまりキーボードは登場しないのだが、こういう音作りがあっても素敵だ。
さすが、きちんとした仕事をする人達は、最初の段階からすでに輝きを放っている。








EMI Pakistan
TC-CEMCP 5970
リリース年 不祥










Jupiters

(Side 1)
Dosti
Saare Gidde Wichon
Too Jab Sae Mili
Aa Ja Dil men Aa Ja
Too Jo Chale Saath Saath
Hota Jo Shaair

(Side 2)
Mehndi (Instrumental)
Aanchal
Too Hi Too
Dil Nahin Bhoole Ga
Rangon Ki Rahon Ke
Mera Dil Hai Pakistan
Toon Bhangarra Pa Kurriye


Produced by - No Credit
recorded at Folk Enterprises Studio, Lahore


Personnel
Naeem Saeed : Group Leader
Mian Ejaz Bari : Group Manager
Kannan Rashid : Bass Guitarist
Majid Hussain : Lead Guitarist
Azhar Wahid : Drummer
Toqeer Hussain : Organist
Bilal Hafiz : Vocalist
Ali Azmat : Vocalist
Khalid Bashir : Sound Engineer

Junoonのヴォーカリスト、Ali Azmatが以前活動していた7人組みバキスタン・ロックグループ。Aliファンにはたまらない、レア・アイテムだ。もうひとりのヴォーカリスト、Bilalと交代でフィーチャーしている。
インド・パキスタンのロックといえば、まあこんなものだろう。欧米ロックからすれば、かなりチープな音作りだ。「Inquilaab」に収められている「Dosti」の原曲も、日本の歌謡曲的な感じがして面白い。
収録時間60分を超える大サービス盤である。

歌詞に関しては、ホーム・ページ「シャラーブの部屋」  http://www5.airnet.ne.jp/chapati/  が絶対オススメです。
 東京のライブで演奏した全曲の定訳作業が完成しました。
 彼らの詞を、じっくり吟味してみてはいかがでしょう。


なお「Junoon」および「Jupiters」に関しては、麻田豊先生より資料提供いただきました。
  ご協力、ありがとうございます