遺産略説
サマッラは836年、 アッバース朝のカリフムータシムによって、 バグダットから遷都された地。 塁壁で囲まれた区画を、 ティグリス川沿いに順次造営して作られた。 そのためサマッラの街は幅5km、長さ25kmもの範囲に広がり、 住民は数十万を数えた。 しかし建設後50年たつと放棄されてしまった。 建造物は全てレンガで作られたがほとんど残っていない。 南北440m、東西376mもの巨大なモスクは、 城壁と見まごう壁だけが修復された。 その北隣には、 バベルの塔を彷彿とさせる高さ55mの、 らせん形ミナレットが建っている。 参考文献
『イスラムの建築文化』
アンリ・スチールラン著、原書房、1987
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