四川省のジャイアント・パンダ保護区群
Sichuan Giant Panda Sanctuaries


国名 中 国
分類 自然遺産
所在地 臥龍保護区は、四川省、成都の西北西およそ100km



審議年と結果
1987年 審議延期 ・・・臥龍自然保護区の核心部に優れた管理計画が採用されれば、そこだけでの登録推薦は可能である。また将来世界遺産に登録される可能性がある、これ以外のパンダ保護区についても示すように、事務局は中国当局に要請した。なおこのときの推薦名はパンダ保護区群(Panda Reserves)だった。
1990年 審議延期 ・・・委員会は、パンダが危機にさらされている動物であることや、自然保護の象徴であることを考慮して、その生息地を世界遺産リストに加えることを望んでいる。しかし提出文書にいくらか不備があり、今回の登録は見送ることとする。なおこのときの推薦名はジャイアント・パンダの生息地 (臥龍(ウオロン)、王朗(ワンラン)、唐家河(タンチアホー)自然保護区)(Habitats of the Giant Panda (Wolong, Wanglang and Tangjiahe Nature Reserves))だった。
2007年 世界遺産登録!! ・・・1990年に推薦された3地区からは、臥龍保護区のみが登録された。


遺産略説(1990年に推薦された3地区の概説)
  臥龍自然保護区は中国のパンダ保護区の中で、 中心かつ最大(面積2000平方km)。 保護区内には標高5000m以上の高山や大小の絶壁があるが、 標高 2100〜3600mあたりの湿度が高い部分が、 ジャイアントパンダの生息地となっている。 最高点の四姑娘(スークーニャン)山は標高6250mで、 氷河を戴いている。 臥龍はまた豊富な植生を持っており、 パンダ以外にも多様な生物種が確認されている。 保護区には研究センターなどの設備もおかれている。
  唐家河自然保護区は臥龍と違って小規模である(面積440平方km)。
地形も異なり、 最高でも3000mほどしかないなだらかな山並みが続く。 場所は成都の北北東およそ200km。
  王朗はさらに狭く、
面積277平方km。 竹を豊富に産することで注目されている。 場所は成都の北およそ250km、世界遺産登録の「九寨溝」と「黄龍」の間に位置する。

参考文献
『ラスト・パンダ 中国の竹林に消えゆく野生動物』
ジョージ・B・シャーラー著、武者圭子訳、早川書房、1996





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