マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル都市 Portuguese City of Mazagan (El Jadida)
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| 遺産略説(執筆:収斂さん) アルジャディーダは大西洋に面した古い貿易港で、 カサブランカやアガディールとともに今でもモロッコで特に重要な港湾都市の一つである。 この港街は1502年にポルトガル人が建設したことに始まる。 そして1513年には、 今では街のシンボルである巨大な城塞を建設され、 このときから街はポルトガル人達によってマサガンという名前で呼ばれるようになった。 そして1541年から1769年まで、 モロッコで唯一のポルトガル領であった。 1769年、 モロッコのスルタンが蜂起し、 この街がイスラム教徒に占領されると、 街はアルジャディーダと呼ばれるようになった。 しかしその戦争の際に、 ポルトガル人はこの街を徹底的に破壊して去っていったため、 アルジャディーダ街の再建は1820年頃からようやく始まった。 なおアルジャディーダの再建途中からこの街に多く流入し、 街の再建に大きく貢献したのがAzzemour出身のユダヤ人達である。 また1850年代にはヨーロッパからも多くの移民が住みつき、 街は再び活気を取り戻した。 そのためアルジャディーダの街の雰囲気はイスラム建築から古代ローマ風、 コロニアル風、 ユダヤ風と、 いくつもの建築様式がみられる。 そして1912年にフランスがここを植民地にすると、 このアルジャディーダに行政施設が次々に整備されていき、 観光地としても開発が進んだ。 現在のアルジャディーダの人口は約15万人で、 観光産業のほかにも、 イワシの水揚げや農作物の出荷港として有名である。 参考サイト |