ケープ植物区系地方の保護地区群
Cape Floral Region Protected Areas


国名 南アフリカ
分類 自然遺産
所在地 南アフリカ南西部。ケープタウンの南方、ケープ半島



審議年と結果
2000年 審議延期 ・・・この遺産は珍しい生態系などにより、自然遺産の登録基準の(2)(4)に該当する。しかし管理制度を強化して範囲も拡張するようにと、ビューロー会議にて求められた。なおこの時はケープ植物区系地方=第1段階:ケープ半島自然環境保護区The Cape Floristic Region - Phase 1: Cape Peninsula Protected Natural Environment)の名で登録申請された。
2003年 審議延期 ・・・2000年推薦分の拡大解釈という形であったが、提出文書不完全のため、2002年の時点で審議延期と判断された。なおこの時は南アフリカのケープ花卉地域、第2段階Cape Floral Region of South Africa... Phase 2)の名で登録申請された。
2004年 世界遺産登録!!


遺産略説
  南アフリカ有数の観光地、
喜望峰を含むケープ半島は、 実は生物学的に見て極めて特徴的で興味深い場所である。 ケープタウンの南から喜望峰まで、 およそ60kmの指状の半島を覆うようにして、 ケープ半島国立公園が設定されている。 ここではいくつもの峡谷や湾、 浜が見られ、 その自然景観の美しさでも知られる。

  ケープ半島では大型哺乳類の多くが絶滅しているが、 中型・小型の哺乳類はまだ棲息しており、 代表的なものにはネコ科のカラカル、 世界に1000頭前後しかいない 国際保護動物のボンテボック(レイヨウ類)、 そしてヒヒやマングースなどが挙げられる。 また111種の固有無脊椎動物がおり、 それらの多くが砂岩の洞窟内で見られる。

  この地方で著しく特徴的なのが フィンボスと言われる特有のブッシュ植生である。 フィンボスとは “fine bush” すなわち「素晴らしい潅木林」のこと。 特にプロテア類(ヤマモガシ科の常緑木)や ヒース類(シャクナゲ科の低木)の種類が多く、 冬雨型の地中海性気候を示すケープ半島で確認された植物のうち、 実に68%が固有種といわれるほど、 ここの植生は著しく際立っている。


2000年と2003年に申請された「第1段階」「第2段階」というのは、全5段階あるケープ半島保護計画の一部のようですが、どうも詳しいことは分かりません。





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