ヴェローナ市街
City of Verona


国名 - イタリア
分類 - 文化遺産
所在地 - イタリア北部。ベネチアの西およそ110km



審議年と結果
1997年 審議延期 ・・・今回のローマ劇場と円形闘技場だけでの推薦を受け、事務局はイタリア当局に対し、ヴェローナ歴史地区として推薦するように言った。もし今回の登録推薦を続けるのなら、類似遺跡との比較研究が終るのを待たなくてはいけない。なおこの時の遺産名は ヴェローナのローマ劇場と円形闘技場 (The Roman Theatre and Amphitheatre of Verona)であった。
2000年 世界遺産登録!! ・・・1997年に申請されたローマ建築だけでなく、歴史都市としてその市街地が登録された。


遺産略説(執筆:収斂さん+浦に〜と)
  ベネチアの西110kmのヴェローナにある円形闘技場は、 ローマ時代の290年頃完成した。 ローマ帝国占領下の各植民都市にはこういった円形闘技場が必ず建設されたが、 とりわけヴェローナのものは保存状態がきわめて良好で 25000人収容可能の観客席のほとんどが、 ほぼ完全な形で残っている。 形状は、上から見ると楕円形をしている。 現在は夏季にオペラ劇が催されるなどしているが、 かってここは格闘場であった。
  ちなみに有名なローマの円形闘技場コロッセオは
50000人以上を収容できる大競技場で、 西暦69〜79年の建設ではあるが、 煉瓦とコンクリートで頑丈に設計された人類史上希に見る傑作中の傑作建築である。 これも形状は上から見ると楕円形をしており、 柱の装飾にドーリア、イオニア、コリントといった典型的なギリシア・ローマ時代の柱頭様式を、 随所に見ることができる。
  なお現在円形闘技場はその多くが荒廃しており、
コロッセオ自体も例外ではない。 かっては現在よりも高くまで観客席が存在していた。 ニームやアルルにある、 かっての円形闘技場もローマ時代の華やかな装飾は風化、 劣化等の痛みが少なくない。 そういう点でヴェローナの円形闘技場は貴重といえる。
  もう一つの推薦物件のローマ劇場は、
半円形の石造建築で紀元1世紀のもの。 座席や舞台が保存されている





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