ウォータートン・グレイシャー国際平和公園
Waterton Glacier International Peace Park


国名
カナダ/アメリカ合衆国
登録
1995年、自然遺産として登録

略説
 この自然公園は単に景観上美しいというだけでなく、特徴的な気候、山地と大草原との中間に位置するという地理的条件、そして北極海・大西洋・太平洋の分水嶺であることから、世界遺産に登録された。

複合遺産としての「ウォータートン・グレイシャー国際平和公園」
 
ウォータートン湖国立公園は、カナダ・アルバータ州内で最も重要な考古地域の一つ。園内からは、これまでに200以上の遺跡が発見されており、中には紀元前8000年にさかのぼる遺跡もある。また、ここは先住民ブラックフット族にとって宗教的・民族的に重要な場所でもある。近くにあるチーフ山はブラックフット族の象徴的存在であるし、周辺には彼らの農場や採鉱遺跡なども存在する。さらにウォータートン湖国立公園は1932年、アメリカ合衆国のグレイシャー国立公園と連合し、世界で最初の「国際平和公園」になるなど、様々な文化的価値を有している。
 しかしIUCNは、ここを文化的景観として登録することはできないと評価した。これを受けてカナダ側は、「もともと文化的景観として申請していない」と述べていたので、当初から自然遺産としての登録に絞ったものだったのかもしれない。



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