ビスカイノ保護区
Reserva
del Vizcaino
| 国名 |
|
メキシコ |
| 登録 |
|
1993年 「エル・ビスカイノ鯨保護区」が自然遺産として、
「シエラ・デ・サン・フランシスコの岩石彩画群」が文化遺産として、別々に登録された |
略説(エル・ビスカイノ鯨保護区)
ビスカイノ湾のクジラ保護区はバハ・カリフォルニア半島のほぼ中央に位置し、2つの浅瀬があることなどから、コククジラの繁殖と越冬の場所になっている。またアオウミガメやタイマイなど、絶滅の危機に瀕する4種のウミガメの避難所でもあり、興味深い生態系のみられる場所である。
略説(シエラ・デ・サン・フランシスコの岩石彩画群画)
サンフランシスコ山地には紀元前1100年から紀元1300年頃にかけて描かれた、彩色が施された岩石画が残っている。これらは先住民の高度な技術を物語り、植民化以前のメキシコ文明の貴重な遺跡である。
複合遺産としての「ビスカイノ保護区」
「エル・ビスカイノ鯨保護区」と「シエラ・デ・サン・フランシスコの岩石彩画群」の2つは、同一の遺産「ビスカイノ保護区」として世界遺産に申請された。しかし世界遺産委員会により、ビスカイノ保護区のうち、オホ・デ・リエブレ干潟とサン・イグナシオ干潟の2箇所と、そこから続く海岸部分だけが、顕著で普遍的重要性を持っていると認められ、自然遺産の登録基準の(4)に合致するとされた。
委員会はさらに、ビスカイノ保護区内にあるサンフランシスコ山地(シエラ・デ・サン・フランシスコ)を、傑出した岩石画が見られるとして、文化遺産の登録基準の(1)(3)の元で世界遺産に登録できることを認めた。そして、自然的に傑出した部分と、文化的に傑出した部分とを別個に登録するよう、メキシコ政府に申請書の改訂を求め、最終的にそれぞれ別の遺産として登録されたのである。
幻の複合遺産・目次へ戻る
トップページへ戻る
|