スロバキア・パラダイスの峡谷とドブシンスカ氷穴 The Ravines of the Slovak Paradise and Dobsinska Ice Cave
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| 遺産略説(執筆・収斂さん+浦に〜と) スロバキア・パラダイス国立公園では、 面積140平方km以上にわたって極めて特異な地形が見られ、 独特の環境に適応した貴重な動植物が多い。 特に地下にのびる洞窟には、 そこにしかいない動物、 昆虫とが棲息しており、 また洞窟から吹く冷気が洞窟入り口付近だけに氷河時代の植物をとどめさせている。 この一帯は地質学的には、 三畳紀(およそ2億年前)に形成されたカルスト地形で、 海抜はおよそ500〜1700mある。 大小177の峡谷が展開し、 地下には200もの洞窟がある。 特に重要な一帯は、 非常に大きな滝で知られる White Valley (Biela dolina)、 スロバキア・パラダイスの峡谷にいくつかある氷穴の中で最も重要で巨大なドブシンスカ氷穴を有する Lost Valley、 自然の渓谷美が美しい Kocurova や Sucha bela などである。 この中でドブシンスカ氷穴は、 洞穴内部が全て氷で覆われているという奇観を呈し、 永久氷塊の体積が120,000立方メートルもあり、 昔の気候・環境を知る上で重要である。 その極めて独特な特徴が評価されて、 ドブシンスカ氷穴だけが世界遺産に登録されたのである。 なお過去の登録議論では、 1993年に登録された「スピシュスキー城と関連する文化財」への追加なども考えられていたようである。 スピシュスキー城は中央ヨーロッパで最大の城跡と言われ、 13〜14世紀に建造された。 山の頂に長大な城壁など、 頑強な石造構造物が残されている。 ちなみにスロバキア政府はレヴォチャという小さな町を、 「スピシュスキー城と関連する文化財」に追加登録する予定である。 町は城から10kmほど離れており、 教会など中世の建造物が残っている。 裏世界遺産・番外篇目次へ |
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