| 2009年 新登録物件等の情報
第33回世界遺産委員会(6月22〜30日、スペイン・セビリア)での決定内容 |
| [1] 登録抹消物件 |
| 国名 | 遺産名 | 分類 | 概要 |
| ドイツ | ドレスデンのエルベ川流域 Dresden Elbe Valley |
文化 |
【遺産の特徴】ドレスデンはドイツ東部のエルベ河畔の町。郊外にも18〜19世紀の宮殿が点在し、およそ18kmのエルベ川流域が2004年に世界遺産に登録された。19世紀末のケーブルカーやロープウェイなどの産業遺産も高く評価された。 |
| [2] 危機リストの新記載/指定解除物件 |
| 国名 | 遺産名 | 分類 | 概要 |
| アゼルバイジャン | シルヴァンシャー宮殿と乙女の塔を含む城壁都市バクー Walled City of Baku with the Shirvanshahs' Palace and Maiden Tower |
文化 | 危機リストより除外 【遺産の特徴】11〜13世紀の城壁に囲まれた旧市街に歴史建築が残る。ゾロアスター教やササン朝、アラブ、ペルシア、さらにはロシア様式のものもあり、多様な文化の連続性のため00年に世界遺産に登録。 【経緯】バクーの文化財は00年11月の地震で被害を受け、03年に危機リストに記載された。都市化や保護策の不備なども問題視されていたが、管理計画の改訂を受け、危機リストより除外された。 |
| グルジア | ムツヘタの文化財 The Historical Monuments of Mtskheta |
文化 |
危機リストに記載 |
| コロンビア | ロス・カティオス国立公園 Los Katios National Park |
自然 | 危機リストに記載 【遺産の特徴】コロンビア北西部のパナマ国境地帯にある。すぐれた生物多様性と植物の固有率の高さから、94年に世界遺産に登録。1属1種の固有のハチドリが2種生息するなど、希少生物の宝庫となっている。 【経緯】公園内外で不法伐採が横行している。コロンビア政府は自然保護のための国際援助を得ようと、自ら危機リストへの記載を申請し、今回認められた。 |
| ベリーズ | ベリーズ・バリア・リーフ保護機構 Belize Barrier Reef Reserve System |
自然 | 危機リストに記載 【遺産の特徴】北半球最大のバリア・リーフ、「メソアメリカ・リーフ」のうち、ベリーズ領内から7地点がピックアップされ、96年に登録された。絶滅の危機にある多くの海鳥の飛来地であり、サンゴ礁の美的価値も高い。 【危機の状況】マングローブの伐採と過度な観光開発のため、危機リストに記載された。 |
| [3] 新登録物件 ・・・・13件 |
| 国名 | 遺産名 | 分類 | 簡単な説明 |
| イタリア | ドロミティ The Dolomites |
自然 | アルプス山脈の東部にある山地。最高点のマルモラダ峰(3342m)は氷河をいただく。白雲石(ドロマイト)が形づくる山並みは、ほぼ垂直に切り立つ険しいもので、アルプスの他地域では見られない。その美観は古くから有名で、コルティーナ・ダンペッツォなどの観光名所も数多い。 |
| イラン | シューシュタルの歴史的水利設備 Shushtar Historical Hydraulic System |
文化 | イラン南西部、カールーン川蛇行部近くにあり、古くから商業・軍事上の重要拠点となったシューシュタル。町はカールーン川よりも10mほど低い場所にあり、洪水対策や農業用水の必要性から、水路やダムなどが建造された。川から水を引き、シューシュタルを通って再びカールーン川へ合流する運河や、ローマ時代に建造された「カエサルの堤防」と呼ばれるダムなどが残る。遺構のほとんどはササン朝時代(224〜650年)のもの。 |
| 英国 | ポントカサステ水道橋と運河 Pontcysyllte Aqueduct and Canal |
文化 | ウェールズ北東部にある全長18kmのポントカサステ運河は、19世紀初頭に完成した。水位を調整する閘門(こうもん)を設けず、その代わり地形に合わせていくつもの橋やトンネルがつくられた。なかでもポントカサステ水道橋は、高さ38m、全長307mある最大の橋。英国を代表する土木技師トーマス・テルフォードが設計した、同国でも有数の産業遺産だ。橋のアーチには鋳鉄と錬鉄が用いられ、軽くて丈夫なつくりになっている。 |
| オランダ/ドイツ | ワッデン海 The Wadden Sea |
自然 | ワッデン海はオランダ、ドイツ、デンマークの3カ国にまたがる遠浅の温暖な海域。そのうち66%に相当するオランダの「ワッデン海保全地区」、ドイツの「シュレースヴィッヒホルシュタイン・ワッデン海国立公園」「ニーダーザクセン・ワッデン海国立公園」が世界遺産に登録された。砂の浅瀬や砂州、沼沢地、海草原など環境は多様で、ゼニガタアザラシ、ハイイロアザラシ、ネズミイルカをはじめとする海生哺乳類が多数生息。鳥類にいたっては年間1200万羽が飛来し、そのうち29種は、地球上の全生息数の1割がワッデン海で繁殖または越冬している。 |
| カボベルデ 世界遺産初登録 |
シダーデ・ヴェリャのリベイラ・グランデ歴史地区 Cidade Velha, Historic Centre of Ribeira Grande |
文化 | 15世紀後半、ポルトガルがカボベルデ(ヴェルデ岬)諸島に建設した最初の植民都市。熱帯域におけるヨーロッパ初の植民拠点でもある。当時の町の名はリベイラ・グランデで、18世紀にシダーデ・ヴェリャと改名された。16世紀の大理石の柱で飾られたピロリー広場や、要塞、2棟の教会などの歴史的建造物が、創建時の街路とともに現存している。 |
| キルギス 世界遺産初登録 |
聖山スレイマン=トー Sulamain-Too Sacred Mountain |
文化 | キルギス南部にあり、標高1100〜1200mの5つの峰をもつ山からは、紀元前3000年紀の壁画やゾロアスター教の遺跡が見つかっている。山麓には16世紀以降のモスク、霊廟のほか、ムガル帝国初代皇帝のバーブルが建てたと伝わる16世紀の小屋などが残る。現在では中央アジアのイスラム教徒にとって重要な聖地と見なされ、ここへの巡礼はマッカ(メッカ)巡礼に相当すると信じられている。 |
| スイス | 時計製造都市の都市計画、ラ・ショー=ド=フォン/ル・ロックル La Chaux-de-Fonds / Le Locle, watchmaking town planning |
文化 | 17世紀にさかのぼる時計職人の町、ラ・ショー=ド=フォンとル・ロックル。現在の町並みは19世紀初頭の大火後に整えられたもので、単一の製造業に頼る町が、職人の要望で都市改造された過程をよく表している。いずれの町も平行に引かれた道路をもち、そこに住居や工場が有機的に配置されている。 |
| スペイン | エルクレスの塔 Tower of Hercules |
文化 | スペイン北西部の港町ラ・コルーニャにある古代ローマの灯台。建造は1世紀後期。大西洋に突き出た岩山に建ち、高さは55mある。後代に増改築されたが、いまも下部構造はローマ時代のまま。ギリシア・ローマ時代の灯台建築として、唯一の現存例である。 |
| 大韓民国 | 朝鮮王朝の王墓群 Royal Tombs of the Joseon Dynasty |
文化 | 1408年から1966年まで、500年以上にわたり造営された朝鮮王朝の王・王妃の墓所のうち、北朝鮮側にある2基を除く40基が登録された。王墓は、前に水景、背後に丘をひかえる美的に優れた土地を選んで造営されている。門や警護所、祠堂、厨房、石碑の覆堂(おおいどう)などの付属建築も現存する。 |
| 中国 | 五台山 Mount Wutai |
文化 | 山西省にある仏教の聖山で、頂上が平坦になった5座の峰をもつことから五台山と呼ばれる。五つの峰に囲まれた五台鎮にある顕通寺が五台山最初の寺院として創建されたのは、紀元1世紀のこと。以降、唐代の傑作とたたえられる仏光寺大仏殿、五百羅漢像と高さ9mの文殊菩薩像を安置する五台山最大の殊像寺大雄宝殿など、数々の建築物が建てられた。 |
| ブルキナファソ 世界遺産初登録 |
ロロペニの遺跡群 The Ruins of Loropeni |
文化 | ブルキナファソ南西部、コートジボワール、ガーナとの国境近くにある、105m×106mの土地を囲む石壁。言い伝えでは、アシャンティ王国の圧政に苦しめられたガン族が17世紀ごろに定住し、建造したという。しかし、それよりも早くこの地に住んでいたクランゴ族のものとする説もある。おそらく、サハラ交易の支配権をめぐる抗争か、奴隷交易から身を守るための要塞と思われるが、建造目的ははっきりしない。周辺には同様の遺跡が100以上もあるが、ロロペニは石壁の8割が創建時の高さ(6m)を保つなど、もっとも保存状態がよい。 |
| ペルー | 宗教都市カラル=スペ Sacred City of Caral-Supe |
文化 | 紀元前3000年以降、18の居住地がつくられたスペ川流域は、四大文明に匹敵する歴史をもつ場所として近年注目を集めているが、それらのなかで傑出した存在がカラルである。スペ川流域で随一の意匠と保存状態を誇り、円形広場や住居跡、ピラミッドといった遺構が残されている。 |
| ベルギー | ストックレー邸 Stoclet House |
文化 | 1905〜11年築。銀行家ストックレーが、当時のウィーン分離派の建築家ヨーゼフ・ホフマンに依頼して建てた。ストックレーはまた内部の調度品の制作も依頼し、同じくウィーン分離派のインテリア・服飾作家で画家のコロマン・モーザーが担当した。室内には、分離派の提唱者グスタフ・クリムトの壁画も残る。アール・ヌーヴォーからアール・デコや近代化運動への過渡期に位置づけられ、「総合芸術作品」の理想の具現化に成功している。 |
| [4] 拡大登録物件 ・・・・3件 |
| 国名 | 遺産名 | 分類 | 追加内容 |
| スロバキア | レヴォチャ、スピシュスキー・ヘラド、関連する文化財 Levoca, Spissky Hrad and the Associated Cultural Monuments |
文化 | 93年登録の「スピシュスキー・ヘラドと関連する文化財」に、「レヴォチャ歴史地区」を追加。 |
| フィリピン | トゥバタハ岩礁自然公園 Tubbataha Reefs Natural Park |
自然 | 93年登録の「トゥバタハ岩礁海洋公園」の登録範囲を3倍に拡張。 |
| フランス | サラン=レ=バンの大製塩所からアルケ=セナンの王立製塩所まで From the Great Saltworks of Salins-les-Bains to the Royal Saltworks of Arc-et-Senans, the production of open-pan salt |
文化 | 82年登録の「アルケ=セナンの王立製塩所」に、「サラン=レ=バン製塩所」を追加。 |
| [5] 登録見送り物件 ・・・・21件 ※分類は暫定リスト記載時のもの。 ※以下の21物件は09年委員会に向け提出された推薦書が「完全」だったにもかかわらず、登録が見送られたもの。必ずしもすべてが委員会で審議にかけられたわけではない。 |
| 国名 | 遺産名 | 分類 | 簡単な説明 |
| アルゼンチン/スイス/ドイツ/日本/フランス | ル・コルビュジエの建築と都市 L’oeuvre architecturale et urbaine de Le Corbusier |
文化 | (未稿) |
| イスラエル | ガリラヤのキリスト教遺跡群 Sites of Christianity in the Galilee |
文化 |
(未稿) |
| イタリア | イタリア・ランゴバルド王国の権力と崇拝の地(西暦568〜774年) Italia Langobardorum. Places of power and worship (568-774 A.D.) |
文化 | (未稿) |
| オーストリア | グラーツ歴史地区 ― 歴史地区とエッゲンベルク城 City of Graz - Historic Centre and Schloss Eggenberg |
文化 | (拡大登録の推薦) |
| クロアチア | ロニスコ・ポリェ自然公園 ― 中部サヴァ盆地の生きた景観と氾濫原の生態系 Lonjsko Polje Nature Park - A Living Landscape and the Floodplain Ecosystem of the Central Sava Basin |
複合 |
(未稿) |
| コートジボワール | グラン=バッサム歴史地区 Ville historique de Grand-Bassam |
文化 |
(未稿) |
| スウェーデン | ヘルシングランドの農場群と集落群 Farms and Villages in Halsingland |
文化 | (未稿) |
| スペイン/スロベニア/メキシコ | 大陸間の「王の道」にある水銀と銀の史跡。アルマデン、イドリア、サン・ルイス・ポトシ The Mercury + Silver Binomial on the Intercontinental Camino Real. Almaden, Idrija and San Luis Potosi |
文化 | (未稿) |
| スリランカ | セルウィラ・マンガラ・ラジャ・マハ・ヴィハーラヤ(既登録「宗教都市キャンディ」の拡大登録) Seruwila Mangala Raja Maha Viharaya (as an extension of the Sacred City of Kandy) |
文化 | (拡大登録の推薦) |
| スロバキア/チェコ | 大モラビアの遺跡群:ミクルチツェにあるスラヴ人の要塞集落群 Sites of Great Moravia: Slavonic Fortified Settlements at Mikulcice |
文化 | (未稿) |
| 大韓民国 | 朝鮮の白亜紀恐竜海岸 Korean Cretaceous Dinosaur Coast |
自然 | (未稿) |
| 中国 | 嵩山の文化財 Historic monuments of Mount Songshan |
文化 | (未稿) |
| ドイツ | シュヴェツィンゲン ― 選帝侯の夏の宮殿 ― 庭園設計とフリーメーソンの影響 Schwetzingen - A Prince Elector’s Summer Residence - Garden Design and Freemasonic Allusions |
文化 | (未稿) |
| パキスタン | メヘルガル、ラフマーン・デリ、ハラッパー(既登録「モエンジョダロの遺跡群」の拡大登録) Mehrgarh, Rehman Dheri and Harappa (as an extension of the Archaeological Ruins at Moenjodaro) |
文化 | (拡大登録の推薦) |
| ブラジル | パラティの金の道とその景観 The Gold Route in Paraty and its landscape |
文化 | (未稿) |
| フランス | レユニオン島のピトン、カール、ランパート Pitons, cirques et remparts de l’ile de la Reunion |
自然 | (未稿) |
| ベラルーシ | ポロツクの聖ユーフロシンの明白な精神的遺産 Tangible Spiritual Heritage of St. Euphrosyne of Polotsk |
文化 | (未稿) |
| ボスニア・ヘルツェゴビナ | ヤイツェの文化遺産・歴史都市 Cultural property-historic town of Jajce |
複合 | (未稿) |
| モルドバ | オルヘイ・ヴェキの文化的景観 Cultural landscape of Orheiul Vechi |
複合 | (未稿) |
| ルーマニア | スチェヴィツァ(既登録「モルドヴァの教会群」の拡大登録) Sucevita (as an extension of the Churches of Moldavia) |
文化 | (拡大登録の推薦) |
| ロシア | レナ石柱自然公園 Lena Pillars Nature Park |
自然 | (未稿) |
| [6] 書類不備のため審議されなかった物件 ・・・・9件 ※分類は暫定リスト記載時のもの。 |
| 国名 | 遺産名 | 分類 | 簡単な説明 |
| オーストラリア | オーストラリアの囚人遺跡群 Australian Convict Sites |
文化 | 英国植民時代、オーストラリア各地につくられた刑務所の一括推薦。もっとも有名なのがタスマニア島のポート・アーサー刑務所。英国からオーストラリアに流された囚人が新たな罪を犯した際に流されたことから、「監獄のなかの監獄」と呼ばれた。ほか、暫定リストにはニューサウスウェールズ州の3史跡、タスマニア州の3史跡、ウエスタン・オーストラリア州の1史跡も記載されている。 |
| ケニア | ジーザス要塞 Fort Jesus |
文化 | モンバサ市にある16世紀の要塞。4隅に稜堡をもった中央地区と、インド洋に面する長方形の突端部からなる。 |
| スペイン/ポルトガル | イベリア半島の恐竜足跡化石群 Dinosaur Ichnites of the Iberian Peninsula |
自然 |
中生代後期の恐竜足跡の宝庫であるイベリア半島からは、06年にスペインの35地区が世界遺産に推薦されたが、登録見送りとなった。これらはジュラ紀後期から白亜紀末期までの9000万年間に踏みつけられたものである。なかには長さ125cmというものもあり、まだ骨格化石が見つかっていない巨大恐竜の存在も明らかになっている。今回はポルトガルにあるジュラ紀中期〜後期の化石地区も加えた共同推薦となっていた。ポルトガル側には、サウロポッド類(首の長い巨大草食恐竜)が群れをなしていたことがヨーロッパで初めて確認された、ペドラ・ダ・ムアの化石地帯などがある。 |
| スリランカ | スリランカ中央高地:その文化・自然遺産 Central Highlands of Sri Lanka: its Cultural and Natural Heritage |
複合 | スリランカの中央山塊にある3つの保護区から構成される。コーン型のアダムス峰は標高2243mで、古くから「スリランカの灯台」と呼ばれ、船乗りたちの目印になってきた。ブッダが踏みつけたといわれる足跡があることから、スリランカ随一の聖山でもある。周辺にはピグミーフォレストと呼ばれる、小型樹木だけから形成される独特の森林が広がる。 |
| タジキスタン | タジク国立公園(パミール山地) Tajik National Park (Mountains of the Pamirs) |
自然 | 1992年に設立された、タジキスタン唯一の国立公園。国土の2割の面積を占める。最高点はイスモイル・ソモニ峰の7495m。植生は地域的な差が大きく、東部は灌木のまばらな高山砂漠、西北部は森林地帯で、西南部では谷底でのみ高山林が発達する。哺乳類には絶滅の危機にあるユキヒョウもいるが、ヒツジの仲間のアルガリの個体数がとくに多い。しかし狩猟の標的になっており、個体数の減少が懸念されている。 |
| タンザニア | ンゴロンゴロ保全地域の複合遺産としての再登録 Ngorongoro World Heritage Mixed Site (extension and renomination under cultural criteria) |
複合 | (拡大登録の推薦) |
| ベラルーシ/ポーランド | 人と自然の作品、アウグストフスキ運河 Augustowski Canal, a work of man and nature |
文化 | 全長101.2km。ヴィスワ川からビェブジャ川を通って、チャルナ・ハンチャ川まで結ぶ、現在も航行可能な運河。開削は1823〜39年。プロイセンが自国内を通過するポーランドとリトアニアの産品に、一方的に高関税を設定したことから、プロイセンを通らないバイパスとしてつくられた。氷河後退後に出現した沼沢地や、いくつもの河川を利用し、可能な限り周囲の自然環境との調和を図りながら改作された。 |
| メキシコ | カラクムルの古代マヤ都市と熱帯林保護区(カラクムル遺跡の複合遺産としての再登録) Ancient Maya City and Protected Tropical Forests of Calakmul (extension and renomination under natural criteria) |
複合 | (拡大登録の推薦) |
| エル・レアル・デ・ラス・オンセ・ミル・ビルヘネス:コサラの鉱物文化的景観 El Real de las Once Mil Virgenes: a Mineral Cultural landscape of Cosala |
文化 | コサラは1562年に創建されたメキシコ北西部の鉱山都市。不規則な地形に合わせ、大小さまざまな路地が入り組んでいる。建ち並ぶ住宅は日干しレンガの壁、タケの屋根など、この地で採れる建材によってつくられている。銀の採掘は19世紀に最盛期をむかえ、1898年にはシナロア州における全採掘量の半分を占めた。ここはまた周辺との物資運搬拠点にもなり、1826年以降、西部州(現在のソノラ州、シナロア州、米国アリゾナ州に相当)の州都となった。 |
・このページはユネスコ公表情報をもとに作成しました。(http://whc.unesco.org/en/news/) ・その他の主な参考資料 『中国山西省 聖地五台山』山口厚編著、国書刊行会、1986年 「タジキスタン共和国タジク国立公園の価値と管理の現状」渡辺悌二、コクール・カシロフ著、『國立公園』07年4月号(第651号)所収 World Heritage Centre - Tentative Lists(http://whc.unesco.org/en/tentativelists/) KBSニュース記事(http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_detail.htm?No=34240) 朝日新聞 09年6月26日夕刊記事 および、弊サイト「裏世界遺産の館」 |