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「私たちは双子座の姉妹、ミ・ファ・ソ・ラ・ミ・レ・レ・ミ・ファ・ソ・ソ・ソ・レ・ド」。監督ジャック・ドゥミと音楽ミッシェル・ルグランが『シェルブールの雨傘』に続いて送るミュージカル・シリーズ第2段。邦題『ロシュフォールの恋人たち』。
双児のソランジュとデルフィーヌを演じるのは、史上最高の "本当の" 美人姉妹、フランソワーズ・ドルレアックとカトリーヌ・ドヌーヴ。彼女達がはしゃぐように歌い自由に動き回るのを観ているだけで、もう大満足。だってだって、「私たちがヌードになると、腰のくぼみに双児のしるし」 ! そして、レオタード姿でバレエのレッスンを付けるドヌーヴ、清楚なワンピースで軽やかに舞うドルレアック。ラメ入りの真っ赤なドレスのスリットから、長い脚を大胆に見せつけて2人で踊るフェスティバルでのダンスシーン。これで完全にノックアウト。
夏の終わりの港町、みんな誰かに恋をしたくてウズウズしている。すれ違いと出会い。そんなありがちなラヴストーリーも、ドゥミとルグランの手品師コンビにかかれば素敵なドラマに変身してしまう。特に、この映画のためにルグランが書き上げた曲の数々は、もう絶品 ! DJ君やピチカート・マニアの方々は必死になってこのサントラのアナログ盤を探しているようだけど、それも頷ける。『ロシュフォール〜』を観たことのない人でも、ミッシェル・ルグランに興味のない人でも、この映画のテーマ曲を聴けば、「あっ、これ知ってる !」って思うはず。そして、きっと一緒に口ずさんでしまう。1度聴いたら忘れない、忘れられない曲の数々。再発されたCD(ジャケ違いなんだケド)には、ボーナス・トラックもたくさん入ってお買得なので、ぜひチェックしてみてください。
この作品や、トリュフォーの『柔らかい肌』に出演した後、フランソワーズ・ドルレアックは25才の若さで亡くなってしまう。でも、こんなことを言ったらあるいは不謹慎なのかもしれないが、こうして実妹と生の歓びに満ち満ちた表情で共演している作品を観ることができるのは本当に嬉しいし、だからこそまた、彼女が若くして他界してしまったのが残念でならない。
ちょっとしんみりしてしまいましたが、この映画の彼女達のように毎日を過ごせたらいいよね。「悩みはあっても夢がいっぱい、ミ・ファ・ソ・ラ・ミ・レ・レ・ミ・ファ・ソ・ソ・ソ・レ・ド !」
la Ville de Rochefort−ロシュフォール市のweb site(この映画のページもあるよ)
Francoise Dorleac
Catherine Deneuve
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