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これまでにもこのページで何回かカヒミ・カリイの名前を出してきたので、再度彼女をとりあげることについて、「またぁー」と思っている人もいるかもしれない。それほどまでにフレンチィな女の子の代表格として定着しているカヒミ。
4年前、池袋のP'Parcoのオープン1周年記念プレゼントに何気ない気持ちで葉書を出して当たったのが、カヒミ・カリイのこの7インチ・レコード。実は、そんなに彼女に入れ込んでいた訳でもなくって、当時は「可愛いコがいるな」と思っていた程度。ただ、友達にカヒミのファンの女のコが何人かいて、その影響で葉書を書いたら見事当選してしまった。もちろん、思いっきり自慢しまくりました。プロモ盤なのでジャケ無し。A・B面のレーベルが逆に貼られているのもご愛嬌。
最新作の "K.K.K.K.K."(とそのリミックス・アルバム)も良かったけど、やっぱり1番好きなのは、前作『クロコダイルの涙』。2年前の春にリリースされたアルバム。メランコリックな10曲の裏に隠された、時として聴く者を深く切り裂くほどに研ぎ澄まされた彼女の鋭い眼差しは、春の暖かさの中に隠れている冷たさを連想させる。美しい春の腐臭。Dのページでも触れたけど、MomusプロデュースのM3 "David Hamilton" はこのアルバムのエッセンスが凝縮されていて、特にお勧め。
Momusの他にも、小西康陽、Coba、Katerine、日暮愛葉と豪華なプロデューサー陣。曲毎にこの5人を使い分けながら、チグハグな印象を与えずにトータルなコンセプト・アルバムに仕上げるあたりは、さすがカヒミ。
カヒミがインディーズ系フレンチィの代表なら、メジャー側の代表は加藤紀子。でも、あんまり彼女のことは知らない。最近まで、クイズ番組に出ているきれいな女のコ位の認識しかなかったし。このCDも、偶然見かけたジャケと "Souvenir" のタイトルに惹かれて購入。
さらに雑誌をチェックしてみると、あのジャン・ジャック・ベネックスが「赤面しながら『僕の映画に出てほしい』と言ったほど」(BRUTUS 411号)とあるからすごい。そう思ってよく見てみると、確かに日本人離れした顔だち。このジャケットの足の曲げ具合もキュート。新しいフレンチィ・アイドルの誕生かも知れない。このアルバムの内容はとりあえずおいといて(ごめんねノリちゃん)、5月にはパリ録音(!)の新譜も出るって話だし、ますます期待度大。要チェックかもしれない。
で、冒頭のタイトルの "KAHIMI KARIE vs NORIKO KATO" なんだけど、ここで甲乙をつける気は毛頭ありません。2人のスタンスが全く違うので、一概に比べられないし、まして対決なんてさせられない。それに、女のコの「対決」って、端から見てるだけでコワイしね。
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