コンビニ店員のつぶやき日誌!!

ダラダラ廃棄を克服する弁当発注のテクニック

【第1回 弁当発注の基礎】(全3回)

弁当などの商品の場合、一日に3便配達されています。それぞれの便の弁当が、店に入ってきてから販売終了(消費期限の数時間前に撤去)になるまでの間はだいたい16時間としたものです。(大手チェーンの場合)

販売する時間は16時間しかありませんから、その時間内で売れる量を発注するのです。
しかし、これが実に難しいのです。もし、全部売り切れてしまうと、弁当の棚はガラガラになってしまいます。…あぁ、これは悲惨ですね。なぜなら、コンビニに弁当が置いてないなんて、酒屋に酒を置いてないのと同じようなものじゃないですか。
ですから、全てを売り切らないように適度に残るように発注するのです。

しかし、逆に残りすぎると、廃棄になってしまうので、このバランスがとても難しいですよね。

しかも、この“売り切らないように適度に残す”というのがクセモノなので注意が必要だったりします。


先ほど述べたとおり、多くのコンビニの場合、24時間営業で、弁当の配送は毎日3便あります。
一般的には次の通りです。カッコ()の中は、だいたいの納品時間です。
 1便…朝食用(深夜0〜3時)
 2便…昼食用(朝9〜11時)
 3便…夕食用(昼15〜17時)


販売時間は約16時間ですから、1便の商品は16時くらいまで販売可能です。同様に、2便の商品は24時ごろまで。3便商品は翌朝9時ごろまでが販売可能となります。

図で表すと、こういう感じになります。

米飯在庫推移

入荷時には、前の便の残りの数に、次の便の入荷数が足されて、在庫数が増えているのがわかります。
時間の経過と共に商品の在庫数は減っています。(これは、売れているということです。)

一方、図の一番右端の方にある、赤いグラフの右側がストンと切り落とされていますが、これが廃棄です。



売れ数の予測には、ストアコンピュータを活用するのは言うまでもありません。しかし、米飯系の発注は、単純に、売上げ予測数=発注数ではありません

単純に売れ数を予測した発注数を入力するだけではいけないのです。


今の売り場の在庫数を睨みながら、これから先の売れ数を予測し、24時間後までの商品の入荷数を決定していく緻密な思考作業なのです。

売り場の在庫を常に最低限確保しつつ、いかに廃棄を出さないかが発注の腕の見せ所です。


次回からいよいよ、“ダラダラ廃棄”について、書いてみようと思います。

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