【第3回 暗黙知の表出 その2】(全8回)
前回は店長が書く業務日誌の話でしたが、店長といえど、所詮は一人の人間です。
この話をする時には、エジプトのピラミッドを思い出します。
ピラミッドには多数の石が積み上げられて建造されています、あのピラミッドを一人で作れといわれたらどうでしょう。
当然ながら、一人ではできません。
いや、できないというのは間違いかもしれません。
一人で作るのも可能でしょうが、それなりに小さなピラミッドしか作ることはできません。
店舗運営のノウハウもそれと同じです。
一人で業務日誌を書くだけでは、そこそこのノウハウは出てくるでしょうが、やはり、それなりの規模になってしいまいます。
ではどうするのか。
そこはやはり、
現場で働いている人、全員に出してもらうのが一番ということになります。
そこで登場するのが、このオペレーションノート(チェーンによって呼び方は違いますね)

店によってはほとんど活用してないところもありますが、そんな店は、
“もったいない!!”の一言に尽きます。
…いや、これは失礼しました。店によっては、本部支給のノートでは物足りなくて、自分の店で同じような連絡帳を作ってる店もあるかもしれません。
※このノートは店舗のスタッフさんが、仕事中に思ったことや、他の時間帯の人への連絡、改善案などを書いてくれるノートです。
毎日仕事が終わったら、これに記入して帰るようにする習慣をつけることが大切。
書くことがなくても、とにかく何でもいいから書いてもらいます。
しつこく言いますが、
習慣が大切です。
このノートの保管期間は、保管場所さえあれば、できるだけ残しておきましょう。後々、振り返ってみると、面白かったり、とても役に立ったりします。
ポイントは、店長が
1週間に1回くらい、大事な事を書いてる部分を別のノートなどに転記して「まとめノート」を作ることです。(余裕がなくても、ひと月に一回くらいは)
「まとめノート」を作ることで、たくさんのごちゃごちゃした情報の中に埋まった貴重な情報を残しておくことができます。
少し大げさかもしれませんが、
「まとめノート」は“知の集積”となります。