【第6回 ABC分析による商品カットで注意するべきこと】
前回の続きで、今回は、『カットしてはいけない商品』の話をしたいと思います。
コンビニには、毎週毎週、新商品が入ってくるのは、もうお解りいただけたかと思います。
その『新商品』を売り場に陳列する際には、商品カットの検討をしなくてはなりません。
カットする商品を検討する方法として、ABC分析を用いた基本的な検討方法を説明してきました。
カット商品は、Cランク商品郡。(一部の商品郡の場合は、Bランク下位からカット)
ここまでの内容がご理解していただいたところで、今回の主題に移りたいと思います。
Cランク商品だけど、『カットしてはいけない商品』というものがあります。
それは一体、どういう事でしょうか。
そういった商品類の多くは、
文具類・紙、生理用品類・化粧品類・洗面浴用品類・家庭用品などに多く隠されています。
さらに、冷蔵ケースにも隠されています。
『カットしてはいけない商品』をカットしてしまった場合、機能欠落という状態になるのです。
ここまでお話したら、だいたいの想像はついてきましたね。
『カットしてはいけない商品』とは、他に代替がきかないもの。「店においてないといけない物」という商品群のことです。
例えば、文具類では履歴書、紙、生理用品では消毒液、化粧品では髪色もどし、洗面浴用品では石鹸、家庭用品では洗濯洗剤、耳かきや爪きりも大切ですよね。
あと、冷蔵ケースで言ってみれば、チーズやバターもかもしれません。
こうやって、言い出したらキリがありません。
とにかく、その商品をカットしてしまった場合、他に代替の商品があるか?ということを常に考えてからカットを行うようにしてください。
僕の店でも、こうした失敗例がありました。
以前、アルバイトさんに冷凍リーチインの発注を任せたことがあったのですが、たまたま「ロックアイス」(氷)が一定の時期まったく売れてなかったのです。
その頃、季節は真冬で、必要ないだろうと、そのアルバイトさんは解釈したようです。そして、「ロックアイス」(氷)をカット。
次の日曜日に、野球チームのユニフォームを着たお客さんに、早朝から怒られました。
「なんで氷がないんだ!」って。
と、まぁそんな所で、『カットしてはいけない商品』の話は終わりたいと思います。
ここまで全部が理解できれば、販売管理の基本の「ABC分析」というものがどんなものであるのかがちょっと解ったんじゃないかなと思います。
それでは、また次回。
次回は、ABC分析による、廃棄ロスの抑え方