トップページヘ戻る ユーシン渓谷

8.14(Mon)

家族構成
夫 39歳    妻 39歳    長女 9歳    次女 5歳

ハイキング開始まで
7:00 起床
8:10 出発
9:00 玄倉着
9:25 ハイキング開始

 今日は山登りではなくハイキングに行くよと言って出かけた。まだ真夏真っ盛りで汗だくの1日を想定していた。今日の楽しみは玄倉川の清流と人気(ひとけ)のない暗いトンネル歩き、それから帰りに寄ろうと思っている温泉だ。懐中電灯を持って来た。あと、一度は登りたいと思っている丹沢最高峰の蛭ヶ岳に登るルートとして、ユーシンロッジに宿泊する方法も検討しているので、今回はその下見も兼ねている。

ルートマップ

コース標高

タイムテーブル

チェックポイント 到着時刻 出発時刻 徒歩時間 休憩時間
ゲート   9:25    
境隧道 9:45 9:45 20
青崩隧道 10:10 10:15 25
石崩隧道 10:22 10:22
玄倉ダム 10:25 10:25
4番目の隧道 10:35 10:45 10 10
5番目の隧道 10:55 11:00 10
6番目の隧道 11:10 11:10 10
7番目の隧道 11:15 11:15
第八隧道 11:22 11:25
ユーシンロッジ 11:45 12:35 20 50
         
ゲート 14:15   100  

所要時間

  私たちの所要時間
(休憩込み)
ガイド等による所要時間
(休憩なし)
往路 2時間20分 2時間
昼食 50分  
復路 1時間40分 2時間
合計 4時間50分 4時間

ユーシン渓谷
 玄倉(丹沢湖キャンプサイト)から林道を車で入る。この林道は途中で施錠されたゲートがあり、一般車両は通行できない。ユーシンロッジに宿泊する客は玄倉にある売店でゲートを開ける鍵を貸してもらえるらしい。車が通れる道であることは分かっていたが、やっと一台通れる程度の細い砂利道になり、ちょっと不安になりながら進んでいくとゲートに到着。ゲートの横には車が20台くらいとめられる広い駐車スペースがある。

 駐車場に車をとめてゲートを通って林道を歩きはじめる。落石注意や増水注意などの標識が何箇所もある。この林道は玄倉川に沿って上流に上っていく道なので、緩やかではあるがずっと登り道だ。登山道と比べればほとんど平坦なので、子供達が「ハイキングは楽だなぁ、こんな道ならいくら歩いてもぜんぜん疲れない。」と言ってとても楽しそうにおしゃべりしながら歩いている。

 1つ目のトンネル(境隧道)に着いた。明かりは全くなし。中はひんやりした感じで涼しい。素掘りではなく壁は補強されている。2つ目のトンネル青崩洞門は、岩が剥き出しで結構長く、カーブしていて出口の明かりが見えないので本当に真っ暗だ。懐中電灯なしでは一歩も歩けない。このトンネルは途中で小さな横穴があり、その穴から外へ出ることができる(写真右上)。横穴を出るとそこは山肌の中腹側面で、下は落ちたら絶望的な断崖絶壁。トンネルを出たあと振り返って見てみると、さっき顔を出した横穴が山の中腹に小さく見えた。


 写真左上は玄倉ダム、右はその少し上流の玄倉川の景色だ。水がとてもきれいで、エメラルドグリーンに光っている。なんでこんな色に見えるのだろう。ダムの水深は5m以上ありそうだが、底まで透き通ってはっきり見えた。こどもたちが「テーブル珊瑚だ」と叫んだのは、岩に藻が生えたものだが、確かに南の海のような光景だった。途中、川で釣りをしていた人がいたので降りてみた。水は冷たくてとてもきれいだが、魚は見かけなかった。


 左上の写真は第八隧道。最後のトンネルだ。これを抜けたところで、最初の道標を見つけた(写真右上)。今日は地図を忘れてしまって、道標も全然なかったので、今どの辺りを歩いているのか、あとどのくらいで着くのかわからない。こういうのは精神的に疲れる。道標を見つけて残りわずかだと分かると、がぜん元気が出てきた。ここから20分足らずでユーシンロッジに到着。

ユーシンロッジ
 塔ノ岳への分岐を折れて、美しい杉林の中を歩いていくと、ユーシンロッジに到着。ユーシンロッジはちょっと古そうだが周りの景色にマッチした木造の大きな建物だ。広いエントランスと食堂が見えた。ひと部屋に2段ベッドが4つある洋室と畳の和室があった。前庭にはキャンプファイヤーができそうな広場と新しく出きたトイレ棟がある。ベンチに座って持参したおにぎりの昼食をとった。こどもたちは大きなアリを追いかけて遊んでいた。

 ロッジの左側には釣り橋があり、大石山へ続く登山道になっている。橋の横から川におりてみた。本当にきれいな清々とした流れだ。夕食のデザートに出されるのだろうか、スイカがひとつ川の水に浸して冷やされていた。

 帰路は来た道をただ戻るだけ。ずっと下り道になっているせいか、子供達が走るように降りて行く、いつも下りに弱い私も、今日は頑張って歩いているのに、あまりの速さにぜんぜん着いていけない。「何でそんなに速く行っちゃうのー」と叫ぶだけだ。途中何箇所かの岩肌に”ALT480”のように、多分標高だと思われる数字が書かれていたが、緩やかではあるが、それでも200m以上の標高差があるようだ。

ブナの湯

 今日の本当の楽しみはなんといっても温泉だ。おいしいビールを飲むために、ハイキングして汗を流して来たようなものだ。ブナの湯は丹沢湖から西丹沢へ向かう途中の中川温泉にある。公営の温泉なので、1日入って、大人1000円、子供700円とリーズナブル。2時間だと少し安くなる。アルコール類の販売はしていないというので、アイスボックスに冷えたビールとつまみをしっかり持って行った。ジュースとアイスの自動販売機と、お土産を売っている売店がある。お勧めはヨモギまんじゅう。おばさんがレンジで暖めてくれた。ヨモギの香りがとても良くて、あんこもおいしいかった。食品類の持ち込みも可。

 温泉は内風呂と露天風呂があり、曜日によって女と男風呂が入れ替わるようになっている。お風呂の広さがちょっと違うらしい。露天風呂脇に草木が植えてあって、なかなか風情がある。休憩室は畳の大広間で、思い思いに寝転がったり、飲み食いしたりしている。うちはもちろん酒盛りだ。休憩室は中川に面していて、ベランダからきれいな水の流れを見ることができる。泳げるくらいの深さがあるところもあり、子供達が水中めがねなどをつけて川遊びをしていた。川には温泉の駐車場からすぐ下りていけるようになっているので、こどもは川遊び、親は温泉という感じで遊びにきているお客さんも多いようだ。うちも今度やってみよう。

 それにしても、ハイキングして、温泉に浸かって、飲むビールは最高。帰りの運転は旦那さまにお任せなので、またもや飲み過ぎてしまった。

 

あとがき
 標準で往復4時間、ちょっとゆっくり歩いても5時間くらいの平坦なハイキングルートなので、山登りはちょっときついかなとか、足慣らしのためにはいいコースだと思う。真っ暗なトンネルがあったり、きれいな川があったりと、子供もあきずに楽しみながら目的地に着いてしまいます。かえでの木をけっこう見かけたので、紅葉の時期もお薦めかも。

 帰りは下り坂の勢いに乗って、標準時間よりもかなり早く歩いてしまいましたが、きっと早く温泉につかりたい気持ちがそうさせてしまったのでしょう。渓谷歩きだったせいか、真夏にも関わらず涼しくて気持ちのよい散策ができました。子供達はぜんぜん疲れない、まだいくらでも歩けるとか言っていたが、万歩計は23000歩を超えていました。