丹沢表尾根 ヤビツ峠〜塔ノ岳
5.2(Sun)
家族構成
夫 37歳 妻 37歳 長女 8歳 次女 4歳5ヶ月
登山開始まで
5:00 起床
6:00 出発
6:20 ヤビツ峠の駐車場着(満車)
6:30 富士見橋付近の登山道わきに駐車
6:35 登山開始
表尾根は丹沢屈指の眺望を誇る人気のある登山コースです。目指す塔ノ岳(とうのだけ)は標高1490m、丹沢の表玄関的存在です。表尾根縦走というと、普通はヤビツ峠から塔ノ岳へ登り、大倉尾根を下るルートを選ぶようですが、
- 8時頃の秦野発のバス(ヤビツ行きは朝8時代の2〜3本しかない)に乗って登った場合、帰りの大倉の最終バスに間に合う時間に降りてこられるのか?
- 休日は登山道が混雑すると聞いていたので、気持ちよく歩けないのではないか?
ということが心配だったので、早朝に車で富士見橋もしくはヤビツ峠まで入って、バス便の人たちが到着する前に登ることにした。駐車地点−塔ノ岳を往復することになるが、地図上では、塔ノ岳からの復路は大倉に降りる場合よりも2倍近い時間がかかることになる。
ルートマップ
コース標高
タイムテーブル
| チェックポイント |
到着時刻 |
出発時刻 |
徒歩時間 |
休憩時間 |
| 富士見橋 |
6:35 |
6:35 |
|
|
| 二の塔 |
7:45 |
7:55 |
70 |
10 |
| 三の塔 |
8:15 |
8:25 |
20 |
10 |
| 烏尾山 |
8:55 |
9:05 |
30 |
10 |
| 行者岳 |
9:35 |
9:45 |
30 |
10 |
| 書策小屋 |
10:15 |
10:20 |
30 |
5 |
| 新大日 |
10:35 |
10:40 |
15 |
5 |
| 木の又小屋 |
10:55 |
10:55 |
15 |
0 |
| 塔の岳 |
11:15 |
11:55 |
20 |
40 |
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| 富士見橋 |
16:50 |
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所要時間
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私たちの所要時間 (休憩込み) |
地図上の所要時間 (休憩なし) |
| 往路 |
4時間40分 |
3時間20分 |
| 昼食 |
40分 |
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| 復路 |
4時間10分 |
2時間15分 |
| 合計 |
9時間30分 |
5時間35分 |
※地図…『山と高原地図28 丹沢』昭文社より
往路
二ノ塔(にのとう)までの1時間20分は急坂・階段が多く、見晴らしもあまり良くないのでとてもつらい。このルートで一番精神的にめげるところだ。帰りに二ノ塔で幼稚園生と小学生を連れたファミリーに出会ったが、眼前の三ノ塔(さんのとう)の高さにめげたようで引き返すとのことだった。ここから先が見晴らしの良いルートで三ノ塔まで上がることを薦めたかったが、確かにかなりの覚悟が要るのかもしれない。
二ノ塔から先はゴールの塔ノ岳までずっととても見晴らしの良い尾根歩きになる。次の目標地点までのルートが良く見えて励みにもなるが、三ノ塔頂上からはるか遠くに最終目標の塔ノ岳まで見えてしまうのには、気の遠くなる思いがした。
三ノ塔から帰りに登るのが憂鬱になるほどの急坂を下り、少し登り返すと烏尾山。その先は小ピークがいくつも連なる行者岳へと続く。
行者岳付近の鎖場は思った以上に急で、自分だけで精一杯という感じで子供は夫に任せきりだった。4歳の娘は途中で何度も『何歳?』、『よく登ったね』、『頑張ってね』と色々な人に声をかけてもらって上機嫌だった。人に会うたびに元気良く『こんにちは!』と挨拶していた。
行者岳から書策小屋(かいさくごや)、新大日(しんだいにち)まではかなり急な階段。そこから左に折れるようにして、しばらく木々の間を歩く平坦な道となり、木の又小屋を経て最後に塔ノ岳への急坂が待っている。
下の写真は、上段左が三の塔−烏尾山間で塔の岳を望む所、右は行者岳−新大日間の細い尾根線、下段が行者岳付近の鎖場。

頂上
実は、書策小屋あたりまで登れば目標達成のはずで、行けるところまで行って12時位をめどに引き返す予定だった。しかし、みんなの頑張りでついに塔の岳まで来てしまった。山頂で、登り始めに出会ったご夫婦に『良く登って来ましたね』と声をかけてもらって嬉しかった。
頂上は思っていたよりずっと広く、立派な山小屋が立っていた。周囲は360度の素晴らしい眺望で、丹沢の山々が一望できる評判通りの絶景だった。ただ頂上付近に住みついていると聞いていた鹿の塔太郎には会えなかった。『頂上で鹿に会えるよ』と言って子供たちを頑張らせて登ってきただけに、ちょっと残念だった。
復路
往路で『帰りにここで食べようね』と約束していた木の又小屋でかき氷を食べた。ひとつ400円。これは子供の励みになってよかった。木の又小屋のおばさんに、『もうすぐ頂上だよ』と言われたので、『塔の岳まで行って来ました、これから帰るところです。』と言ったら、『往復するの?、そんな子始めてだね。』と驚かれてしまった。やっぱり普通はやらない無謀なことなのかな?と帰途が不安になる。
バスで来た人達が登って来るようで、登山道が大分込んできた。行者岳の鎖場では大渋滞していた。こちら側からはすいすい行かれたが、反対側からは立ち止まる程の列ができていて通過するのには30分以上かかるかなと思った。やはり早く来て良かった。鎖場で子供たちは色々な人に助けてもらった。リュックごと持ち上げてもらって登ったりした。
3時ごろになると疲れがピークになってきた。想像していた通り、三ノ塔への登りは壁のようにそそり立っていてこれでもかというくらいに強烈だった。その後の下りでは足がふらついてよく転びそうになるし、実際に何度か転んだ。アップダウンが繰り返しやってくるので、疲れた足にとても堪える。夫は、子供たちの気を紛らわせようと、話をしながら歩いている。4歳の次女も疲れているはずなのに、歌いまくって、しゃべりまくていた。私は、話す気力もなく、一番後ろをひとりで歩く。
あとがき
評判通り、見晴らしが良く、登山道も整備されていて、気持ちの良い尾根歩きのできる素晴らしいルートだった。自信を持ってお薦めできますが、いくつものピークを越えていくアップダウンの激しいコースなので、体力的にはかなりの覚悟が必要です。
とにかく疲れました。一番疲れたのは私だと思う。次の日から2日間筋肉痛。朝起きるのにもひと苦労、階段が降りられない程だった。子供たちは2人とも全く平気だった。どこも痛くないと言っていた。子供の体力と柔軟性には驚いた。4歳の子供もここまでやるとは思わなかった。やっぱり、やる気を出して挑戦してみることが大切だと実感。いつも夫任せなのを、ちょっと反省しなくては・・・。
こんな究極状態の疲れ方とダメージだったのですが、不思議なことにこれがかなり心地よく感じてしまいました。痛い体を引きずりながら、次の日には『今度はどこへ登ろうか』と考えていた。もしかして、はまったのかな?
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