トップページヘ戻る 大山三峰山

5.27(Sat)

家族構成
夫 38歳    妻 38歳    長女 9歳    次女 5歳5ヶ月

登山開始まで
6:00 起床
7:10 出発
7:40 広沢寺温泉駐車場着
7:45 登山開始

 大山三峰山(みつみねさん)は大山から北東に延びる尾根上にある標高935mの小さな山ですが、山頂付近には、北峰、中峰、南峰と小さなピークが連続していて、ハシゴやクサリ場が多く、変化に富んだ尾根歩きが楽しめます。正式には三峰山といいますが、丹沢山から宮ヶ瀬に延びる尾根上に三ツ峰と呼ばれるピークがあるので、これと区別するため、通常は大山三峰山と呼ばれています。

 今回は、広沢寺温泉の駐車場に車を止め、広沢寺温泉入口からバスに乗って煤ヶ谷まで行き、ここから三峰山に登って、広沢寺温泉側へ下りてくる周回ルートを計画しました。

ルートマップ

コース標高

タイムテーブル

チェックポイント 到着時刻 出発時刻 徒歩時間 休憩時間
広沢寺温泉   7:45    
広沢寺温泉入口 8:00 8:25 15 25(バス待)
煤ヶ谷 8:40 8:40 15(バス)
物見峠分岐 9:40 9:50 60 10
物見峠分岐 10:15 10:20 25
北峰 11:00 11:05 40
中峰 11:15 11:15 10
南峰(三峰山) 11:30 12:10 15 40(昼食)
唐沢峠分岐 12:35 12:40 25
不動尻(キャンプ場) 13:35 13:45 55 10
山神隧道 14:10 14:10 25
広沢寺温泉 14:40   30  

所要時間

  私たちの所要時間
(休憩込み)
地図上の所要時間
(休憩なし)
往路 3時間20分 3時間10分
昼食+バス待ち 65分  
復路 2時間30分 2時間
合計 5時間50分 5時間10分

※地図…『山と高原地図28 丹沢』昭文社より

往路
 車で広沢寺温泉へ向かう途中、広沢寺温泉入口のバス停でバスの時間を確認する。上煤ヶ谷行きと上谷戸行きがあり、上谷戸が煤ヶ谷の手前か先か分からず、時間を把握できない。上谷戸行きのバスにはちょうど間に合いそうなので、急いで車を停めに行く。広沢寺温泉前の駐車場に車を止める。20台くらいは止められる結構大きな駐車場だ。広沢寺温泉は由緒ありそうなかなり立派な旅館だった。

 車で入ってきた道を歩いてバス通りへ向かう。15分ほどでバス通りに出た。5分ほど待って上谷戸行きのバスが来たが、運転手さんに聞いたら上谷戸は広沢寺温泉入口の次のバス停で、煤ヶ谷には行かないとのこと。煤ヶ谷行きは8:25で時間が大分待つことになる。仕方がないから、すぐ側のコンビニでジュースを飲んだ。結局バスの待ち時間は25分。ちょっともったいない待ち時間だ。バスの中で聞いたら、バスの路線や時刻表をFAXで教えてくれるサービスをやっているそうだ。
FAX番号は、0463−93−1229(神奈川中央交通バスFAXサービス)。ここに知りたい情報と返信先をFAXすると、FAXを送ってくれるそうだ。バスの本数が少ないので、調べてから行ったほうがベター。

 乗客は私たちの他に5人。みんな登山客のようだ。約15分で煤ヶ谷に到着。

 ”不動尻−谷太郎林道、この先200m右は物見峠、不動尻は直進”という案内板に従い、バス停をあとにして川沿いの道を進む。小さな集落の間を通るが、家の敷地内を歩いているようで、一瞬道を間違えたような感じがする。集落を抜けると急に山道らしくなる。樹林の中をゆるやかな登り道が続く。

 しばらく歩くと、かなり急なジグザグの道にかわり、息を切らしながら登っていく。いつものように上の子が少し遅れ出すが、今日は比較的頑張っている。予定通り、ちょうど1時間で物見峠分岐に着いた。

 ベンチがあるので、みんなで飲み物を飲む。我が家では、日帰り登山に行くとき、各自が自分のリュックに500mlペットボトルのジュースかお茶を2本ずつ持っていく。これを自己管理で飲ませるようにしている。最初から自分の分はこれだけだと分からせておくと、5歳の次女も、あとのことを考えてちゃんと配分して飲む。

 この物見峠分岐には右下写真にある道標が立っている。「・・・経験者向きの登山道・・・、引き返す勇気が必要です」。けっこう強烈な脅し文句だ。低い山だからといって、甘く見てはいけないようだ。



 分岐を左に行くと、しばらくして鹿除けのフェンスを通り抜ける。登山道の部分だけドアが付いている。丸太でできた階段状の急な登り坂を登ると、比較的平坦な尾根歩きとなる。今日は曇りで風がとても強く、尾根線の木々の枝がヒューヒュー鳴きながら左右に大きく揺らいでいる。風の音の中、次女が全く見えなくなってしまうような、一面熊笹に覆われた箇所や片側が崩落している狭い尾根などを通っていく。かなり長い尾根歩きだ。

 しばらくすると、急な登り坂になる。これが北峰だ。北峰の上からは、これから行く中峰と南峰が見渡せる。大きくはないが、らくだのこぶのように急峻なピークだ。この北峰からは、ガレ場やザレ場が続き、ハシゴやクサリ場が連続するアスレチックのような尾根になる。こどもたちはこういう場所が大好きで、特に上の子はとても速い。

 中峰を乗り越え、南峰の最後の登りにかかる。とても急峻だが距離は短く、意外とあっけなく南峰(三峰山)に到着する。

三峰山頂上
 三峰山南峰の頂上はとても狭く、10数人の登山者でとても窮屈な感じだ。少し下山道にかかるような感じで端のほうにやっと座って昼食にする。

 下山する人が立ったあと、空いてきたので、四角いベンチに移る。ここで、ようやっとくつろげる気分になり、おやつなどを食べる。低い木越に丹沢三ツ峰の尾根線がみえる。他は木々に遮られて眺望はあまり良くない。

復路
 南峰から不動尻側へ下りる道も、ハシゴやクサリ場のある急峻な傾斜が続く。このような場所、特に下りでは軍手が必需品だ。下りのクサリ場は私にはちょっと怖い感じがするが、こどもたちは喜々として下りていく。連れてきた甲斐があったというもんだ。

 唐沢峠への分岐を過ぎると、傾斜が徐々に緩くなり、やがて沢の音が聞こえてくる。このあたりにも所々急な岩場やクサリ場がある。杉林の中を下っていくとまもなく沢に出る。ここでひと息入れ、みんなで手と顔を洗う。沢の水はとても冷たくておいしかった。沢沿いの道を下り、小さな橋を渡ってしばらく歩くと、キャンプ場のある不動尻に着く。キャンプ場は閉鎖されているようだ。

 ここからは、舗装された林道を歩く。途中にある山神隧道は、ちょっと夜には通りたくない雰囲気のトンネルだ。こどもたちは懐中電灯を灯けて、探検気分で歩いている。何気ないことでも楽しめて、まったくうらやましい。

 登山後に舗装された道を歩き続けるのは、かなりつらい。地面が固く、足首や膝に負担がかかるようだ。しばらく歩いて行くと集落が現れてくる。林道に面したお店の庭で、登山客が串刺しのイワナを食べながらビールを飲んでいる。これにはそそられる。林道を歩き始めてから1時間後、ようやく広沢寺温泉に到着する。

あとがき

 今回のコースは、全体的に木々に遮られて、眺望はあまり良くありませんでしたが、ハシゴ、ロープ、クサリなどの連続するスリルある尾根歩きが楽しめ、退屈しませんでした。感想を聞くといつも「山登りはつらいよ!」と答える長女も、今日はかなり楽しかったようです。アスレチックが好きなこどもさんにはお勧めです。

 時間的にも5〜6時間の行程なので、それほど無理せずに行けるのではないかと思います。途中で脅かすような道標も出てきますが、ビビらずに是非挑戦してみて下さい。