トップページヘ戻る 自転車に乗ろう!
 

はじめに
 我が家では長女は年長(5歳)、次女は年中(4歳)で自転車の補助輪を外しました。かなりの猛練習でしたが、どちらも半日くらいの練習で乗れるようになりました。やっぱり、こういうとき(だけ)は、お父さんの出番です。2人を訓練した経験から、それなりに早く乗れるようになる”こつ”のようなものが分かった気がしたので、このページでは自転車の練習の仕方について書いてみたいと思います。というわけで、このページは私(夫)が書いています。

指導のポイント
 自転車に乗れるようになるためには、(1)バランスを取ることと、(2)ペダルをこぐことを両立しなければなりません。自転車が難しいのはこの2つをはじめから両立しようとするためだと思います。ポイントはこの2つの動作を分けて練習することにあります。大切なのは、何といってもまず”バランス”を取ることです。ペダルをこぐという余計な動作をさせることなしに、バランスを取る練習に注力させましょう。

足を拡げて地面を蹴って進む
 補助輪のない自転車に慣れさせる練習です。(1)止まっているときは足を開いて立つこと、(2)地面を足で蹴って一瞬でも両足が離れた状態で進むことを覚えさせます。はじめのうちは歩いている感じで構いません。慣れてきたら、地面を蹴る間隔をちょっと長くして、自転車の両輪だけで立っている感じを体感させます。30分くらいやっていると大分慣れてきます。このステップで足を上げて進む距離の目標はだいたい3m。

 最近教えていただきましたが、自転車からペダルを取り外してしまうのが良いようです。確かにペダルを付けたままだと足を大きく広げないと地面を蹴って進めないので、できるならペダルを外してしまいましょう。

お父さんが押して離す(ペダルはこがない)
 お父さんが後ろを支えながら自転車を押してから離します。ふつうの自転車の練習風景です。ここでのポイントは(1)最初からペダルをこがせないこと、(2)常にハンドルを ”くにゃくにゃ” させているように教えることです。バランスを取るということは自分の体を傾けたり、ハンドルを曲げたりすることで、倒れそうな方向の逆側に重心を移動させることですが、こどもにはそんなことは分かりません。


長女のときは、こっち側に倒れそうになったら、ハンドルをこっちに曲げるんだよと教えてみましたが、

  • 倒れそうになる直前の自転車がちょっと傾いた状態を感じとることができない。

  • 倒れそうになったのを自覚したときには、”倒れる!”ということが先に立ち、パニックになってハンドル操作などできる状態ではない。
という感じでうまくいきません。このやり方ではハンドル操作を覚えるまでに何回も転んでしまうので、怖気付いてしまい、やる気が急激にうせてしまいます。

 そこで、有効なのが ”ハンドルくにゃくにゃ” です。最初からハンドルをくにゃくにゃさせることで、(1)ハンドルを動かせるんだということ、(2)ハンドルを動かすことで自転車が左右に揺れることを覚えさせるわけです。最初はハンドルを動かすことをこわがりますが、転びそうになったら足をついていいからといってしばらくやらせていると、小さく左右に揺れながらバランスを取ることを覚えます。

 大切なのは、教えている親自身が、自転車は揺れながら(常にバランスを取りながら)走るものだという認識を持つことです。何気なく自転車に乗っていると実感できませんが、止まりそうなくらいゆっくり走ってみれば、自然にこの動作をしているはずです。 揺れながら走ることを覚えると、最後の難関であるスタート練習が非常にスムーズに行きます。また、子供の肩から腕にかけて力が入りすぎてしまうことを防ぐ効果もあります。

 この段階での目標距離は10mくらいでしょうか。次女の場合ではこの段階に2時間くらいかからいました。

ペダルをこいで進む
 ”ハンドルくにゃくにゃ” をペダルをこぎながらやらせます。スタートはお父さんが後ろを支えながら押してあげます。目標距離は30mです。この段階で注意したいのが視線です。前輪のすぐ先しか見ていないことが多いです。場合によってはペダルから足が離れてしまい、ペダルを探して真下を見ていることもあります。進んでいくほうを見ないと壁にぶつかっちゃうよと教えてあげましょう。

 走れる距離が長くなってきたら、止まる事も教えてあげましょう。きちんとブレーキをかけること、止まりそうになったら足を地面に付いて立つことを教えます。

 この段階では何回か転んでしまいます。こどものやる気をいかに継続させるかがポイントになります。転んでしまったら、やる気がでるまでしばらく待ったほうが良いでしょう。次女の場合ではこの段階にも1時間くらいかかりました。

自分でスタート
 最後に残るのはスタートです。はじめはほんの少しだけ下り坂になっているところ(見た目では分からないくらい)で練習しましょう。

 片足を地面につき、もう一方の足をペダルにかけること。足の甲側でペダルを逆回しさせて、踏み込みやすいポジションにペダルを持ってきてからスタートするように教えましょう。ここで先に練習した”ハンドルくにゃくにゃ”が、発進時の不安定さを乗り切るのに役に立つはずです。できるようになってきたら、逆方向(登り方向)にも挑戦。これで完璧です。次女の場合の所要時間は20分くらいでした。

 何人かの方からこのページへのご意見や感想を頂きましたが、1時間足らずで乗れたという方もいれば、半年がかりで感動的なチャレンジになったという方もいて、上達までの過程や期間は本当に十人十色みたいです。ここに書いた所要時間などもあくまで参考に考えて下さい。ちなみに、我が家の場合は、私の性分でかなりの体育会系プログラムになっていた気がします。。。。