複数辞書ソフトの一括検索ツール「かんざし」

このページの最終更新日:2001/12/15 (2008/04/24 一部追記)


■最新情報:

★本ソフトの開発者(現役翻訳者)が直接指導するIT英語翻訳勉強会、好評開催中です。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

・Version 0.2 β4 を公開しました。Web上の辞書サイトの検索機能を「おまけ」として追加しました。詳しくはこちらをご覧ください。(01/12/15)

・以前このページで提供していた「メールによるバージョンアップ通知サービス」は、都合により中止とさせていただきました。皆さまからご登録いただいたメールアドレスは、責任を持って消去させていただきました。ご利用ありがとうございました。(08/04/24)


■以下の雑誌・書籍で「かんざし」を紹介していただきました。ありがとうございます。

・(株)インプレス 「DOS/V POWER REPORT」 2000年6月号
・ソフトバンク パブリッシング(株) 「PCJapan」 2000年7月号
・(株)マガジンハウス 「パソコンの日本語自由自在」 2000年9月21日発売


ソフトの概要

かんざしのサンプル画像 「かんざし」は、複数の電子辞書ソフトを使った語句検索を手助けするためのツールです。語学の学習や研究、外国語の翻訳など、複数の辞書ソフトを同時に起動して作業される方を主な対象としています。

語学の学習・研究・翻訳等を行なっていると、1つの語句を複数の電子辞書で検索したくなることがあります。

こんな時、EPWING等の共通仕様に準拠した辞書同士なら、1つのソフト内で簡単に一括検索できます。

しかし、独自仕様の辞書同士(=別々の辞書ソフト同士)の場合は、一括検索はできません。マウスやAlt+Tabキーでウィンドウを切り換えて、それぞれのソフトの入力エリアに同じ語句を入力していく必要があります。1回や2回ならまだしも、何回も何回もこの作業を続けるのは意外に面倒です。

「かんざし」を使えば、この面倒な作業が不要となります。検索したい語句は「かんざし」の入力エリアに1回入力するだけでOK。それぞれの辞書ソフトの入力エリアに語句を入力して検索させる作業は、「かんざし」が自動的に行なってくれます。 つまり、「かんざし」に語句を1回入力するだけで、複数の辞書ソフトを「串刺し検索」できてしまう、というわけです。

さらに、検索した辞書はホットキー一発でアクティブ化が可能。そのうえ、設定によりエディタ等のアクティブ化もホットキーでできるようになるため、辞書を使った作業全体の効率が大幅にアップします。

(かんざしの目的と機能について詳しくは「Windows用電子辞書ソフトの現状と「かんざし」の有用性について」のページをご覧ください。)

かんざしで串刺し検索したところ ←かんざしで串刺し検索した様子。 (クリックで拡大できます。)

「かんざし」は、Windows95/98/NT4.0/2000/XPで動作します。
フリーソフトウェアです。

主な特徴

辞書ソフトの動作確認状況

かんざしは、どんな辞書ソフトでも検索できるよう、なるべく汎用的に作っているつもりですが、辞書ソフトによっては うまく検索できない場合もあります。
2001年12月現在での動作確認状況は次の通りです。

かんざしで正常に検索できている辞書ソフト

作者のWin98マシンやWin2000マシンで確認したものです。マシンやOSによっては、同じソフトでも、動作状況が異なる可能性があります。

・Microsoft/Shogakukan Bookshelf Version 2.0 (マイクロソフト/小学館)
・ランダムハウス英語辞典 Version 1.1 (小学館)
・DDwin Ver.2.08 (草本和馬氏)
・Jamming Ver.1.0 (今井あさと氏)
・Personal Dictionary for Win32 Ver.4.23 (TaN氏)
・Collins COBUILD E-Dict (AND Publishing Technology社)
・Collins COBUILD 第3版 (という呼び方でいいのかな? 2001年に出た新版のこのパッケージのものです。)
・Webster's New World College Dictionary on PowerCD Version 2.5 (Zane Publishing社)
・DTONIC Version 2.30 (イースト)
・ViewIng Version 2.30 (イースト)
・ロボワード Ver 3.04 の「検索ウィンドウ」(テクノクラフト)
・Super日本語大辞典 (学研)
(順不同)

※この他、クリップボード検索機能(クリップボードにセットされた語句を自動検索する機能)がある辞書ソフトは、その機能をオンにしておくだけで、すべて自動検索可能です。

ユーザの方々から動作報告のあった辞書ソフト

かんざしをご利用いただいたユーザの方々から動作報告のあった辞書アプリです。マシンやOSによっては動作状況が異なる可能性があります。
なお、ご報告いただいた皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。

・Britannica Multimedia Edition 99年版
・Random House Webster's Unabridged Dictionary Ver 3.0 (Random House, Inc.)
・Longman Interactive American Dictionary (Longman/IBM)
・The Penguin Hutchinson REFERENCE LIBRARY Version 1.0 (Helicon)
・Oxford Advanced Learner's Dictionary
・リーダーズ+プラスv2(ロボワード版)
・Petit Robert V1.3 仏仏辞典(フランス製)
・システムソフト電子辞典 V2.0
・IBM World Book 99年版
・IBM World Book 98年版 (※1)
・Cambridge Dictionary of American English (※2)
・Longman American English Dictionary (※3)
・New Shorter Oxford English Dictionary (※4)
・Cambridge International Dictionary of English (※5)

 ※1 ただし、World Book 98年版とDDwinを一緒に使っているとシステムがフリーズする、とのご報告もいただいています。ご注意下さい。
 ※2 「やや安定性を欠きますが十分使用できます」とのご報告をいただいています。
 ※3 ご報告をいただいた方の所では、もとの辞書ソフト自体が日本語Windowsでは不安定とのことです。
 ※4 語句の送信自体は問題ないそうですが、検索結果の窓を閉じたり前の検索語を消したりといったことを、そのつど行う必要があるそうです。(私自身はこのソフトは持っていないのでどういう状況か詳しくは分かりません。すみません。)
 ※5 送信先登録直後は正常に検索できるものの、辞書ソフトかかんざしのどちらかを再起動すると語句が送られなくなってしまうので、そのつど再登録し直す必要があるそうです。

かんざしで検索できていない辞書ソフト

・WordNet 1.6 Browser (Princeton University Cognitive Science Lab)
・Collins Cobuild on CD-ROM (※1)
・Longman Dictionary of Contemporary English 3rd Edition (※2)

 ※1 Cobuild on CD-ROMは、検索できないわけではないのですが、途中で動作が不安定になったりフリーズしてしまったりすることが多いようです。
 なお、DDwin作者の草本和馬さんが作られた「DicCreator」というツールを使うと、Cobuild on CD-ROMのデータをEPWING形式に変換できます。それを使ってデータを変換したうえで、EPWING対応の辞書ソフトで検索してしまう方が便利かと思います。草本さんのページはこちらです。

 ※2 Version 0.2β3以降では、Longman も正しく検索できます。β版はこちらにあります。


[お願い]
ここに掲載されていない辞書ソフトでかんざしを試された方は、その辞書での動作状況について、作者までご報告いただけますと幸いです。
 ・お使いのマシン名(メーカ、型番等)
 ・お使いのOS(Win95/98/98SE/Me/NT4.0/2000/XP)
 ・辞書ソフト名、バージョン
 ・動作状況(検索できた/できなかった、その他気付いた点、など)
をお書き添えのうえ、uchiyama.takanori@nifty.comまでメールいただけますよう、お願いいたします。

ダウンロードの前にご注意

・かんざしの使用中は、かんざし本体や各辞書ソフトの動作が不安定になってしまったり、さらにはWindowsの動作が不安定になってしまったりする可能性がないとはいえません。こまめにファイルをセーブする等、不測の事態に対応できるような処置をお願いします。(この理由について詳しくは、言い訳のページをごらん下さい。)

・かんざしの起動時、どの辞書ソフトを検索するかを、「★」をドラッグ&ドロップする形で指定するのですが、その際、必ず辞書ソフトの入力エリア(検索語を入力するエリア)の上にドロップするようにして下さい。
変なところにドロップしてしまうと、検索時に予期せぬ動作をする可能性があります。

(なお、かんざしは、各辞書に語句を送信する前に、クリップボードにその内容をセットします。ですので、クリップボード検索機能がある辞書は、その機能をオンにしておくだけで自動検索できます。その場合は、その辞書ソフトを送信先として指定する必要はありません。)

・かんざしの起動時、「ホットキーの登録に失敗しました」というメッセージが表示された場合は、環境設定ウィンドウでホットキーの組み合わせを変更して下さい。また、よく使うエディタもここでホットキーに登録しておくと便利です。詳しくはホットキーについてのページをご覧下さい。

・その他細かな注意事項およびソフトの使用方法は、同梱のReadme.txtに記載してあります。ご利用前に必ずお読み下さい。
(Readme.txtの最初のほうの「このソフトの制限事項・注意事項」という項だけでもぜひお読み下さい。)

ダウンロード

複数辞書の一括検索ツール「かんざし」 Version 0.12
knzs012.zip (約 213 KB)


なかなかつながらない場合や、正常にダウンロードできない場合は、
こちら(nifty) または こちら(DTI) からどうぞ。


β版はこちらにあります。

補足情報

既知の不具合・制限事項

改変履歴

99/03/20頃  プロトタイプ完成。(非公開。)

00/02/09  Version 0.1 β1 公開。

00/02/14  Version 0.1 β2 公開。
  ・[送信]ボタン押下後、入力内容が選択状態となるようにした。

00/02/27  Version 0.1 β3 公開。
  ・各アプリに語句を送信する際、そのアプリをアクティブ化し、前面に出すようにした。

00/03/08  Version 0.1 β4 公開。
  ・2回目以降の起動時、前回使った辞書アプリを自動検出し、送信先に追加するようにした。
   (これにより、毎回起動時に送信先を指定する必要がなくなった。ただし、自動検出に失敗した場合は手動で追加の必要あり。)
  ・語句送信前に各アプリをアクティブ化するかどうかは、iniで指定できるようにした。
  ・Collins COBUILD E-Dictに対しては、「語句/語句」の形式で語句を送信するようにした。

00/03/14  Version 0.1 β5 公開。
  ・Windows2000での動作を確認。
  ・動作環境設定ウィンドウを追加。
  ・ホットキーで辞書をアクティブ化する機能を追加。
  ・Collins COBUILD E-Dictで検索後本文にフォーカスを移す機能を追加。
  ・小学館ランダムハウス英語辞典で検索後本文にフォーカスを移す機能を追加。
  ・小学館ランダムハウス英語辞典で「見つかりませんでした」ダイアログを自動的に消す機能を追加。
  ・その他細かな修正。

00/03/21  Version 0.1 公開。
  ・動作環境設定ウィンドウに以下のオプションを追加。
   - Win98でタスクバーの点滅を回避するオプション
   - 語句送信間隔の設定オプション
  ・ホットキーで任意のアプリをアクティブ化する機能を追加。
  ・Collins COBUILD E-dictで本文にフォーカスを移す機能を廃止。
  ・その他細かな修正。

00/03/30  Version 0.11 公開。
  ・PDICに語句送信後「日本語訳入力」などのダイアログが表示されてしまうのを修正。
   (PDICに対して[Enter]を送信しない機能を追加した。)

00/05/12  Version 0.12 公開。
  ・フォントの種類とサイズを変更できるようにした。
  ・検索語の履歴を残すようにした。
  ・「任意のアプリをアクティブ化」機能で、アクティブ化するアプリを複数設定できるようにした。

00/09/16  Version 0.2 β1 公開。
  ・送信先辞書ソフトの検出方法を改良した。
  ・辞書グループ機能を追加した。
  ・ヘルプファイルを追加した。
  ・その他細かな修正。

00/09/22  Version 0.2 β2 公開。
  ・Windows2000において、ホットキーを使った辞書切り換えやアクティブ化の際にタスクバーが点滅してしまうことがあった点を改善した。

00/10/20  Version 0.2 β3 公開。
  ・Longman Dictionary of Contemporary English に対応した。

01/12/15  Version 0.2 β4 公開。
  ・開発環境をDelphi5に移行した。
  ・WindowsXPでの動作を確認した。
  ・WindowsXPの表示スタイル(Luna)に対応した。
  ・ウィンドウの幅を変えられるようにした。
  ・デュアルディスプレイ環境で使用時に、設定ウィンドウが2つの画面にまたがって表示されていた不具合を修正した。
  ・Webサイト(Google、Onelook、英辞郎、Dictionary.com、Thesaurus.com)を検索する機能を「おまけ」として追加した。

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ご意見・ご感想・ご質問等ございましたら、どうぞお気軽に作者の内山までメールでご連絡ください。
アドレスはuchiyama.takanori@nifty.comです。


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