山下敦央初段 世界大会直前インタビュー!
| 11月21日、大阪府立体育館にて開催される『白蓮会館設立20周年記念・世界空手道選手権大会』に急遽出場が決まった山下敦央初段。本日は練習の合間をぬって、塾長にご同行願い、世界大会参加の心のうちを伺いました。 |
| 電脳小僧 「まずは出場おめでとうございます。」 山下 「ありがとうございます。」 電 「今回は突然の出場決定だったんですが、出場までの経緯を簡単に説明してもらえますか?」 山 「話は昨年の白蓮さんの全日本大会にさかのぼるんですが、そのとき僕が第3位だったんです。」 電 「はいはい」 山 「優勝・準優勝は世界大会に出場できたんですが、あと一歩のところで切符を手に入れ損ねた。」 電 「ちょうど1年前ですね。覚えていますよ。」 山 「で、今回の世界大会なんですが、予定していた外人選手が来日できなくなってしまって、欠員ができた。そこで杉原館長から塾長にオファーがあったわけです。」 塾長 「通常なら、自分の組織(白蓮会館)から選手を出すところなんだが、杉原館長の方から『第3位だった山下君に出場をお願いしたい』というお話があって、喜んでお受けしたわけだ。自分の組織の選手の売り込みより、他団体の選手であっても実力本位の選考をとった杉原館長の寛大さに敬意を表するよ。」 電 「なるほど、そんなことがあったんですね。」 塾 「今回は白蓮会館創設20周年記念大会ということだが、自分の組織のことだけではなく、空手界全体の事を考えておられる方なんだなと、改めて実感した。」 電 「で、その連絡がきたのが今月のはじめですか?」 山 「そう、驚くとか、嬉しいとかいうより、もう笑うしかないですよ(笑)」 電 「連絡をもらった時点で3週間もない!(笑)」 山 「通常なら1年くらいかけて、短くてもせめて4ヶ月くらいはトレーニング期間が欲しかった。」 電 「トレーニングというと、具体的には?」 山 「やはり対戦相手の研究とか、それに合わせた技とか。あと、外人対策ですね。」 電 「外人は特別なんですか?」 塾 「国が違えば、人種も違うし、技術の感覚も変わってくる。予想しない動き方や技が飛んでくるからね。」 電 「『カラテ』というとどこの国でも同じ・・・というわけじゃないんですね。それでは残りの日数で、どんな事をやろうと思っていますか?」 山 「どんなことって、じたばたしてもしょうがない(笑)」 電 「たしかに(笑)」 山 「特に変わったことはせず、っていうかできないし(笑)、今あるレパートリーの中から、自分の得意な技をメインにね。いつもと同じです。まぁ、ベタな言い方ですが『やるっきゃない』ってとこですね。」 電 「参加に向けて、豊富や意気込みを聞かせてください。」 山 「今回に限らず、大会に出るときにいつも思う事なんですが、『手ブラでは帰らん!』というのがあります。」 電 「おおお!」 山 「カラテ生活3年半で、トロフィー15本です。トロフィーマニアと呼んでください(笑)。」 電 「すごい!」 山 「まぁ、今回は本当にトロフィーが取れるとは思ってませんが、気持ちはもちろん入賞を目標に頑張ります。」 塾 「いや、かえってそういう気持ちの方がいいところまで行けるものだ。世界大会に限って言うと、意外と初出場・初優勝が多い。」 電 「ほう、それはまたどうしてですか?」 塾 「世界大会という大きな大会になると、まず空気が読めない。そう言う場合、いろんなしがらみを背負って出場する選手より、背負うものがない山下のような(他流派の)初出場の選手のほうが気が楽だからね。主催者の組織から出場する選手なんて大変だよ。簡単にいうと、プレッシャーの問題だね。」 山 「そうですね。世界大会というプレッシャーより、強い選手と試合ができるという、楽しむ気持ちの方が大きいです。せっかく強豪選手と一戦を交えるんだから、一つでも多く勝ちたい。」 塾 「確かに、出てくる選手は強くてあたりまえなんだから、当たって砕けろの精神で、大会を楽しんできて欲しい。」 電 「う〜ん、すごいなぁ、世界大会を楽しむか・・・おいらには真似できないなぁ。」 塾 「大丈夫、お前は世界大会にでることはまずないから。」 電 「あ、はい・・・では最後に、『オレのここを見てくれ!』というのがあれば。」 山 「(白蓮会館の)南さんや北島さんとは対戦した事はありませんが、何年も(空手を)やってきた方と比べると、自分はまだ3年半なんで、伸び盛りだと思うんです。そう言う意味では自分は有利かなと。昨年の全日本で見せた山下とは違う、まわりの予想を越える成長を遂げた山下を見て欲しいです。」 電 「なんだかんだ言いながら、結構な自信ですね。」 山 「いやいや(笑) まあ、結果次第では、ささやかなパーティーをお願いします。」 電 「わかりました(笑) それでは世界大会がんばってください。本日はありがとうございました。」 |

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