■□■ 香港チンチラ紀行 ■□■
2000/01/10-13


行ってきました香港へ。
香港でチンチラが人気だという話を知ったのは 4.5年前、雑誌か何かでだったかな。 最近になって、香港ではチンチラを『龍猫』(ロンマウ) と呼ぶことを知りました。『龍猫』って、確か宮崎駿氏 の映画『トトロ』のタイトル訳じゃなかったっけ?
謎を解明するべく、というのは建前で、美味しい物食 べて、かわいいチンチラをたくさん見た〜いという純 粋な欲求を満たすべく、思い立ったら吉日で、暮れも押し迫った 旅行会社の仕事納めの日に、滑り込みで予約をいれたのだった。
たくさんの収穫があった、香港チンチラ三昧の様子を ご報告しますね。

※ここで使用している画像は主にビデオから編集したものです。

■予習編
香港チンチラに会いにいくぞ!と決めたものの、どこに行ったらチンチラに出会えるのかガイドブックで調べても、インターネット検索しても見あたらない。ペット街のような場所があると聞いたんだけどなぁ。通称バードストリートと呼ばれる小鳥屋さんが並ぶ通りのことが、かろうじで小さく載っている程度だ。

まぁ、それもそうか。香港へブランド物ショッピングに行く人はいても、ペットショップ見学したい人の需要はそうそうないもんね。香港観光協会に問い合わせても、旅行会社で聞いてもわからないという。日本人がペット街だと思うだけで、向こうではそういう認識じゃないのだろうか。

唯一インターネットで調べた『龍猫仔専門店』のホームページで店舗の住所らしき文字を発見。地図で調べ、目星をつけた。あとはバードストリートや、金魚街と言われる通りのあたりを歩いて捜すしかないかな。果たしてこんなアバウトな計画で、チンチラに会うことができるのだろうか。

■冬の香港
一月の香港は気温13〜18度程度。日本よりも暖かく、セーター一枚でコートのいらない感じ。降水量も少なく、安定した気候で、意外とベストシーズンなんじゃないかな?ちょうどバーゲンの時期でもあります。お正月を外せば料金も安くなるし、お得な感じです。2月の旧正月に合わせても楽しいかも。

名古屋空港を午後便で出発し 、約4時間。台北経由かどうかで時間も変わる。だいだい、昼過ぎに空港集合、夕方飛行機に乗りこみ、夜夕食後くらいに到着って感じ。 香港の夜は遅くまで活気があるので、到着後も少しはウロウロできるよ。 九龍半島側のホテルに泊まり、明日からのチンチラ探しに備える。

■チンチラ専門店を探して
まず、住所をひかえてきた『龍猫仔専門店』を目指そう。ホテル最寄りの尖沙咀駅から地下鉄に乗り二駅、油麻地駅下車。廣華街へ。しかし、いくら捜してもそれらしいお店は見つからないし、ペット街という感じでもない。住所がわかってるから大丈夫とあてにしてたのにぃ。何度か通りを往復したが、それらしいお店を見つけることができず、一気に不安が押し寄せる。残る手掛かりはあと一つ。

■龍猫楽園

気を取り直してもう一つの候補地へ向かう。油麻地の次駅・旺角から通菜街(女人街)を北へ。旺角通を過ぎたあたりからだろうか、金魚屋さんが目に付くようになった。いいぞ!この近くに何かありそうな気配だ。期待は高まり足早に通りをキョロキョロする。  あった!『龍猫楽園』の看板を発見。 龍猫楽園
一面のガラスケースにチンチラが 興奮気味に店内に入ると、さらに興奮。壁一面のガラスケースにチンチラがいっぱい。予想外にとても清潔で、床にはチップがひいてあるの。モルモットやウサギも片隅にいたけど、『龍猫楽園』というだけあって、思いっきりチンチラ専門店だよぉ。

■寵物便利店

『寵物便利店』  通りを挟んだ向い側にも『寵物便利店』の看板が。「寵物」はペットの意味らしい。こちらものぞいてみよう。ここはエサとか砂、ケージなど、まさしく「便利品」中心の店。 チンチラ用品だけというわけじゃなく、犬猫ものやペット全般って感じ。
でもここにもチンチラがいたぞ。それも噂の「看板チンチラ」。このお店だったんだぁ。
広東語しゃべれないし、何もお願いしてないのに、お店の人がすぐに一匹のチンチラを出して、秘技を見せてくれたよ。もう、大興奮でした。

その子は普通にショーケースに入ってる子なんけど、「非売品」の札がかかってた。 名前「肥 LoyLoy」、カラー「絲絨黒(ブラックベルベット)」 となってたけど、どうみてもブラックベルベットには見えなくない? お腹白くないよねぇ。エボニーというほど艶もない。濃いグレーって感じ?

看板チンチラ LoyLoy
芸のさせ方を順を追って説明しておこう。
まず、おやつを見せながら「ハモナ、ハモナ」と言って、ケースから呼び出した。「ハモナ」って何?(笑)そういう発音に聞こえたんだけど、どういう意味かわからない。わかる人いたら教えてね〜。
次に、売場の棚のせて体を伸ばし、二本足で立たせる。 すぐに、ふにゃって体が縮んで前足が床につき、普通の体勢に戻っちゃうんだけど、何度か繰り返すと、そのままの姿勢で止まるの。
このとき、人差し指をたてて見せるのが合図らしい。これで静止し、その後その指をチンチラの手の前に横にして差し出すと、そこに手を乗せるんだよぉ。
この訓練で、指の変わりに紙とかを持つよう、覚えさせたみたい。 名刺を持たせたのが「看板チンチラ」の由来だもんね、きっと。 私たちにも紙を持つところ見せてくれたけど、すぐにポイって投げ捨てた(笑)。 チンチラの集中力は、そう長く続かないらしい。

■龍猫睡房

これが「龍猫睡房」と呼ばれるチンチラの巣箱陶器製で立方体の角に穴があいたような形。どこのショップにいっても、必ずこの巣箱が入れてあった。きのこの形のも売ってたよ。 みんなすっぽり入っちゃって、かわいいんだぁ。
ただ、店によって特価のHK$28からHK$62まで価格差があったので、色々見てから買うのが賢明。
売場ではこんな感じ
実は最初に入った『龍猫楽園』で、ショーケースの中のチンチラが、みんなこの睡房に入ってるのをみて、もう絶対買うんだぁと、HK$56(約780円)で喜んで買ったの。それでも安いと思ったし。ま、たくさんのチンチラを前に興奮してたんだね。 お店も堪能して、さてとりあえず目的の一つは達したなぁ、もうちょっとお店捜そうか、と入った『寵物便利店』で、特価HK$28(約400円)で売っているのを発見。どっちにしても安いんだけどさぁ、なんか悔しくってさぁ。さらに二つ買い込んじゃったのよ(笑)。 かさばるし重いしで、持ち帰るの大変なのにね。
本当はグリーンのシンプルなやつが欲しかったんだけど、どこでも売り切れで、まだら模様のかわいいやつばかり3つ買ってきました。
龍猫睡房 龍猫睡房
14.5センチの立方体 後ろは少し斜めにカットされている

■チンチラ事情
結局、捜していたペット街とは、通菜街が金魚街へと変わるあたりだったのかな。 魚を扱うショップの一角にチンチラがいたり、そこここでチンチラを見ることができた。モルモットやウサギ、ハムスターも少しは扱っているが、どこの店でも小動物ではチンチラがメイン。本当に人気があるんだなと実感した。

香港は亜熱帯気候湿度も高く、チンチラにとって過ごしやすいとは言い難い。だからどんな劣悪な環境で飼育されているのかと想像していたのに、どこもとても清潔で、日本のショップなどよりずっと大切に飼育されているようだった。香港人は冷房好きなので、温度管理も苦にならないのかな。飼育法が浸透しているのか、毛並みも良く、みんな元気いっぱいだった。間違っても皮膚病のチンチラなんかいなかったよ。

専用のエサや砂も豊富。中には日本製のものもあったよ。でも特別なグッズはほとんど見かけなかった。ホイールも置いてなかったのは意外だな。「龍猫睡房」がどこのショップでも使われているのが印象的でした。

カラーはね、いろいろいたよ(笑)。 実は興奮しすぎてて、不覚にも色や価格のチェックを忘れたの。 ただ、日本でいうブラックベルベットのタイプはいなかったな。絲絨黒(ブラックベルベット)と表示してあっても、LoyLoyのように濃いグレーの感じ。 銀斑色(パイド)や米黄色(ベージュ)、ノーマルグレーが多かった。 色による値段の違いはあまりなかった気がするけど、ちょっと自信ない(^^;)。

■トトロの謎
旅のもう一つの目的は『トトロ』とチンチラの関連をつきとめること。 そこでまず、コンピューター関連ショップの集まる深水歩という街に行き、映画『トトロ』のビデオがないか、ソフトのお店をチェック。
結構日本のアニメが人気なんだよね。宮崎駿氏の作品もいろいろあって、いくつめかのショップでやっと『トトロ』のビデオCDを入手。おお、確かにタイトルが『龍猫』だぁ。HK$78也(約1100円)。宮崎アニメは他の作品にくらべて高価だった。
トトロ「龍猫」ビデオCDジャケット

■チンチラ飼育本
チンチラが人気の国ならば、必ずや飼育本があるに違いない。 そう思って、街の本屋さんを探しまわった。というか、観光客向けでない普通の本屋さんが、なかなか見つからなくて大変だった。
でも思いがけず、大きめの本屋さんを発見。中国語がわからないので聞くこともできず、どうやって捜したらいいのか心配したけど、何らかの分類がされていることは確かだもんね。と思って頑張ったよぉ。 動物関係を目で追ってたら、動物図鑑とかそっち系ばかり。ちょっと諦めかけた(泣)。
「龍猫仔飼養手册」 でもね、ねばってよかった。やっとペットコーナーらしいところを見つけ大興奮。すぐに「龍猫仔飼養手册」を発見したよ。HK$58也(約800円)。在庫の二冊とも買い占める。
中国語が読めなくても、なんとなく意味がわかるし、写真満載で十分楽しめる。飼育の方法や心得だけでなく、病気や繁殖について、チンチラ特有のいろいろな仕草など、写真付きで事細かに載っているのだ。良く観察しているなと感心しきり。
また、チンチラのことを龍猫と呼ぶのは、映画トトロを観て似ていたからという記述があり、これでロンマウの謎も解けた。

■おみやげ
モルモット飼育本・表 モルモット飼育本・裏 「天竺鼠」はモルモットのこと。めっちゃかわいいので、買ってしまった。HK$34(約480円)。
ガラス水飲みボトル ■188水族・寵物用品特買場
『寵物便利店』『龍猫楽園』とともに、もうひとつ目立ったお店です。 ここでガラスボトルが安かったので買ってきました。
売ってたケースごと写真に写したけど、本体には何もプリントされていない、シンプルなものです。バネ状の金具でケージに取り付けられるようになってます。HK$99(約1400円)。 日本でガラス製のボトル買ったら、3000〜4000円近くするもんね。
ここには、とってもかわいい大学生くらいの看板娘さんがいて、シナモンのチンチラを触らせてもらったよぉ。英語がお上手で、話しかけてくれるんだけど、こっちが片言以下だから、あんまりたくさんは喋れなかった(恥)。

■香港チンチラHP/////special thanks sako
【龍猫仔専門店】 ここに載ってた住所をたよりに行ったんだけど、見つからなかったの。行った人がいたら、情報お待ちしています。
【国際龍猫仔協会】 中国語フォント?のソフトいれても、文字化けのまま読めないんですけどぉ。 漢字だけでもわかると雰囲気つかめるから、見たいんだけどな。 読めてる人いたら、どのソフト使えばいいか教えてくださいまし。

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