< そ の 他 >

                           * 罫線で囲まれた山は、山頂又は山頂直下まで、農道又は林道により車で登れる山を意味する。

1 八高山

 大井川鉄道福用駅から50mも歩くと登り口に着く。大井川を所々眼下に見下ろしながら、かなり変化に富んだ山道を100分程度登ると馬王平という開けた場所に着く。ここから20分程度、多少きつめの登りを登りきると山頂に着く。山頂は広くは無いが、遠く大井川を見下ろせ、時にはSLの煙も眺められ、風情のあるところである。832mと手ごろな高さであり、交通事情も良くお勧めの山である。

 

2 長者ヶ岳

長者ヶ岳は富士宮周辺では最もポピュラーなハイキングコースである。初めて山に登る方用に、田貫湖・長者ヶ岳の往復コースを紹介する。田貫湖キャンプ場バンガローサイトの駐車場に車を止め、ここからの登り始める。特別急な所はなく登り始めてすぐの分岐点を左に折れると後は一本道で、休み休みゆっくり登って2時間半弱で頂上に着く。途中、富士山と田貫湖を同時に望める絶好のヴューポイントがある。頂上はベンチやテーブルが置かれ、富士山と田貫湖を一望できる。なお、ここから天子ヶ岳まで40から50分である。

 

3 湖西連峰

 愛知県から静岡県にかけて連なる200mから400m程度の山々である。アップダウンが少ないので歩くには楽である。眼下に浜名湖が見渡せ、飽きのこないコースである。一般的にはJR新所原駅で下車し、梅田峠、仏岩、神石山、多来峠、富士見台、一本杉を通り、天浜線の知波田駅で乗車し、再び新所原駅に戻る。時間的には5、6時間かかるので念のため。

 

4 沼津アルプス

 沼津市街から南東に連なる、香貫山(193m)、横山(183m)、徳倉山(256m)、鷲頭山(392m)、大平山(356m)の5山を指す。この5山へのそれぞれへの登り口へは、沼津駅南口から、東海バスや伊豆箱根バスを利用して短時間で行ける。どの山もすばらしい眺望を有する。
 ただし、アルプスのイメージから、この5山が尾根伝いに行けると考えると大間違いである。いずれの山も独立していると思ってよい。登って降りて、登って降りての繰り返しとなるので、相当ハードなハイキングとなる。全部を走破しようと考えず、適当なところから登り、適当なところで降りると良い。なお、駿河湾を常に見下ろしながらの山道は変化にも富んでおり、結構楽しめるコースである。

 

5 浜石岳

 とにかく山頂が広く、360度視界を遮らない大眺望である。一度は登りたい山である。JR由比駅から歩き始め、青少年野外センターを通過して頂上に至る。頂上まで2時間半程度かかるが歩いただけの価値のある展望である。帰路はいろいろあるが、さった峠へ出る場合は由比駅の登り口から6,7時間かかるのでかなり長い感じがするが、途中には幽玄という言葉がぴったりの立花池もあり、それなりに楽しめる。

 

 

6 金時山

 あまりに有名な山であり、頂上には、名物おばさんがおられるお店があり、眺望も良く、富士山も絶好の位置に姿を現してくれる。そうかいであるが、頂上への最後の登りがかなりきついことだけを記すことにする。一般的にはJR御殿場線足柄駅で下車し、そこから登り始める。

 

7 越前岳

 1504mとやや高い感じもするが、裾野市の十里木高原から登れば実質700m程度であり、ファミリー向けに最適である。三島駅からバスも出ているが本数も少ないことからマイカーをお勧めする。駐車場は整備され30台近く駐車出来、観光トイレも有る。
 トイレの横から登り始めるが、しばらく草原の趣の道を登る。この付近は、眼下に「こどもの国」やゴルフ場がミニチュアのように見うけられ、また、富士山撮影の絶好のポイントとも言われている。山頂まで道は整備され、比較的穏やかに登ることができる。5、6月にはヤマボウシの白い花を見ながらの山登りとなる。中腹以上には天然ブナも多い。約2時間で頂上に着く。頂上からは富士山はもちろん駿河湾も一望できる。お勧めの山である。 

 

8 白鳥山

この山は、武田信玄が駿府攻撃に際して設けた狼煙台のあった山であり、山梨県の百名山の1つでもある。
 JR身延線の芝川駅で下車、県道を北進し、最初の橋(内房橋)を渡って200〜300m進めば登り口である。古くからの参詣道を辿り神社跡を通って山頂に至る。登山口から約1時間半、芝川駅から歩いても2時間強である。低いわりにはミニチュアの街並みから雄大な富士山まで大展望の頂上であり、しかも広い。登りがいのある山である。帰りには芝川温泉、新稲子温泉、飛図温泉に寄れば最高である。

 

9 黒岳(御坂山塊)

この山は、山梨県芦川村に位置し、御坂山塊の最高峰(1,792m)である。静岡から東名高速を利用すると、芦川村のすずらん群生地の駐車場まで2時間弱である。群生地から5分程度のすずらん峠への分岐点で下車し、水ケ沢林道をドンベイ峠に向かう。およそ10分で到着。ここの黒岳登り口から約50分で頂上に立てる。頂上からすぐそばに展望場所がある。ここからは、前方に富士山が雄大に聳え、下方に河口湖を一望できる。5月にはつつじも咲き乱れ、誠にすばらしい景色である。ここからすずらん峠を経て約30分で破風山に着く。さらに10分程度で今度は河口湖を一抱えできそうな眼を見張るばかりのヴューポイントがある。この景色を堪能後、新道峠下の駐車場を通り、前述の分岐点に戻ると黒岳頂上から約1時間半である。なお、帰りに先ほどのすずらん群生地にも立ち寄られることをお勧めする。

 

10 夜叉神峠

この峠は、静岡駅から車で約2時間半、山梨県中巨摩郡芦安村にある。ハイカーには、極めて有名な峠である。大きな駐車場(いつも満車の場合が多いので注意)横から約1時間で峠に着く。峠からは北岳を初め、白根三山を仰ぎ見ることができ、景観が抜群である。また、頂上は結構広く、カヤトやカラマツの林がある。昼食スペースも十分であり家族連れにもぴったりである。また、芦安村には村営温泉等が充実しており、ハイキング帰りに立ち寄るとまた格別である。

 

11 親思山

 静岡駅(8時30分発)から、車で、国道52号線を北上し山梨県南部町に入り、JR内船(うつぶな)駅に10時5分に着く。このJR内船駅の踏切を渡り左折し、内船上佐野線を辿る。標識に注意しながら、最後の崩れ落ちそうな気のする薄暗くて狭い林道を登りきると、佐野峠の駐車場に出る(10時15分着)。15台程度駐車可能である。ここから山道をとなり歩き始める。休憩しようと思ったころ頂上に着いてしまった。(徒歩約40分)結構開けた頂上でほぼ360度の眺望であり、富士山も良く見える。佐野峠まで車で来るなら、家族向けで、ピクニックにちょうど手頃である。

 

12 釈迦ケ岳

静岡駅から車で約2時間、山梨県芦川村に位置する山である。有名なすずらん群生地横をとおり、どんべい峠(標高約1400m)に車をつける。(道路沿いに20台近くの駐車スペースがある。峠を反対方向に登ると御坂山塊の黒岳に約1時間15分程度でつく。)ここから、約1時間強で頂上に着く。頂上直下が急な登りとなるが、それ以外は尾根伝いのなだらかな山道である。初めての方には最適である。途中にも眺望の優れた場所があるが、なんといっても、頂上が、これこそ正真正銘の360度の大展望であり、富士山の姿も雄雄しく、また、眼下には甲府市が一望できる。頂上は岩場となっているが、分散すれば昼食には十分なスペースである。ハイキングにはもってこいの山である。

 

13 パノラマ台

 静岡駅から車で約1時間半、国道139号を北上し、山梨県上九一色村の本栖湖に着く。湖畔沿いの登り口に数台の駐車スペースがある。そこかしこにアセビのある比較的なだらかな登山道を1時間弱登ると烏帽子岳(1257.4m)の展望台に到着する。ここから30分もかからず、パノラマ展望台に着く。頂上に着いた瞬間、大展望が展開し、思わず声をあげるほどである。青木ヶ原の樹海を眼下に見下ろし、精進湖ばかりか遠くには、西湖、河口瑚まで見渡せる。頂上も結構広く昼食も容易であり、また、パノラマ台周辺にはトリカブトが野生しており、季節には紫色の花を咲かせる。

 

 

 

14 櫛形山

 静岡駅から車で国道52号線を北上し、山梨県県民の森を経由(多少回り道)して、約2時間半後に櫛形山の登り口に到着、20台近く駐車可能である。バイカウツギに見送られて頂上を目指す。50分程度で到着。ここから真の目的地あやめ平に向かう。クガイソウ、ヤマオダマキ、ヤグルマソウ、ダケカンバ等を観賞しながら、なだらかな道を行くと1時間程度であやめ平に到着。お花畑を行くようで思わずメルヘンティックとなった。

 

 

15 発端丈山

 伊豆箱根鉄道大仁駅で下車、ここから20分程度でロッククライミングで有名な城山(344m)への登り口に到着する。ここから40分程度で城山の頂上に着く。三角点と標識があり、大仁町を一望できる。城山を後にし、発端丈山に向かう。鶯谷の分岐点、益山寺への入口を経由して、約1時間強で広い頂上に着く。眺望は抜群で海の景色はすばらしい。帰りは沼津側、三津シーパラダイスに下り、バスに乗り沼津駅へ向かうのが便利。

 

 

 

 

16 蛾ケ岳

 静岡駅を車で午前8時に出発。興津から国道52号を北上し、富沢町に入り十島から県道9号に移り、ひたすら北上する。下部町から国道300号に入り、市之瀬の先で300号と別れ、後は標識の四尾連(しびれ)瑚に従って登って行くと、約2時間強で四尾連瑚の駐車場(50台以上駐車可、なお季節により400円用意)(標高870m)に着く。(遠回りして市川大門から広域農道を来れば道に迷うことはないが2時間半ほど必要となる。)ここが蛾ケ岳登り口である。やや急な斜面を20分も登ると尾根(分岐点)に達する。ここからなだらかな尾根道を30分程度行くと西方峠に出る。後は急な登りとなり15分程度で蛾ケ岳の頂上に到着する。休憩を入れても約1時間15分程度である。頂上は直径10m前後とまあまあの広さである。眺望は300度、眼下には甲府、韮崎の町や四尾連湖、遠くには赤石山系が見渡せる。絶景である。帰りに四尾連湖で遊べば1日たっぷり楽しめるところである。

 

17 大札山

 静岡駅から車で国道1号線を西進し、約30分後、大井川手前の向谷インターから国道64号線、又は大井川を越えた大代インターから国道473号線を北上し、川根本町役場(ここまで各インターから約50分)を通過してすぐの智満寺(ガソリンスタンド有り)を左折し、林道南赤石線を登る。約35分後に大札山の登り口(ここまで舗装道路、トイレ有り、約30台程度の駐車場有り)に到着する。
 駐車場すぐ前から登り始める。ヒメシャラ、アブラチャン、アラゲアオダモの林立する林を抜けると約30分程度で頂上に到着する。富士山、南アルプスを一望できる雄大な眺望である。また、アカヤシオの群生地があり、4月下旬には花が咲き乱れる。(家族向けである。)

 

 

18 蕎麦粒山

 川根本町の林道南赤石線の舗装道路最終地点(大札山登り口)から、乗用車の場合には車の底が数回は擦れることを覚悟する必要のある凸凹(石ころ)道路を約30分(ローで走行、案内に15分とあるのは4輪駆動で走行した場合ではないか。)登ると山犬段(駐車場約50台、トイレ有り)に到着する。
 この山犬段から登るルート(東尾根ルート ブナ、オオカメノキ、アオモジ、ヒメシャラ、カヤが林立する。)をとると、約40分で蕎麦粒山の頂上に到着する。雄大な眺望が開けている。なお、シロヤシオ(ゴヨウツツジ)の見られるルートは南尾根ルートである。

 

 

 

19 びく石(石谷山)、20 大丸山、21 双子山、22 粟ヶ岳

びく石

市之瀬、上大沢、石谷のコースがあるが、奇岩、奇石の間を登る石谷コースが私は好きである。これは焼津駅から朝比奈線玉取行きで新舟で下車する(40分程度)。山道の途中には「八十八石」といわれる石群がある。登り口から山頂まで90分もかからない。山頂には奇岩もあり、また、志太平野や駿河湾を一望でき絶景である。始めて山に登る方には変化に富んでいてお勧めである。

大丸山

JR新蒲原駅からJR蒲原駅まで所要時間約4時間の(もちろん逆コースでも結構です)有名なハイキングコースに位置する山である。JR新蒲原駅からの場合、野田山健康緑地公園方面に向かって舗装道路を北上する。途中で左折して善福寺林道(舗装道路)に入るが、とにかく林道が整備されていて山登りと言う感じはない。展望広場直前付近から山道に入ると大平山頂上まで約20分、大平山から尾根伝いに大丸山まで約30分である。大平山の眺望はそれほどではないが大丸山の180度の眺望は爽快である。

双子山

JR藤枝駅から静鉄バス志太温泉瀬古回りで谷稲葉入口(約10分)で下車し、バイパス下を抜けたところで左折し谷稲葉の集落に入る。道なりに行き、心岳寺山門手前のささやかな橋(わかりにくいが橋を渡ったところに双子山への標識がある。)を渡り、10mほど行って右折すれば後は道なりに行く。50分程登ったところで簡易舗装の農道から分かれて山道に入る。ここから再び50分程度で双子山の頂上に出る。途中、「段の地蔵尊」や「藤枝北高校演習林」の標識がある。頂上は見晴らしは絶好であるが、虚空蔵尊と山小屋風の家屋が頂上にあるため、開発途上の公園といった感じで趣は無い。なお、反対側から登ると、頂上真近まで茶畑と農道が来ている。この農道を降ると約30分で中山のバス停に出る。

粟が岳

JR掛川駅から東山方面行きの掛川バスで終点まで行く。粟ケ岳は、山肌に「茶」の模様のある山で有名である。(532m)バス停から、山に登るというよりも、簡易舗装のお茶の作業道をだんだん上に上がるという感じで登る。山頂の阿波々神社までの20分程度山道があるが、山登りの雰囲気には乏しい。バス停から頂上まで1時間強である。が、眺めはすばらしい。山頂には売店があり、食事も綺麗なトイレも、約80台駐車できる駐車場も展望台もある。頂上まで舗装道路が続いており、車ですいすい頂上に行ける。ここは車でくるところらしい。