品川こども劇場のキャンプは、今年で6回目を迎えた。初めて親子キャンプ、子どもキャンプ、中高生キャンプとに別れ、それぞれ素晴らしい成果をおさめ、中でも子どもキャンプは青年部の持てる力が大いに集約されたものとなった。全国のおやこ劇場、子ども劇場の数ある中でも、この独創的なキャンプは他の追随を許さないのではないかと、誇りを持っていえるのである。 下見を重ねること数回、大雨の後、川の流れや石の位置が変わっているのではないかと。実は、自然に存在する木や岩や水なとすべてが創作の大事な対象となるのである。そこで月夜野伝説が生まれ、やがて月夜野国の誕生、そして月夜野国歌ができ、いつの間にか参加者全員がのせられてしまうはめになる。 子どもたちの書いた感想文集「月夜野建国史」はずっしりと重みを増し、確かな手ごたえを感ずる。小学生は中高生へ、中高生は青年へとあこがれを抱き、異年齢の集団がお互いを理解しあい育ち合うキャンプは本当にすばらしい。一人一人の目の輝きが月夜野の星にも似て、また来年のキャンプへと瞬きはじめている。 品川ならではの多士済々な青年たちのこの報告集が珠玉の名作に思えてならない。 是非、ご購読を!! 運営委員長 山口 喜美子
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