キャンプを楽しく、実り多いものにするためには、まず「子どもの無事」を保証することが第一条件だと思います。でも、何もかも危ないからダメ、といって規制してしまっては、魅力あるキャンプはできません。そこで、キャンプはどのような危険が待ちうけているのかを分析し、自信と権威をもって子どもたちを指導できるように、とまとめられたのが「健康・安全・衛生の手びき」であり、 いざ危険に出くわしたとき落ち着いて対処できるように、基本的な応急手当の説明をしたのが「救急法のてびき」なのです。 また、キャンプ中の健康を保つためにはまず家庭での日常生活が大切ですし、子どもたちの健康状態をつかむためには、子どもたちのことを一番よく知っているお父さんお母さんと連絡をとり合うことが必要です。そのために書かれたのが「お父さん・お母さんのてびき」です。 これらのてびき書には、ごくあたりまえのことしか書かれていません。だけど、ごくあたりまえのことだけに忘れがちなのです。そのことを再認識してもらうために、これらのてびき書が企画されたのです。 「健康チェックカード」は、「お父さん・お母さんのてびき」と一緒に各家庭に配ったものです。 (A)はキャンプ前に提出してもらい、特に注意の必要そうな子については、一軒一軒電話をかけてお父さんお母さんから詳しい話を聞くようにしました。(B)はキャンプ当日に出してもらい、キャンプ4日間、毎日検温し、記入したものです。 このように取組み体制は万全だったのですが、キャンプ当日には指導の目が完全には行き届かず、ナタでのケガ、ヤケド、発熱などの小さな傷病があり、「一人の病人もケガ人も出さずに帰ってくる」ことの難しさを痛感しました。 また、着替え、掃除など充分に指導できなかった点がたくさんあり、今後の課題として捉えていきたいと思います。
※A4(横)で印刷後、2つ折りにして閉じると資料集縮刷版のできあがりです。
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