マボロシ
1999/07/11 at Shibuya-Kokaido
Vocal:Kenji Hayashida |
東京地方はこの週末、梅雨らしい気候になってしまいました。降りしきる雨、ジメジメと湿度たっぷり。こんないやーな気候を振り飛ばそう!っちゅうわけで、楽しみにしていたライブツアーのスタートです。今回は初日が名古屋公演、そして2公演目になるのが、この渋谷公会堂の初日公演(今回のライブは東京公演が変則2Daysの今回は2公演で違うものが見れるかも!?)。そんな開場前の渋谷公会堂は怪しい雲行き。開場が遅れて、入場待ちの行列に突然の夕立のプレゼント!そんなもんいら〜〜ん!!!(笑) 今回のライブはバンドメンバーが一部変更されました。新参加はベースとドラムのお二人。「有瀧敬之(ありたきたかゆき)」さんと「刀称暢朗(とねのぶお)」さんです。お二人ともリズムセクションというバンドにはとても重要な位置です。最近の林田バンドは打ち込み中心のライブだったので、生のドラム、ベースが入るというのはとても歓迎できます。やはりライブは生物ですからね!そして、今回は小野かほり嬢、リンダの二人がバンドからいなくなってしまいました。また参加して欲しいものです。リンダの代わりにサックスは「帰ってきた」田中邦和さん。林田バンドの正サックスの座をリンダから奪い返したようです(笑) 開場から開演までは本当にバタバタとしてあっという間に開演を知らせるブザーが。会場に入って息つく間もなく、ライブスタート!大きな息使いのようなサウンドが鳴り始めると観客が一気に総立ち!みんな今回のライブを楽しみに待っていた!!って気持ちが会場内に満ち溢れてはちきれんばかり。暗いステージが一気に明るくなると、その気持ちが一気に爆発!ステージ上にはべーさん、ありさん、とねさん、むねぞーさんの4人。ハードでヘビーなオープニングサウンドでスタート!。今回の舞台セットは巨大な扇風機が回る古びた倉庫・・・といった感じでしょうか。ステージメンバーの衣装も黒が基調。古びた倉庫で演奏するロックバンドという感じです。割れんばかりの声援に迎えられた林田は「スターウォーズ」の敵の皇帝のような黒いマントを被り、白いレスポールを演奏。そのまま曲はアルバム『マボロシ』の1曲目でもある「止められない」へ。マントを取った林田は全身白の革の出で立ち。白いレスポールとの一体感がよいですねー。つづく曲は久々の「MのLOVE SONG」。ヘビーなアレンジがうまくこの曲にはまって観客も最初から飛ばしてます。ステージの林田も大きく目を見開いてイッちゃってる!歌ってる声も野太く、本当にヘビーなステージになっています。続いては「Cool」。ここからコーラス隊が加わりました。この後も出番のない曲に関しては、コーラスメンバーは袖にいなくなっていました。ヘビーなステージといつものコーラスいっぱいのサウンドとメリハリがついて、悪くないですね。 少しのMCを挟んで『マボロシ』から「君をはなさない」。最初の3曲のヘビーな感じとは打って変わったバラード。しっとりと聞かせてくれます。「カルトな二人」はライブ初公開。『Oil Men+』のミックスにやや近かったです。続いては、またもやライブ初公開の『Loose-Room Showtime』。遠藤由美さんときちんとケンカして、最後は疲れてやめてしまいました。ステージの左右をうまく使って、1コーラス目と2コーラス目の林田の立ち位置を変えていました。その後のMCでは「ちょっと前までは『いいね!』が自分の中で流行していたが、最近の流行は語尾に『ラー』をつける」と。でもプロデューサーの禁止令が出たとのことで、罰金導入。1つ『ラー』と言うたびに¥100だって(笑) MC直後はこれまた初登場「Big Brother」。少しスロー目のアレンジ。「Funky! Ship」は今回のバンド構成で一番似合う曲なのでは?ドラム&ベースの低音がズンズン下腹部に響いて来ます。衣装替えの林田健司に代わって、ステージに現れたのはサックスの田中邦和さん。長めのイントロの後、「Always Love You」。曲の途中で客席の僕らに頭を下げてくれた林田。僕らももっと応援していかないといけません! ここからの衣装は紅いヒラヒラのついた羽織物に、下がアーミーグリーンっぽいシャツです。曲の方は少しスローなサウンドが流れ、♪唇が〜〜と「感じて…」の出だしを歌い、そのまま「STAY」へ。「STAY」が終わるとそのまま転調して「感じて…」へ。軽くメドレーアレンジされてます。「大きな月の光の下で」はフルコーラス。最後の最後まできっちり歌ってくれました。邦和さんのサックスが生きる一曲です。ブーメランタイプのギターを林田が持つと、コーラス隊が袖に戻り、「まだまだ」。「HEY!HEY!HEY!」収録以来の生まだまだ。今回はフルコーラスしっかり聞けました。「Funky! Ship」と共に、今回のバンド構成が生きる1曲でしょう。 そしてMC。ここまで総立ちの客席。それに気づいたべーさんが林田に耳打ち。「少し休憩しましょう」と僕らを座らせてくれました。ここまでずーっと座る余裕のないライブでしたからね、助かりました(^^;) ここのMCでは来年にまたアルバム&ライブをやりたいなーと。時期に関しては明言はしませんでしたが、レコーディングも進んでいるようですし、楽しみにしておきましょう。でも、今はまだこのツアー「マボロシ」を堪能します。 休憩終了後は一気に「紅いマボロシ」!ピカソ展のCMで流れていたとはいえ、生で聞くのはもちろん今回がはじめて。ちょっと途中の一気に捲くし立てる部分は短くなっていましたが、この曲を歌い切ったのには拍手!歌うのは辛いかもしれないけど、この曲は今後の定番にしてほしいですねー。コーラス隊が今度はステージの前列に登場。そして「運命はノンストップ GO GO GO」。なんちゃんの英語が効きますねー。「BAD!BAD!BAD!BAD!」と腕を振り上げ、会場内の盛り上がりもヒートアップ130%ってところでしょうか。「BAD!BAD!BAD!BAD!」の次は「GO!GO!」と「Jealousy in Love」。う、腕がきつい!!(笑)さらに「青いイナズマ」!う、腕が・・・もうだめ(笑)そして最後は「$10」。会場全体が一つになって盛り上がっています。そして、演奏が終わり、袖に消えるメンバーたち。うーん、すごいステージになってます、今回のライブは!それを物語るに一番分かりやすいのは、林田健司の背中!紅い上着がみるみるうちに背中だけエンジに変わっていくんです、汗で。最後は背中全部がエンジに変わってしまっていました。 アンコールに応えて出てきたメンバーは全員今回のツアー&ビデオ「La MABOROSHI 04」のジャケットの絵のTシャツを着て登場。会場内でも同じ物が売られてはいるんですが、男性メンバーの着ている黒のシャツは非売品!!売ってくれ〜〜!! アンコールの1曲目はフォークギターを持った林田が「♪Bang Bang Bang♪と、やりますか?」と「無名のスーパースター」。「まだ声出したい?」と林田。客席はもちろんOK!そして、ステージと客席の掛け合いで「♪Bang Bang Bang♪」。最初は3回、そして、7回、23回(笑)とみんなで指折り数えながらやっていきました。2曲目は「花に水やるラヴ・ソング」。アンコールの曲はどちらかというと、軽めの曲が多いです。でも、メインステージがヘビーだっただけに、和やかな雰囲気になっています。最後は「彼女はDancer」。主役不在でしたが、CDさながら、メンバーみんなで歌うこの曲は楽しいです。間奏ではステージ左側に大きな紅いスクリーンが降りてきて、その後ろで女性が踊っています。遠藤さんかな?その直前・直後に袖に消えたので。主役不在・・・というのは淋しかったです。この曲は小野かほり嬢のために取っておいて欲しかったです。 今回のライブは全体的に見て、アンケートの結果をとても重視したのではないか?と思います。リクエストの多かった曲、ライブ初登場の曲、ヘビーでクールなステージ。どれを見てもそう思います。それが感じられて、とてもうれしかったし、楽しい一時になりました。 |