今月は、リップスラーにチャレンジしましょう。
梅雨の季節も早く終わって欲しいですね。今月も気持ちよく練習しましょう!(^^)
リップスラーは、音色の向上、音域の拡大や唇の柔軟性を高める上でとても重要な練習です。
ポイント1は、テヌートで演奏したときと同じ息の流れです。
まず、チューニングのBの音を4拍吹いてみましょう。
次にFの音を4拍吹いてみます。テヌートで全く同じ音量の形を心掛けて下さい。
次にBの音を2拍・Fの音を2拍の計4拍を同じ事に気を付けて吹いてみましょう。
この時に4拍のロングトーンと同じ「直線的なイメージ」で息の流れを感じて下さい。
そして、リップスラーでB2拍・F2拍を吹いてみます。
いかがですか?まっすぐな息の流れのイメージまま演奏できましたでしょうか。
リップスラーの練習は、まずゆっくりしたテンポで練習を始めることが通常ですが、
「なめらかなイメージ」が先行して、息の支えがなくならないように気を付けて練習して下さい。
テヌートの演奏の時の息の流れのまま、歌詞が変わったと理解して練習する事をお薦めします。
(ta-ta-→ta-a-)
ポイント2は、リップスラーの練習で以外に良いのはタンギングしてみることです。
例えばBとFのリップスラーの場合でも、音程はこの2つのみです。
「デジタル的に音がつながるように」と敏感に音から音へ移行する事をアドヴァイスすることが
多いのですが、音程が定まる事を実感する事が大事だと思います。
タンギング(テヌート・スタッカート)をして同じ練習をしてみて下さい。
その時の敏感さを感じながらリップスラーも練習しましょう。(^^)
音程が定まりにくい時には、マウスピースだけで確認してみます。
まず二つの音程をグリッサンドで往復してみます。
この時に音がとぎれないように何度も繰り返して下さい。
同じ音量が保てていればGOODですね。(^^)
次にテヌートで練習してみます。そしてリップスラーにトライしてみましょう。
いかがですか?確実に音程がとれるまで繰り返してみて下さい。
ポイント3は息の角度の感覚を会得することです。
一度鏡を見ながらやってみましょう。 音程が変わるときに唇を横に動かさないで縦のイメージで
吹くことが重要です。
Low-toneはマウスピースのスロート方向に、High-toneに向かうに連れてリムのバイト方向に
息の当てる角度を変えていきます。(下記AIR MAP参照)

息を下向きの角度で変化させる感覚を掴んで下さい。
ポイント2でも書きましたが、タンギングしてみる事との組み合わせで、この角度の感覚を
掴みやすいと思います。 マウスピースの中で唇は変化しています。
アパチュアを締め上げないで、息の角度と流量で音程を変化させましょう。
上記のMAPでイメージできましたか?
曲線のカーブは、皆さんが演奏している時のマウスピースカップの下のカーブと考えて下さいね。
慣れてきたら、8分音符-4分音符-2分音符の形で始めることをお薦めします。
ゆっくりなテンポのみでの練習の時よりも息のスピード感を感じやすいので、息のまっすぐな
イメージと縦のイメージをリンクしやすいと思います。
この感覚を掴めば、音域拡大につながっていきます。頑張って下さいね。(^^)v
参考までに、私が使用しているリップスラーの練習教本をリストアップしておきます。
・COLIN,C:ADVANCED
LIP FLEXIBILITIES (COL)
・MARSTELLER,R:BASIC
ROUTINES (SOUT)
・REMINGTON,E:WARM
UP EXERCISES
他にもGOODな教則本が出版されていますが、ポイント1,2,3に留意してチャレンジ!
著者のアイディアを楽譜から読みとる事も楽しいと思います。
今月は吹奏楽コンクールにスポットを当ててステキなCDアルバムを紹介します。
今年も審査、指導でみなさんの熱い想いを感じることが出来ました。
一つの目標に向かって仲間と力を合わせていく楽しみは、音楽を愛する私達にとって
貴重な経験になると思います。
そのプロセスを大切に、これからも音楽をエンジョイして下さいね!
セレクトショップにCD,DVD検索ボックスを掲載しています。
こちらもご活用いただければ幸いです。(^^)