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今回は、スライディングについて考察します。


暖かな日差しの中、学校では新入生も入りトロンボーン仲間も増える今日この頃ですね。
今月はスライディングに関して書いてみます。

まずLesson.0でのメインテナンスとも関連しますが、スライドの状態はいかがですか?
普段のスライドの手入れですが、外で演奏したりした後はすぐに拭き取らないで水をザッとかけて
埃を洗い流しましょう。その後にきれいに拭き取って下さい。
スライドクリーム又はO-MIX等のスライドオイルは3日に一度は塗り替えて下さい。

さて、「健康的な」スライドを使用してスライディングの練習です。
四分音符=60のテンポで、チューニングの実音Bの音からB-Dur一オクターブを吹いてみましょう。
次に四分音符=40で吹いてみます。その次に四分音符=100で吹いてみます。

この時に、同じ敏感さでスライドを動かしていますか?

テンポが遅くなると言うことは、それぞれの音価が長くなることを意味します。
要するにそれぞれのポジションに止まっている時間が長くなる訳で、
ポジションから次のポジションへ移動する時間は、敏速なままです。
テンポに関わらず、スライディングの敏速さは同じです。

次に音階で一オクターブ下がる時に、1-2,2-4,4-1,1-3,3-4,4-6,6-1のポジションの変化で、
特に3-4,4-6,6-1と音が下がってきた時に、スライディングがゆったりしないように
気を付けて下さい。

低音域は、息の流量は「たっぷりと」「ゆっくりした」といった イメージで演奏しますが、
それにつられてスライディングも「ゆったり」しないように!(^^)

貴方の演奏できる音域の中で、すべてのスケールを下降型を上記のことに気を付けて
練習を積み重ねましょう。
速いテンポで練習することよりも、四分音符=60〜70くらいで ぎりぎりまでそのポジションを
保つ事を意識すればスライディングが敏速になると思います。

ここで今月のTIPSです。 「音楽的に」演奏するに当たり、体やスライドを指揮者のように!?(^^)
動かしている人を 見かけます。
気持ちは分かるのですが、その「表現したい」気持ちを音のエネルギーに集中させましょう。
お地蔵さんのように固まって演奏する訳ではありませんが、その大切な気持ちを「音」にして
表現するためには、動きが少ない方が効果的です。
またスライドを上下左右に動かしてしまうと、ポジションが決まらず音程が不安定に
なりやすくなります。
スライドは前後に「しなやかな直線的なイメージ」で動かすことがポイントです。

大きなダイナミクスや速いパッセージを演奏するときも、スライドは軽く持ちましょう。
ついつい力が入ってしまいやすいので気をつけて下さい。

イメージに関わらず右手のスライディングが敏感になっているかをチェックするポイントを
まとめてみましょう。

・テンポが遅いときと、速いとき。
・マルカートで演奏するときと、レガートで柔らかなフレーズを演奏するとき 。
・低音域を演奏するときと、中音域や奏者がストレスなく演奏できる音域。
・音階練習の際の、上昇型と下降型。

これらの組み合わせでいつも華麗なスライディングを目指しましょう!!
すべての音階練習は、華麗なスライディングを身につけるとてもよい教材です。
音階練習の教本も出版されていますが、自分で書いてみることをお薦めします。

スライディングのお話ではありませんが、「初見」演奏に慣れていない方は特に一度スケールを
五線紙に書いてみましょう。
そして暗譜するくらいさらっておけば、初見での演奏時に調性に関して確認して、臨時記号のみ
気をつければOKです。
そうすれば拍子とリズムに気を付けるだけですから、初見がかなり速くなると思います。(^^)

音楽を聴くとき、生演奏でその空間を共有することがベストですが、LIVE番からも
その息吹を感じることが出来ますね。そのベストセラーを紹介します。

また、セレクトショップのページに掲載しているCD,DVD検索ボックスも
ご活用いただければ幸いです。(^^)

 

 




            

 


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