怪しい会社があります。
参加しているML(メーリングリスト)や掲示板で、この会社のことを質問したいのですが?
(註:このエッセイは、キャリストメールマガジンにて私自身が投稿した文章を加筆・修正したものです)
具体的な社名を挙げて
「ここはどうですか」「この会社をご存じの方はありますか」
などの相談をすることは、大変軽率な行動です。
不安な気持ちも、誰かに相談したい気持ちも、よくわかります。
しかし、ネットでのこういった話というのは、あっという間に広がってしまうものです。
誰か1人が
「ここはどうも気になる」「もしかしたら怪しい会社ではないか」
というようなことをネット上に書き込んでしまうと、
あっという間にこのMLを飛び越えて、ネット中に同じような書き込みや不安を煽る情報が広がっていってしまうのです。
もし、その会社がきちんとしたところだったら、どうしますか?
大変な損害を与えてしまうことになるのです。
脅かすわけではありませんが、軽い気持ちで書いたことが裁判沙汰になることもあるのです。
また、逆の場合も考えてみてください。
実際には悪徳業者であるにもかかわらず、誰かが「いいんじゃないですか」と軽い気持ちでレスを返したために、
その業者に騙されてしまう人が出てしまったら、どうしますか?
ですから、参加しているSOHO系の掲示板やメーリングリストで、
社名を挙げて質問することも、
それに対してレスを返すことも、
皆さん、もっと慎重になりませんか?
どうか、ご自分で真偽を見分ける力を持ってください。
ネット社会の情報はあくまでも参考程度にとどめてください。
いい情報にしても、悪い情報にしても、
すべてを信じてしまうのは大変危険です。
それよりも、「怪しい仕事を嗅ぎ分ける能力」を、もっと身につけましょう。
世の中には、怪しげな仕事や悪徳商法に、何度も何度もひっかかってしまう人があります。
失敗したことを学習していないから、また同じことを繰り返してしまう。
「何となく」気がすすまない仕事に出会った時には(怪し気な仕事に限らず、まっとうな仕事であっても)、
そのままにしておかないで、なぜ気がすすまなかったのか、それをはっきりとさせておいたほうがいいですね。
それが、自分の仕事に対するスタンス(姿勢)にも繋がるし、ビジネスの相手を選ぶ判断基準になっていきます。
「私はこういう基準で仕事を選ぶ」というはっきりした柱を持っていれば、
アヤしいものに出会っても、即座に判断できるようになると思います。