悪質業者・悪徳商法に注意!
在宅で働きたい主婦などをターゲットに、詐欺まがいの悪徳商法が横行しています。
「まがい」と言っているのは、実に巧妙な仕組みでたくみに法の網をかいくぐって、法律的に違反とはいえないような、微妙なケースが多いためです。
ワープロ内職 だまされないために 行政書士通信講座 トラブル実例/関連リンク集
ワープロ内職
電話や折込広告で仕事のあっせんを条件にワープロを買わせたり、通信教育を受講させるというもの。
「高額なワープロ等を買わされただけで、内職はあっせんしてくれなかった」
「登録料の名目で、現金をだましとられた」
などの被害が急増しています。国民生活センターに寄せられた苦情によると、被害のほとんどは20代から30代の女性(専業主婦が60%)であるということです。勧誘の手口
「専用のワープロ等を購入すれば、月に10万程度の収入になる。ワープロ費用もすぐにもとをとることができる。」
「登録料を払えば、内職をあっせんする。」
「当社の通信講座を受けて試験に合格すれば、仕事をまわす」キーワード:「自宅で」「高収入」「サイドビジネス」「初めてでもらくらく」
被害の内容
- 月に10万以上も可という話だったのに、実際には月に数千円程度の仕事しかまわしてくれない。
- トライアル(試験)に受かれば仕事をまわすという話だが、試験になかなか合格させてもらえない。
- 仕事のあっせんといっても、実際は内職のマニュアルや企業の名簿を送ってきただけだった。
本当に人材を求めている企業は、一般家庭に電話をかけるようなことはまずしません。
電話による勧誘は、ワープロやパソコン、ソフト、教材などを買わせるための勧誘販売だと心得て下さい。お金を払って仕事を得る(仕事を買う?)なんてことは、あり得ないのです。注:登録料をとる団体がすべて悪質で怪しい団体というわけではありません。現に、まっとうな人材登録会社や在宅ワーカー支援団体にも、登録に際して登録料を必要とするところがあります。きちんとしたところは、在宅ワーカーの人選にあたって技能のトライアル(試験)を行ったり当面はスタッフがデータのチェックを行っていますので、それらの経費として登録料の支払いを義務づけること自体は、普通に行われていることです。
行政書士の通信講座
行政書士自体は立派な国家資格ですし、たしかに独立開業も可能です。通信教育の教材もきちんとしたまっとうなものが多いので、一概に問題があるといいきることはできません。
資格そのものが悪いのではなくて、この資格を強引に売り付けようとする行為が悪徳商法に当たるのです。あなたがもしもその方面に興味なり素養なりがあって、真剣に行政書士をめざしているのなら、どうぞ頑張って下さい。
ただ、行政書士の国家試験の合格率は、わずか9%程度であるという事実を忘れないで下さい。
家事の片手間の勉強で、現役の大学生を押しのけて合格できるかどうかは、疑問の残るところです。たとえ合格しても、行政書士の仕事がどんなものであるか、わかっていますか?資格商法の問題点
(1)本当に合格できるのか
電話勧誘が行われるのは、取得が難しい国家資格に集中しているようです。本当は合格率の低い資格を、さも簡単に合格できるような触れ込みで通信講座を売り付けるという方法です。「仕事を紹介します」というセールストークが信用できないのは、内職商法と同様です。
(2)本当に必要な資格か
国家資格ではなく民間の資格の場合は、その資格が本当に有益であるかどうかを慎重に検討してください。その講座を個人の自己啓発として納得の上で受講するのであれば、何も問題はありません。しかし、さもその民間資格が仕事上必要であるとか、「将来国家資格になる」などというセールストークであった場合、やたらと公的性格があることを強調する場合は、要注意です。
まともな団体は、強引な勧誘などしません。
今、在宅ワークはひとつのブームになっています。
「不況でご主人の月収が減った」「リストラの不安」「将来に対する希望が持てない」
社会全体に対する人々の不安につけこんで、自宅で働きたい主婦をターゲットに、さまざまな商法が狙いを定めています。このような厳しい社会情勢の中で、せっかくご主人が働いて得ることができた貴重な財産を、このような悪徳業者の手に渡すようなことのないように充分注意してください。
悪徳業者にまわったお金は、その業者の手によって、さらなる悪の拡大再生産のために使われてしまうのです。人々の不安や欲望につけこむ業者は確かに許しがたいものですが、それらの悪徳業者につけこまれないような自分であってください。だまされる人がいなければ、悪徳商法は自然にフェードアウトしていくものです。騙されないために
基本的に、資格や内職の電話による勧誘はすべて断わった方が無難です。
くどいようですが、まともなところは、強引な勧誘などしません。新聞の折込み広告やダイレクトメールも同様です。自分で興味をもって資料を請求した場合は、訪問販売法のクーリングオフ制度が適用にならない可能性も高く、また、「在宅ワークに興味をもっている主婦である」という「カモリスト」に載ってしまいますので、今後、その手の勧誘の嵐に会う可能性があります。
勧誘を受けるたびに、心が揺れる、詐欺かもしれないと思いつつ何度も資料を取り寄せてしまうという人は、あなたの心の中にそういう悪徳業者をよびよせてしまう何かがあるのだと思って間違いありません。
毅然とした態度ではねつけることができない人は、まず自分の心の中の鬼を退治して下さい。(1)怠け心があるのではないか
資格商法や内職商法、通信教育に心が揺れるのは、なぜでしょう?
これを買えば、この講座を受ければ、登録料を払えば……
自分に代って仕事をさがしてくれる、自宅にいながららくらく仕事ができる、1日2時間程度でいいらしい、そういう苦労やわずらわしさを誰かが肩代わりしてくれるのなら、お金を払ったっていい、そう思ったのではないですか。さまざまな事情で外に出られない人がいることはわかります。
本当にまったく外に出られなければ、それだけ営業活動も限られてしまいますし、打ち合わせに出向くことも難しいでしょう。けれど、自宅にいてもメールやDMを駆使して営業活動をすることは充分可能ですし、現に私もほとんど外に出ずに仕事をとって、営業活動もしています。その分、知恵を絞って努力すればいいのです。小鳥のヒナのように、ただ口をあけていれば自然に餌を運んできてくれる、そんなうまい話は絶対にありません。
苦労はしたくない
らくなのがいいなあ…
今さら営業なんて、ちょっと気恥ずかしいそんな怠け心、ありませんか?
(2)欲をだしていないか
経済的に豊かになることは、すばらしいことです。
家族を養うために、家族の生活水準を上げるために仕事をすることも、ごく当たり前のことです。
ただ、その「経済的に豊かになろう」という目標が、ある時点で「欲望」に変わってしまったときに、欲望は理性に勝ってしまうことがあるのです。夫を助けて自分も働きたい、
子供を育てるために、親としての責任を果たしたいそういう純粋な動機から在宅ワークを検討している皆さんの不安や焦りを「言葉」によって巧妙に刺激し、心の奥底に隠れていた欲望を表に引き出してくるのが、悪徳商法です。
(3)自分の心を点検しよう
「らくをしながらお金がほしい」
そう思い始めたら、あなたはもう「欲望」の虜になっています。
初心を思い出して下さい。最初から本当にそう思っていましたか?
最初はもっと地道にコツコツ働こうと思っていたのではないですか?
どこから「勤労意欲」が「欲望」にすりかわってしまったのでしょう?「月収50万も可能」
理性が正常にはたらいている状態では、このセールストークがいかにまやかしであるか、すぐにわかるはずです。普通の主婦がたいした努力もせずに、暇な時間を利用して月に50万も稼ぐことなど、あり得ない話です。将来入ってくるお金をあてにして、先に高額なものを買ってしまうという消費先行型経済も、これは欲望が理性に勝った状態であるといえます。
本当に仕事になるのかどうかもまったくわからない、いったい幾らの収入になるのかもわからないような段階で、そんなお金をあてにして数十万、場合によっては100万近くの契約を簡単にしてしまう。これは理性が正常に働いていれば、絶対にふせぐことができたはずです。将来の労働を担保にとられたような形でワープロやソフトを買い、通信講座を受けたとしても、はっきりいってそれは借金です。その借金を返すまで、将来への不安をさらに抱えながら働かねばならないのです。そんな虚しい労働に、あなたは耐えられますか?
支払ってしまったお金を回収するために、いったい何年かかるのでしょう。
それが本当にあなたの能力を生かす仕事といえるのでしょうか?
将来のための資金を残しながら、地道に蓄財をしていく。
やはり、これに勝る王道はないように思います。
人々の不安や焦りといったマイナスの心を刺激して暗躍する悪徳商法には憤りを感じますし、単に品物を買わせるだけではなく、だまされた人々の将来への不安をさらに増大させ、将来までも拘束してしまう(資金回収を諦めれば抜けられるのですが)これらの悪徳商法の実態に、少しでも早く気づいていただきたいと思います。
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