個人情報は、どこまで公開すべき?

(註:このエッセイは、キャリストメールマガジンにて私自身が投稿した文章を加筆・修正したものです)

私もホームページで個人情報を公開しているのですが
やはりどこまで公開していいものかと、最初は少し悩みました。

私が何かをインターネットで注文したり、業者に依頼するときに

住所も名前もわからないところに依頼するだろうかと。

ふつうの会社だったら、住所を公開していないところは怪しまれますよね。
細かい住所は公開しません、本名もあかしませんというのは、
「自宅で個人(多くは女性)が仕事をしているという特殊な状況なので、許してね」、と世間に甘えさせてもらっているわけですね。
いろいろと物騒な事件が頻発する世情を考えると、これもいたしかたないと思います。

私の場合は、まず市町村までは公開しました。(現在は番地まで公開していますが)
市町村までわからなければ、クライアントは宅配便やバイク便の料金計算もできません。
電話については、ビジネスと家庭用を分けている方だったら、公開しても問題ないような気がします。
家庭の電話と共有の場合は、家族と相談してお決めになるのがいいと思います。
ちなみに、うちの場合はホームページを見て、具体的なことは電話で問い合わせ…
というお客さまが一番多いので、公開しています。

廿さんの「月刊在宅入力者」に、ちょうどこのテーマで寄稿しましたので
お手もとにお持ちの方はみてくださいね〜。

そこにも書いた内容なのですが、
私たちが個人情報を公開することに不安を覚えているように、

いえ、もしかしたらそれ以上に、
クライアントも不安なんだと思いますよ。

どこの誰かもわからないSOHOワーカーに仕事を依頼するというのは

クライアントにとっても「賭け」ですし、いろいろなリスクが伴います。
特に私の専門であるテープ起こしは、機密事項のテープそのものをワーカー側に預けてしまうので、
相手もすごく慎重になっているのがわかります。

個人情報の公開については、私は家族次第でもあると思うのです。

家族が抵抗を示したら、あんまりムリしなくてもいいかなと。

特に単身赴任の家庭や、ご主人が留守がちの方は
おつれあいが安心して仕事ができるようにしてあげたほうがいいでしょうね。

それが長く続けるコツでもありますから。

それから、地域性もあると思います。
極端な例かもしれませんが、都会であろうが地方であろうが、お住いの地域に防犯上不安がある場合などは、
私は無理して情報公開することはないと思います。

でも、普通の地域だったら、そんなに神経質になり過ぎる必要もないと思う。

廿さんの言葉を借りると
「インターネットは道を歩くぐらい怖い」とのこと。

つまり、道を歩いていれば車にはねられたり、通り魔に刺されることだってあるわけだけど、
それでもあなたは外出するんでしょ? ということですね。

どの程度まで公開するか、それは住んでいる地域性や家族の気持ち、そういうものをいろいろ考えて決めるのがいいと思います。
そのかわり、
公開しない人は公開している人に負けないように、ホームページに何らかの工夫をしたらどうでしょう?
例え名前がわからなくても、電話がわからなくても、ぜひこのワーカーに連絡をとってみたい! と相手に思わせるような工夫です。
個人情報を公開していない方は、ほかの魅力で勝負すればいいと思います。。