大須賀ひできさんのメッセージ

紙しばいミュージカルは、ボクが長年大切にしてきた表現の形です。多分、日本では他にいないのではないでしょうか。自分ひとりで脚本を書いて、作詩・作曲、歌い、語り、演じます。1枚1枚の絵の抜き方やスピードでもいろいろな表現ができます。歌手であると同時にミュージカル俳優でもあるボクにとっては、自分のすべてを出し切れるとても大切な場です。

今までの2作「ちょびとピョン子とうろこ玉」「竹次郎物語」は日本民話をもとに自分で絵も描きました。でも今回の「ぞうれっしゃがやってきた」では、友人のイラストレーターの塩浦信太郎さんに絵を描いてもらいました。さすがにプロの絵はやはり違います。

そして原作はみなさんおなじみの小出隆司さんの絵本です。藤村記一郎さんの作曲した合唱組曲は全国で千回以上も上演されたと聞いています。とても素晴らしいと思います。動物たちを愛する心、そして平和を大事に思う心はやはり、誰でもがもっているんだな、ととても感激です。

ボクもボクなりのやり方で、そんな想いをたくさんの子どもたちに伝えたいと思っています。お会いできる日を楽しみにしています。