 平成19年8月4日(土)に新たに内視鏡センターが完成しました。
当院の内視鏡室はこれまで平成7年に完成した健康管理センターの一角にありました。10年前の内視鏡検査数は、上部、下部、ERCPなど合わせて年間約1,600件でしたが、毎年増加し、平成18年は年間4,000件を超え約2.5倍に増加しました。
検査数の増加に伴い並列で行うことが増え、また、セデーション後のリカバリーが必要となったことなどから、今回内視鏡センターとして移転することになりました。

新しい内視鏡センターの面積は約130㎡と従来の約3倍になり、内視鏡検査を3列並列で行えます。主に使用する2つの検査室は内視鏡のハイビジョン液晶モニターをオペ室の無影灯用のアームに取り付けて天井から吊り下げました。モニター画面の位置を自由に動かすことができ、術者が真正面から見られます。可動式の天吊りモニターは愛知県下で初めてとのことです。ビデオスコープの数は上部9本、下部4本で、内視鏡洗浄装置5台を稼働して1症例1検査ごとに洗浄・消毒を実施し感染予防に努めています。
また、大腸内視鏡の前処置用のスペース、シャワー付き更衣室、車イス対応トイレをセンター内に設置し、内視鏡センター前のトイレも温水洗浄便座付きの洋式トイレに改装しました。これにより、大腸内視鏡の前処置を院内でできるようになりました。
セデーションに関しては、上部は希望者に、下部はほぼ全例に行っております。セデーション中はベッドサイドモニターを装着し、検査後は電動リクライニング式リカバリーベッド(3台設置)で休んでいただきます。
また、苦痛が少ないとマスコミでも取り上げられている経鼻内視鏡用スコープを2本導入しました。
患者さんが安全で苦痛の少ない内視鏡検査を受けられるように努力しています。
平成18年の検査数は、上部 3,051(粘膜下層剥離術ESD 8、止血術 40、食道静脈瘤硬化療法EIS・EVL 22、胃瘻造設 31などを含む)、下部
859(ポリペク 349)、ERCP 93(乳頭切開 20、バルーン拡張 16、ERBD・ステント 22)、超音波内視鏡 42、合計 4,045件でした。ESDなどの新しい手技にも積極的に取り組んでいます。
内視鏡医は丸田(S62卒、内視鏡学会指導医)、北村雅一医長(H8卒、専門医)、山本剛医師(H10卒、専門医)、加藤亨医師(H14卒)の4名で、名古屋大学消化器内科より代務医が週2回来ています。
コメディカルは藤田主任以下、内視鏡技師(第一種)3名、看護師3名です。
小規模の病院ですが内視鏡センターという名称にしたからには、地域医療に貢献していきたいと思っております。
現在、曜日や医師の指定がなければ上部も下部も数日以内に検査が可能です。
できる限り検査待ちの日数を増やさないように努めてまいります。

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