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■本紙戸塚の この馬■
地面を打つ音が室内まで届くほどの雨は久しぶりである。仕事の関係で、気象庁や日本気象協会のHPを毎日のように覗いているが、雲画像やアメダス画像での雨の動きがこれほどゆっくりなのも珍しい。金曜日の朝には中国地方でも降り始めていた雨が、通常ならその日の夕方にはこのあたりで降り始めてもいいようなものだが、それからさらに半日近く経った昨朝になってようやく降り始めている。それから24時間以上にわたって雨は降り続けた。レースの行われる東京競馬場も、たっぷりと雨を含んだ馬場になることが予想される。
となると無視できないのが、馬場への対応である。昨日の結果を見ても、準OPの1800mで1分51秒台と、標準的な時計から4〜5秒時計がかかっている状態である。JCのレース時には雨はあがっているだろうが、それまでに2日間で11レースが行われる芝コースは相当に力とスタミナが要求される馬場になっているのではないだろうか。そして、キレ味を身上とする馬がいるのならば、それが最大の敵となるのではないだろうか。
こうした状況から導き出した結論は、ザッツザプレンティ本命である。日本馬では大将格のシンボリクリスエス、二冠馬のネオユニヴァース、そしてこの馬を上位と見たのだが、上位の2頭はどちらかといえばキレが身上である。スタミナも標準以上のものが備わっているとはいえ、万全といえるわけではない。事実、シンボリクリスエスは菊花賞を回避して天皇賞に回っているわけだし、ネオユニヴァースは菊の舞台でザッツザプレンティに負けている。各馬とも重馬場実績はあり、その点では横一線とも言えるが、スタミナ勝負になったときに一歩抜きん出るのがザッツザプレンティだといえる。後入れの偶数枠となったのもまずまず好材料である。好走したダービー、菊花賞、ともに偶数枠からの出走であった。
対抗にはシンボリクリスエス、▲にネオユニヴァースとする。重の巧拙、距離適性については甲乙つけがたい。となれば、格がものをいうであろう。以下2頭は外国馬の中からデノンとアンジュガブリエルとする。デノンはフサイチの冠で知られる関口氏がオーナーであり、JCを勝つための秘密兵器と聞いた。重馬場も存分にこなす。アンジュガブリエルは、外国馬の中ではこれが大将格で、やはり重馬場への適性もある。距離実績もG1実績(5戦3勝、2着1回)も十分すぎるほどである。
■角田剛士 続・馬券優先主義■
馬場が渋り、時計勝負でなくなった今、JCの狙い目は外国馬。G1の実績でいえばジョハーやデノンなのだが、血統から気になる馬がいる。父サドラーズウェルズ、母父ダルシャーンのイズリントンだ。平成7年から10年まで、2着馬に牝馬が入った時期があり、一時期はJCは牝馬から買う、という法則めいたものもあったが、ここ数年はまったく連対の実績がない。それでも注目したのは愛チャンピオンSでのクビ差3着。クビ差の1着は、ジョハーとブリーダーズCターフで同着し、引退したハイシャパラルだ。按上は日本でも活躍しているファロン。ジョハーやデノンも魅力だが、日本の競馬を知っている分、イズリントン。◎は牝馬イズリントン。○はハイシャパラルとブリーダーズCターフで優勝を分けたジョハー。▲はG14勝、昨年2着のナカタニ騎乗のデノンとする。△はおさえの気持ちでシンボリクリスエス。日本馬には負けそうにないが、外国馬との比較で下に見た。下に見たのは実力が劣っていると判断したわけではなく、馬券的な妙味だけ。注はネオユニヴァース。シンボリクリスエスに宝塚記念で先着していることから、ここでおさえる。ツルマルボーイも先着しているが、渋った馬場を考えるとこちらか。
上記5頭の馬連&3連複BOXで。外国馬のBOXは少し厚めに買いたい。
ちなみに最終はゲヴァルトの単勝馬券で勝負する。マイホースだ。
■神村義裕の 馬診断■
まだ届いてません。
■オッチャンの キャリアが違うんだって!■
日本の馬場は高速馬場で、先行馬が平均ペースでレースを進めると34〜35秒で上がってしまい、器用で瞬発力のある先行馬が圧倒的に有利である。このことはいつかのトツスポにも書いたが、どん尻強襲というレースは非常に少なくなった。私が競馬を始めた頃はドウカンオー、コウジョウという馬がいて、最後方の馬からさらに3馬身くらい離れた所を走り、直線だけで追い込む競馬を毎回していた。馬券を持って応援する時の喜びはそのまま〜と叫ぶより、差せと叫ぶ方が気持ちが良い。デュランダルがG1で2戦続けてこの爽快な追い込みを決めた。この2つのレースともデュランダルの馬券を持っていただけにテレビの前で大声を張り上げた。競馬の醍醐味はどん尻強襲だ。陸上をやっていた記者諸君にはおわかりだろうが、人間の走るレースで4角どん尻で差しきることなど不可能だ。馬にしか出来ない芸当であり、最近こんなレースが少なくなっただけに、これを見られたことは幸せである。Fモーションを頭にした馬単の方を厚く持っていたので、わずかに差しきれずという方が金は儲かったが、なぜか差しきった爽快感が心地よい。3連複も併せ取ったので明日のJCが楽しみである。
エ女杯もJCダートも外国馬が食い込んで穴をあけた。半分が外国馬だが、予想の段階で印を付ける気にはならない。ジョハーはパドックでよく見えても消したいくらいだ。9頭立ての競馬で予想する。
サンライズペガサスを本命にしようと思っていたが、大外と道悪で残念ながら断念する。しかし、実力はこの中で1、2を争うものと確信している。それならば牝馬では3歳がワンツーを決めたので、生きの良い3歳3頭のどれかに本命を付けたいが、燃えるものがない。道悪を考えればザッツザプレンティを最上位に見る。3歳馬の中ではこの馬が最先着しそうだ。古馬陣では道悪がうまいかどうか未知だが、クリスエスが大本命ならばタップダンシシチーも遜色ないのではないだろうか。晴れの良馬場ならばこの馬からの馬単で大勝負だった。ザッツザプレンティとこの2頭を軸に馬券は組み立てよう。Sクリスエスは実力も上位で重もうまそうな走りだ。安定した本命馬のはずだが、宝塚の走りと休養明けレコード勝ちの反動で負けるとすればこういうパターンだ。この馬を頭にした馬券は買いたくない。馬単のヒモ程度にしよう。3歳の雄ネオユニヴァースも3000は少し長かったようだが、2400の道悪ならば間違いなく上位争いするはずだ。負けるとすれば3000を目一杯走った疲れで、菊の直線は明らかに力尽きたような走りであった。最後にもう1頭、Sプレジデントの取捨を考えなくてはならない。重がいいとは思えないし、かかる気性は直っていない。しかし人気が一気に落ちた今回は、スケベ根性で買う気になった。もう1頭、ダービーレグノがちょっとだけひっかかっている。外国馬はパドックでじっくり見てから馬券の対象を考えよう。
■タカの だから競馬は格だって!■
日本馬、外国馬ともになかなかの豪華メンバーとなった今年のジャパンカップ。3歳馬の参戦も多く楽しみは大きい。
本命はシンボリクリスエス。宝塚記念では凡走を見せたが前走では昨年以上の強さを見せた。決して好きなタイプではないが強さは素直に認めたい。
対抗はタップダンスシチー。かのメジロパーマーのように有馬記念の大逃げ以降、強さを感じさせるまでになった。除外対象であったとはいえ早くからJCに目標を切り替えており準備万端といったところだろう。外車相手に強い逃げ方を見せて欲しい。
以下、府中だからこそ追い込みに賭けたい応援馬であるツルマルボーイとサンライズペガサス、3連複のためにネオユニヴァースまで印を打つ。馬券はクリスエスからの馬単流し。3連複もクリスエスを軸に手広く流す。
■ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)■
昨年は珍しく外国馬が優勝したJC。府中に戻る今回は前回のような紛れはなく、日本馬が上位を独占するはずだ。参考レースを見ると大した外国馬が来日していない。BCを勝ったジョハーも「勝ってなお弱し」だ。
日本馬の比較は簡単で3歳馬は2400ならほぼ同レベル。菊花賞を勝ったザッツザプレンティは成長しているのかもしれないが菊のレースを見ると買いたい気分にはならない。Sプレジデントは2400がやや長く若干ネオユニヴァースに劣る気がする。2冠馬ネオユニヴァースも夏を越しての成長が見られず、宝塚記念のレースを見るとツルマルボーイのほうが断然上だ。ここで3歳馬が勝つようならば有馬記念はゼンノロブロイが圧勝してしまう。6枠2頭には言及する必要はなく、天皇賞と春の金鯱賞が非常に似たレースでSクリスエスとタップダンスシチーは実力ほぼ互角とみる。問題は今回もどん尻から追い込んでくるであろうツルマルボーイがこの2頭をかわせるかどうかということだ。末脚は超1流だがどうしても展開に左右され、G1では2着止まり。中山の荒れた馬場では分が悪く年齢的にもここがラストチャンス。応援馬券でこの馬の末脚に賭けてみよう。
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