秋雨に 霞む青草 夏の行く
第36回

第36回 スプリンターズS G1 新潟芝1200m 
馬番 馬名 重量騎手 ノリ タカ オッ 神村 角田 トツ
1 1 サニングデール 55福 永    
2 2 ディヴァインライト 57田中勝        
3 3 ゴールデンロドリゴ 57岡 部            
4 4 ビリーヴ 55武 豊      
5 5 サイキョウサンデー 57四 位          
6 6 トロットスター 57蛯 名      
7 サーガノヴェル 53吉 田        
7 8 リキアイタイカン 57武 幸          
9 アドマイヤコジーン 57後 藤      
8 10 シベリアンメドウ 55柴田善            
11 ショウナンカンプ 57藤 田    

本紙戸塚の この馬
 秋のG1の馬券を考えるときに、たびたび話題となるのが「夏の過ごし方」である。夏を休養にあてて秋の充実につなげる馬もいれば、夏の間にも休みなく走り続けて「夏の上がり馬」となる馬もいる。かく言う自分も、この夏は久しぶりに馬券を手にして競馬を楽しんできた。東京のウインズのメッカとも言える後楽園で1度、夏競馬の代名詞とも言える北海道は札幌競馬場で1度。新馬券である馬単・3連複の効果もあるだろうが、なかなか刺激的な3日間(後楽園には2日通った)であり、競馬の楽しさを再確認した様に思う。
 さて、スプリンターズSである。春のスプリント王ショウナンカンプ、安田記念馬アドマイヤコジーン、快足娘サーガノヴェル、最優秀短距離馬トロットスター、夏の上がり馬ビリーヴなど、それなりにタレントのそろったレースだと言えるのだが、今ひとつ盛り上がりに欠けている感が否めない。頭数が11頭と限られたこと、G1馬であるショウナンカンプとトロットスターの前走がいまひとつ冴えなかったことがその原因だろうか。
 本命はアドマイヤコジーンである。春の高松宮記念で本命に推し2着、その後の安田記念では無印としたが、優勝されてしまった。高松宮記念の予想でも書いたが、父を同じとするエイシンバーリンがスプリント馬だったことからそういう馬だと思いこんでいたのだが、元はと言えば朝日杯3歳S(現朝日杯フューチュリティS)優勝馬である。良質なスピードにマイルを走ることのできるスタミナが備わっていたのであろう。1月には不良馬場の東京新聞杯を勝利してもいるのだ。馬場状態の良化がそれほど望めないであろう今回のレースでは、そのスタミナが存分に生かされるはずである。また、今回の新潟コースと同じ左回りを5戦して3勝、2着1回という実績も見逃すことはできない。右回りでは15戦して同じく3勝、2着1回という実績なのだから、(朝日杯は右回りでの勝利だったとはいえ)左回りが得意だというのは言うを待たないであろう。涙のG1戴冠から4ヶ月弱。後藤騎手の2度目のG1制覇もすぐそこだ。
 対抗は、平坦馬場が味方するか、ショウナンカンプ。以下、左回り・主馬場に実績のあるサニングデール、古豪ディヴァインライト、ダート実績も意外と高いトロットスターとする。人気が予想されるビリーヴは、馬場状態・斤量・相手関係などが気になり無印だが、それだけにここで買ったら本当に強い馬だと認めるしかない。馬券は本命以外の4頭をボックスにしてアドマイヤコジーンから流した3連複6点と、本命からの馬単4点の計10点とする。

角田剛士 続・馬券優先主義
 モノポライザー。今年前半ずっと買っていた超良血馬だ。名牝ダイナカールの最後のお子様。ダービー惨敗後、秋はどうするのかなあって思っていたら、土曜競馬の阪神メイン、ポートアイランドSに出ていた。休み明けをサクっと勝つあたり(着差はほとんどなかったが)、やっぱり超良血。馬体も一回り逞しくなった。全身を使って走る姿が、なかなかいい感じである。マイラーではないと思うのだが、まあいい。目標は秋の天皇賞で狙ってみよう(その前に毎日王冠あたりで重賞初勝利か)。
 さて、どうも中山じゃない秋競馬に魅力を感じない。新潟1200mは今ひとつ……。やっぱりあの坂がほしい。きっと府中じゃないJCにも、同じ思いを抱くのだろう。
 予想は、◎トロットスター、○アドマイヤコジーン、▲サニングデール、△ディヴァインライト。注でシベリアンメドウをあげておく。そう、重馬場で実績がある馬を実績順にあげてみた。馬券は馬連と、シベリアンメドウから上記の馬へのワイド。3連複もシベリアンメドウがらみで一応、買っておこう。馬券の種類が増えたせいで、今度から買う馬券の種類も書かねば、当たったかどうか、ますますわからなくなってしまう。
 勢いあるビリーヴが一番、強そうなのだけど、どうも、どうも好きだったあのホワイトマズル産駆とダブるので、G1では無視した。
 ちなみにシリウスSは、ダブルハピネス-シャドウスケイプ-ディバインシルバーの3頭で、馬連、3連複で勝負する。

神村義裕の 馬診断
まだ届いてません。

オッチャンの キャリアが違うんだって!
 夏のある日スポーツ紙の1面を独占した競馬界の出来事があった。サンデーサイレンスの死である。その偉大さはもうマスコミが十分に報道した。それに異論は全くない。しかし、SSとその子の産駒に独占されそうな重賞やG1レースを見ると恐ろしい気もしていた。父内国産はSSの近親だらけになってしまうのでは。一時的なブームで成功するだろうが、SSの血が濃くなってしまったらいつかはその血が途絶えてしまうのでは。内国産が繁栄することを望んでいるものとしては、内国産の有力馬がSSで占められてしまうのは耐えられないことである。そろそろ違った馬がと思っていた時なので、SSの死はある意味ではほっとしている一人である。
 さてこのレース何が本命かと言えばそのSS産駒ビリーヴである。今までと違い馬単が導入されたため、本命の重みが違ってきた。武豊が乗るため人気になってしまうのが不愉快である。前走もスムーズさに欠けながら直線は他馬を圧倒した。ショウナンカンプと人気を分けると思うので、これこそ馬単狙いである。ショウナンカンプも力は上。前走はパドックで気合いに欠けていたがそれさえなければ逆転もある。この2頭の実力が抜けていると思っているが、もう1頭わからない馬がいる。サーガノヴェルである。何しろ3歳馬、成長があれば2頭に肉薄する力はありそうだ。
 この3頭以外は予想の段階で印を付ける気にならない。しかし、当日の馬場状態とパドックで何か穴馬を見つけよう。

タカの だから競馬は格だって!
 仕事が忙しくても秋のG1シリーズはやってくる。今回は電車の中である程度予想したが展開も考えての予想となった。
 本命はアドマイヤコジーン。復活を遂げてからはG1ホースにふさわしいレースをしている。脚質も自在に近い先行型で荒れた馬場でも対応可能。馬単も始まった今回のG1ではウラも併せて本命に推す。
 対抗はサニングデール。斤量も恵まれたが1200mでの実績は古馬との
対戦でも証明済み。荒れた馬場にも対応でき、2番手評価とする。
 3番手はビリーヴ。3連勝の中でも前走は圧巻。鞍上も武豊と心強い。
 以下、予想としては1200mでは圧倒的に強いショウナンカンプ、実績と応援の意味も含めてトロットスター、良馬場なら面白いサーガノヴェルに印を打つ。
 馬券はコジーンからの馬単がメイン。当日は町田で観戦する。

ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)
 ずいぶんと寂しいメンバーになった今秋初のG1スプリンターズS。本命候補のタイキトレジャーが直前回避でなにを本命にしたらいいのかわからなくなってしまった。展開を考えて本命はサニングデール。勢いのある3歳馬。前走勝ったのは斤量だではなく、この馬の実力あってこそ。対抗には差し馬サイキョウサンデー。1200なら確実に末脚を伸ばす馬。ずいぶんと人気がないので驚いているが、このメンバーなら勝ってもおかしくないだけの実力を兼ね備えている馬だと思っている。3番手としてショウナンカンプ。先行馬で粘れるとしたらこの馬しかいない。押さえとしてCBC賞の勝ち馬リキアイタイカンとビリーヴ。


宝塚記念へ 【戻る】 【HOME】 秋華賞へ