球蹴るも 馬行くも同じ 芝の上
第69回

第69回 東京優駿 G1 東京芝2400m 3歳OP牡牝定量 
馬番 馬名 重量騎手 ノリ タカ オッ 神村 角田 トツ

1
1 ヤマノブリザード 57柴田善            
2 ノーリーズン 57蛯 名    

2
3 タニノギムレット 57武 豊  
4 ダイタクフラッグ 57江田照          

3
5 アドマイヤドン 57藤 田          
6 テレグノシス 57勝 浦  

4
7 モノポライザー 57後 藤      
8 マチカネアカツキ 57デザーモ        

5
9 ファストタテヤマ 57安 田          
10 メガスターダム 57松 永          

6
11 シンボリクリスエス 57岡 部      
12 チアズシュタルク 57石崎隆            

7
13 サンヴァレー 57田中剛          
14 サスガ 57安藤勝          
15 バランスオブゲーム 57田中勝          

8
16 バンブーユベントス 57村 田        
17 タイガーカフェ 57四 位          
18 ゴールドアリュール 57上 村          

本紙戸塚の この馬
 競馬に携わる多くの人々が、ダービーを競馬の頂点として日々の競馬に携わってもいる。一生に一度しか立つことのできない大舞台というのが、その思いを強くさせる原動力なのであろう。自分自身、競馬を始めた8年前にはそう思って疑わなかったものである。
 だが、ここ数年、はたしてそれでいいのか?という思いが強くなってきた。というのは、ダービー馬のその後を考えたときのことである。競馬を始めてからナリタブライアン、タヤスツヨシ、フサイチコンコルド、サニーブライアン、スペシャルウィーク、アドマイヤベガ、アグネスフライト、ジャングルポケットの、8頭のダービー馬に出会ってきた。しかしこの中で、その後古馬G1を制したのは3頭に過ぎない。さらに、古馬になってから古馬G1を制した馬というと、スペシャルウィークただ1頭である。個人的な意見ではあるが、ダービー馬という称号を得たものであるからには、その後の競馬でも他の馬とは違うというところを見せて欲しいものなのだ。簡単にいえば、G1をバリバリ勝って欲しいということである。しかし、そのような姿を見せてくれたのがスペシャルウィークだけでは、なんとも寂しいではないか。今のところ、その期待は昨年のダービー馬ジャングルポケットと、今年生まれる新たなダービー馬にかかっている。
 ところで、予想の一環として新聞に載っている「過去5年データ」を眺めていたら面白いことに気がついた。ダービーのものだけでなく、同じく3歳馬のG1であるNHKマイルCのものもあわせて眺めていたわけだが、単勝3倍を切るオッズで優勝した馬はその後のレースでの活躍が目立つのである。ダービーでいうとスペシャルウィーク(\200)とジャングルポケット(\230)、NHKマイルCでいうとシーキングザパール(\200)とエルコンドルパサー(\180)とクロフネ(\120)が該当する。すべての馬が国際レースを勝ったことのある、まさにそうそうたるメンバーだ。つまり、ダービー後も活躍するには、勝利時の単勝オッズが3倍を切るだけの実績が必要とされるということであろうか。となると、今年のダービー前売りで唯一3倍を切るオッズに推されているタニノギムレットこそがダービー馬にふさわしいということになるのだが・・・。
 しかし、タニノギムレットは対抗までとしておきたい。G12戦連続3着という運のなさ、年明け6戦目という使い詰めの日程、シンザン記念を勝った因縁(シンザン記念を勝った馬からはクラシック馬は出ないというジンクスがあるのはご存じ・・・?)が、不安にさせる。代わっての本命は、そのタニノギムレットに1勝1敗の五分の星で渡り合っているテレグノシスだ。
 NHKマイルC馬のダービー挑戦は昨年のクロフネに続いて2頭目。勝てばもちろん史上初のことになる。クロフネは完敗と言える5着に敗れたが、その後のレースぶりを見ると距離が長かったのだろう。レースがダービー史上最速のペースをきざんだのも大きく影響したはずだ。それと比べると、テレグノシスはいくつか余裕をもってダービーに臨むことができるというのが、本命に推す理由である。
 一つは距離適性。1800mまでの距離経験しかないが、サンヴァレーの単騎逃げとなれば、ペースはそれほど速くはならない。血統や折り合いの付き方からしても2400mはこなせるはずである。むろん、父トニービンの血は言うまでもないであろう。また中2週のローテーションは若干気になるが、その前(前走〜前々走)がクロフネと比べて1週長い。調教タイムや杉浦師のコメントから好調さは前走よりさらにアップしているようだ。冒頭に述べた法則からは外れる(NHKマイルCは4番人気で単勝配当1430円)テレグノシスであるが、そもそも内国産馬のNHKマイルC勝利そのものが史上初の代物である。短期集中で変則2冠奪取といきたい。
 対抗は前述通りタニノギムレット、以下、皐月賞馬ノーリーズン、シルバーコレクターのマチカネアカツキ、マル外初のダービーなるかシンボリクリスエスとする。

角田剛士 続・馬券優先主義
 久しぶりのダービー観戦である。
 思い出のダービーは、スペシャルウィークとボールドエンペラーの万馬券決着。武豊の初ダービーだ。今年、その武が選んだ馬はタニノギムレット。各紙でも書かれているように、この世代で今もっとも強いのはタニノギムレット。異論はない。勝浦、お前はホントは降着だよ。
 さて、皐月賞でも書いたように◎はモノポライザー。皐月賞惨敗は残念だが、プリンシパルS3着は悲観していない。これで人気が落ちると内心、かなり喜んだ。鞍上は再び後藤。橋口師曰く「最後方から」の競馬もあるか。ただローエングリンが除外されてしまい、サンヴァレーがたんたんと逃げる流れになりそう。最後方はダメだけど、思い切った競馬を期待したい。
 ○はノーリーズン。単勝のみでもありがたかった。どう転んでも、皐月賞でタイガーカフェは買えなかったから、悔しさもない。蛯名もダービーは未勝利だった。ダービージョッキーが増えて、ダービージョッキーSをまた見たいものだ。
 ▲はタニノギムレット。はっきりいって、これで勝ったら化け物。年明けから休みなく使われ、ここまでかなり厳しい競馬をしてきている。それでも無視できないほど、その強さを認めている。
 △はバランスオブゲーム。新潟3Sでの走りはかなりすばらしかったのを覚えている。左回りにかわって注目の存在。まったく人気がないようだが、父は奇跡のダービー馬。
 注はバンブーユベントス。別にW杯だからユベンとスというわけではない。2戦目のさわらび賞から目をつけていた馬だ。まだまだ力不足だが、穴馬としての魅力は十分だ。
 最後にマチカネアカツキを次点にあげたい。東京3戦3連体すべて2着の東京巧者。鞍上はレディパステルをオークス馬にエスコートしたケント・デザーモだ。

神村義裕の 馬診断
◎タイガーカフェ・・・前で粘れるタイプ。今回はペースが速くならなそうなので。
○テレグノシス・・・東京の馬場は合うタイプ。距離延びても大丈夫。
▲ノーリーズン・・・皐月賞の勝ちっぷりは軽視できない。
△モノポライザー・・・皐月賞は負けすぎ。距離延長は歓迎。
△タニノギムレット・・・大一番で勝ちきれない感があるが、実力は確か

オッチャンの キャリアが違うんだって!
 本当に馬券を買うのが下手になってしまったのだろうか。バイオリズムがあまりにも悪すぎる。オークスはスマイルトゥモローとユウキャラットを中心に馬券を組み立てることはトツスポに書いた。パドックでユウキャラットがよく見えてしまったのは仕方ない。さらにマイネミモーゼもよく見え、この3頭のボックスが勝負馬券だった。シャイニンルビーの馬連も予想外につくのでこれを抑えた。1、3、4、5着の馬連ボックスを買ったことになる。あとパドックで気になった馬数頭へスマイルトゥモローとユウキャラットから買えばチャペルコンサートも含まれていただけに馬券はゲットできたはずだ。スマイルトゥモローとユウキャラットの2頭を中心に考えるなら、いつもはそう買っているのに、今回に限りユウキャラットからしか買わなかった。さらに単勝はスマイルトゥモローとユウキャラットの2頭を買えばいいのに、パドックでよく見えたマイネミモーゼを加え、スマイルトゥモローをはずしてしまったのである。すべて当たり馬券をはずすように、はずすようにと買ってしまった。もう自分がいやになってしまった。
 さて気を取り直してダービーの予想に移ろう。まずタニノギムレットをどう評価するかがキーになる。NHKの時に書いたがどう考えてもこのローテーションはプラス材料にはならない。それをすべて跳ね返す力がこの馬に残っているかは日曜日の4時に答えが出る。強行軍に加え、1600という速いペースの後の2400、皐月賞もNHKも勝っておかしくないのに勝ちきれない運のなさ、しかしだんとつ人気かと思ったら意外と人気がない。本当に1人気になるのだろうか。馬券はオッズ次第だが、トツスポではこういう馬を本命にしたくはない。負けたとき、ほら見たことかというような馬は無印にしたい。
 問題は同じNHKを使い、快勝したテレグノシスである。1600を使っただけに消したいのだが、ギムレットと大きく異なるのは皐月賞を回避したことだ。この余裕がダービーで吉と出る可能性は高い。しかし本命には出来ない。今年のダービーの本命は悲願のダービー制覇、藤沢厩舎が送り出すシンボリクリスエスだ。青葉賞はもっともダービーに結びつかないレースであるが、○外であるが故のローテーションである。母方の血統が訳わからんが、体型はステイヤーである。新馬から体重が減り続け、藤沢が無理をせずダービーを目標に作り上げてきた感じがしてならない。相手はローエングリーンと思っていたら抽選で1/4にはいってしまった。残念である。テレグノシスは単穴なので対抗がいなくなってしまった。ダイタクフラッグ、ノーリーズン、バンブーユベントスに印をつけるつもりだが、その中から仕方なくダイタクフラッグを抜擢しよう。
 さて、オークスを回避したサクラヴィクトリアが川崎競馬の関東オークスに出てきた。オークスに出ても印を付けた馬なので、ここは頭は堅いと思った。他の馬は距離的に疑問符がついたり、成績的にサクラヴィクトリアとは差がある。馬単の総流しを100円だけ買おうと思っていた。ナイター競馬なので家に帰って買おうと思ったが、すっかり忘れてしまった。翌日の新聞を見ると、サクラヴィクトリアが勝ち2着に人気薄、馬単19130円。どういうこと!!!

タカの だから競馬は格だって!
 牡・牝ともに大混戦となっている今年の3歳クラシック。先週のオークスもなんだかんだで万馬券である。牝馬は桜・樫ともにある程度納得のできるレースであったがどう考えても今年の皐月賞は分からない。さらにダービー前の前哨戦で有力馬がことごとく負けた為さらに混戦模様となっている。
 本命はタニノギムレット。ローテーションや運はさておき実力はズバ抜けているはず。運の要素がかなり重要になってくるダービーではこの上ない不安があるがあっさり勝っても何ら不思議はない。また3着のような気もするが推せる馬がいないのでやや強引に本命とする。
 対抗はマチカネアカツキ。このレースをBOXで買うつもりなのであまり意味のない2番手だが安定感だけを考えて対抗とする。
 以下、ファストタテヤマ、メガスターダム、サスガを絡めての5頭BOXでいく。皐月賞上位のノーリーズン・タイガーカフェはどうやってもやはり買えない。人気があればなおさらである。前走の内容的にモノポライザーとチアズシュタルクも無印だろう。しかし人気を落としているのなら万馬券を条件に買ってもいい。怖いのはG1勝ちのアドマイヤドンとテレグノシスか。

ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)
 なんとなく低レベルな気がする今年のダービー。オークスで自信を持って勝負し、負けた後だけに予想にも力が入らない。
 本命はもう一度モノポライザー。実力はここでも十分足りるハズで、1走毎に走りが「まとも」になっている。この馬本来の実力はこんなもんではないと信じているし、メガスターダムあたりだったらあっさりと差しきるだけの実力は持っているハズ。抽選を通ってきた運も味方につけての本命印。ただ、前走の走りを見る限りでは過大評価か?
 対抗にはタニノギムレット。実力はここでは一歩抜けている感じがする。不運でここ2走は勝てずにいるが、2走ともに負けてなお強しの印象。確かにローテーションに疑問は残るが、ここを使ってくる以上は体調に問題ナシと信じたい。
 3番手はテレグノシス。Tギムレットが抜けている中で、この馬だけは2戦して2走ともいい勝負をしている。実力がかなり近いと感じるのはこの馬だけだ。抑えはダートで連勝のゴールドアリュール。意外と人気になりそうなのが怖いが、連勝は実力アップの証拠。Sサイレンス産駒でダートのみということも考えられず、芝でも十分好走できるハズ・・・・このメンバーなら。
 もう1頭はシンボリクリスエス。ここ2走はかなり強さを感じさせる。しかし、多頭数で大外を回って全部を差しきるほどの強さは感じさせない。うまくインが空けば勝つだけの実力は持っているが、そうそう強く推すだけの馬でもないと思っている。
 最大の大穴はサンヴァレーの逃げ切りか???


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