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■本紙戸塚の この馬■
昨年のこのレースは現場に乗り込み、喧噪の渦の中での有馬記念観戦であった。今年は土曜日から日曜日にかけて泊まりで忘年会であり、自宅に帰ってきたのが今さっきの午前10時ということで、今から観戦に出かけるわけにもいかず、こうして自宅で記事を打っている。まったくもって、競馬に集中することのできない1年であった。来年は少しは集中することができるだろうか。
そんな、競馬から若干距離をおいて過ごしたこの1年であったが、この有馬記念の予想は去年とまったく変わらない。本命ナリタトップロード、対抗テイエムオペラオーである。一時はライバルとして扱われてもいたこの2頭であるが、一昨年の有馬記念でトップロードが惨敗しオペラオーが3着したあたりから様相が変わった。今ではオペラオーはあのルドルフを超える8冠に王手をかけているのに対して、トップロードは唯一のG1勝ちが過去のものになろうとしている。いや、もうなっているのか・・・?
それでも、本命トップロードにこだわりたい。前走のJC3着はこの馬の能力の片鱗を見せた。まだ終わっていない。来年も現役を続け、G1獲りのチャンスはあるとは言え、オペラオーを破ってのG1獲りのチャンスはこれが最後である。三冠も最後の菊花賞をとったように、追い込まれてからの底力がこの馬の武器ではないだろうか。ラストチャンスの有馬獲りに期待したい。
■角田剛士 続・馬券優先主義■
というわけで、あっという間に総決算の有馬記念。この日のために1年を過ごしてきたわけだ。私、デビュー以来、王者テイエムオペラオーに◎をつけることなく、ついに彼、最後の一戦。最後ぐらいは、とも揺れている。みなさん今年最後の予想はいかがなものか。
しかし、しかしテイエムオペラオーにオグリキャップのようなドラマはないと見る。彼は地味に去っていく。天才でも怪物でもない、常に自分の競馬を全うするオペラオーは仕事師。有終の美よりも仕事師として最後の花道を飾って欲しい。今回もきっちり自分の競馬をする、が及ばず。弱くはないが、ということでいいのでは。それもこれも、シンボリルドルフを超えるのは三冠馬であってほしいとの思いから。
2001年最後の◎はトウカイオーザ。唯一の4歳馬だ。エアシャカール、アグネスフライト、アドマイヤボスらの姿もなく、弱い世代とレッテルを貼られたこの世代の代表として、「そんなことないでしょう」と思い知らせていただきたい。デムーロを早くから確保する力の入りよう。競馬が血のドラマなら、田原調教師免許剥奪の中、テイオーの弟、激走もありでしょう。もちろん単勝にぶっこみ!
○は職人テイエムオペラオー。負けてなお強しの競馬を期待する。
▲はメイショウドトウ。はっきり言って、実力は完全にオペラオーのほうが上。が、何があるかわからないのが競馬。大外枠なら不利もないでしょう。
△はマンハッタンカフェ。3歳世代代表の菊花賞馬。成長力は一番だけにここでも好勝負が可能だと思う。
注はトゥザヴィクトリー。前走は完全に騎乗ミスでしょう。ステイゴールドを見事G1馬に導いた世界の豊マジックを期待します。単勝買います。
さて、前述のステイゴールドのラストランはできすぎってぐらいできすぎでした。ちょっとの差でオグリの引退レースをリアルタイムで知らない私には、もっとも感動した引退レースでした。
本当は香港に応援に行く予定だったんですが、行けずかなり後悔。行きゃあよかったなあ。
オレの中では年度代表馬は海外重賞2勝のステイゴールド。ファンタスティックライトを差しきったことを評価してくれJRA。
■神村義裕の 馬診断■
◎メイショウドトウ・・・右回りになって巻き返し。本来の切れ味生かせれば勝てる。
○テイエムオペラオー・・・勝ちきれない印象だが、実力はトップクラス。連対果たす確率は高い。
▲マンハッタンカフェ・・・ハイレベルと言われた3歳戦線で1冠をとった実力は評価できる。
△シンコウカリド・・・菊は使えなかったが、その分調教を積んできた。不気味な存在。
△ナリタトップロード・・・ここに来て復活の兆し。ワイド馬券までなら
■オッチャンの キャリアが違うんだって!■
不景気が長引きJRAの売り上げは低迷を続けている。来年は売り上げ上昇の起爆剤になるかもしれぬ馬単、3連複が発売される。ワイドが発売されたときに言ったが、枠連が売れず馬連が売れているということは高配当を欲しているということなのである。まして2、3着があたりというのは私の競馬観からすれば邪道だ。競馬は1着を当てるゲームであって、ワイドを導入するなら馬単を先に検討して欲しかったし、今や3連単で夢の100万馬券を当ててみたいものでる。JRAは導入を検討している馬単も16頭立てまでに限定するかもしれないというばかげたことを考えているらしい。理由は射幸心をあおるからということである。何とファン心理をつかんでいないアホな考えなのだろう。ダービはフルゲートが18頭であり、ダービーは馬単を発売しませんといっているのだ。この感覚皆さんどう思いますか。
ファン投票で出走馬が決まる有馬記念もファン投票上位10頭がすべて出走というのは今まで例がない。もちろん体調不良、距離不向き等の理由ならばよかろう。JRAの馬券売り上げNo1のレースならば馬券が売れるようなわくわくする馬がすべてそろって欲しいものである。春先に今年の3歳は強いので、有馬記念でタキオン、Jポケット、クロフネ等がオペラオー、ドトウとぶつかるのが楽しみと書いた。結局3歳牡馬3強は1頭も出てこなかった。タキオンは別にしてものこり2頭が出てこられるようなことをJRAは考えないのだろうか。まず、ファン投票上位10頭が出走すれば出走手当を100万、さらに売り上げの何%かを賞金に上乗せするのである。ファン投票上位10頭がすべて出走すればものすごいレースになり、売り上げは間違いなく伸びるであろう。1000億を越すことさえ可能であり、売り上げが伸びた分賞金が増えて馬主に還元されれば、馬主もこのレースを大きな目標として来るに違いない。またまたJRAへの文句からはいってしまったが、常にこういう批判的な見方をしないと何事も前進しないのも事実である。
今年の有馬記念は頭は決まっている。ここ2戦苦杯続きだが、敗れてなお強しの感がある。最後だ。頼むぞという気持ちをこめて、本命にする。勝ってくれたら今まで負けたことはすべて忘れられそうな気がしている。2着争いは面白い。昨年の宝塚記念から長い間ワンツーを決めてきたドトウにまず敬意を表さなければならない。最初の宝塚記念で大勝負を賭け、家のテレビの前でドトウ、ドトウと大声を出したのを思い出す。しかし本質的には2200mまでがベストの馬であり、2400mを越えれば魅力がない。同世代のトップロードは逆に2400mを越えれば3歳時にオペラオーといい勝負をしていた。4歳以降は成長が見られずオペラオーに一度も勝てずにいるが、その差は大きくない。前走のように直線一気というレースをもう1回期待して対抗にしたい。注目の3歳馬は前述のように牡馬3強が出てこなかったのは残念である。菊花賞馬のMカフェは単勝を取らせてもらったが、Jポケットが本来のレースをしていればJポケットには勝てなかったであろう。セントライト記念のレースを見ても力は明らかに1枚下だ。それならシンコウカリドの方が面白そうだが、順調に使えなかったのに、ここで好勝負するほど強いとは思えない。3歳馬に注目するならばTMオーシャンである。エ女杯は5着に敗れたが最もきついレースをしたにも関わらず差のない5着には驚いた。距離に不安はあるが私が考えている以上に強い馬のような気がしている。
馬券はオペラオーからトップロードかTMオーシャンの2頭で勝負する。どちらを厚く買うかは直前にならないとわからない。どちらかで大勝負だ。予想の上ではトウカイオーザにも印をつけるが、ちょっと穴人気になりすぎた。
有馬記念過去30年の成績が手元にある。30年前はトウメイが勝っている。インフルエンザが大流行した年である。この日を最後に2カ月近く競馬が中断された。翌72年は大学4年でイシノヒカルが勝った。菊で大もうけをして、有馬記念も的中した。生涯最も競馬で潤った時である。85年のルドルフ、ミホシンザンは息子二人に馬券を買わせた最初のレースである。今から16年前のことだ。こうして考えると競馬が生活の中にこれだけ入り込み、毎年の勝ち馬がその時代の出来事を思い出させているのを実感する。今年オペラオーが勝ちあの時のオペラオーは滅茶苦茶強かったと言う日がくることを待ち望んでいる。
最後に土曜日の大障害はゴーカイ、カネトシガバナーで資金稼ぎをしよう。そして注目は阪神の2歳Sである。昨年はタキオン、Jポケット、クロフネが激突したのである。タキオンの単とタキオン、Jポケットの馬連をゲットした。クロフネが人気になっていたので、いい馬券だった。今年はAマックスに注目してみたい。母がダイナシュートなのが気にかかるが、Aドンとともに来年のクラシックの主役になることは間違いない。チトセサクセスが馬券的には楽しみだ。菊花賞向きなのはメジロアービンであり、レースぶりはしっかり見ておこう。
■タカの だから競馬は格だって!■
■ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)■
いよいよ今年もオーラスの有馬記念。しかしそこに、ジャングルポケット、クロフネ、そしてアグネスタキオンの名前がないのが非常に残念である。JCを勝ったジャングルポケットもオペラオーよりも強いか?と聞かれると首を傾げざるを得ない。結局はこういった形で「最強馬」というのはうやむやのまま終わるのが競馬なのであろう。
「最強馬」ははっきりしなくても、「最多G1勝ち馬」は今週はっきりすることであろう。テイエムオペラオー・・・・ラストランをG18勝目で飾る可能性が非常に高いと見て本命に推す。秋2走は負けたとはいえ3着以下を離しており、実力的に大きな衰えは感じられない。初対戦の実力馬も菊花賞馬&桜花賞馬くらいで、この2頭もジャングルポケット、クロフネと比較すると実力はまだ足りない感じがする。オペラオーはあまり派手な勝ち方をする馬ではないが、皇帝ルドルフのようにラストランは5馬身ほどちぎって勝って欲しい。
対抗には永遠のライバルナリタトップロードを推す。オペラオーが表舞台に出た皐月賞から常にライバル関係にある同馬。ここ2年は常に先着を許しているが最後の対決、是が非でも!の思いはかなり強いはず。この2頭が後続をぶっちぎるのが一番ドラマチックな有馬記念になる。
秋2走、実力を出し切っていないメイショウドトウも2着候補。今回はホットシークレット&テイエムオーシャンを前に行かせての好位につけて宝塚記念の再現を狙う。しかし今回はテイエムオーシャンという強力な先行馬がいるし、ナリタトップロードも4角先頭を狙っており展開は厳しくなるであろう。そしてそのような展開のとき、テイエムオペラオーが残り200で先頭に立つ。それをマンハッタンカフェがかわす・・・・・そんな展開があるかもしれない。
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