|
■本紙戸塚の この馬■
古馬路線はトップロードと心中するつもりでいる本紙だが、今回はそのトップロードが出走を早々に回避してしまった。かといって、ライバルのオペラオーに本命を打つのは癪にさわるし、ましてや印を一度も打ったことのないメイショウドトウになど打とうわけもない。さてどうするといったところであるが、幸いというかなんというか、長年応援だけはし続けてきたステイゴールドが、国際G2勝ちの勲章をひっさげて出走してきた。これが今回の「この馬」である。
今年既に7歳、G1出走歴は16回を数え、そろそろ燃え尽きてもおかしくはないところにきているステイゴールド。しかし今年になって重賞を連覇、老いてなおさかんなところを見せている。しかも、その連覇のうちのひとつはドバイの国際G2で、ファンタスティックライト、カイタノ、ダリアプール、インディジェナスなどの強豪を破ってのもの。レース展開などがこの馬にも向いたのだろうが、それでもビッシリと詰まった馬群がばらけたところを直線で差しきったというのがらしくもある。この時差しきったファンタスティックライトは昨年のエミレーツワールドシリーズのチャンピオンで、いわば世界チャンピオンとも言える存在。今回はテイエムオペラオーとの対決になるが、この馬はジャパンカップでの勝ち方を見ても分かるように、日本の馬場で競馬が行われる限り世界チャンピオンに相当するだろう。ここまで来たら、連続してのチャンプ食いというのに期待したいものだ。
もちろんそれ以外の買い材料もあるわけで、ひとつは昨秋からの一連のレースで、必ずしも流れに乗り切れないレースが続いていた中で1秒0差以内を続けてきたことであり、もうひとつは1月の日経新春杯で58.5kgのトップハンデを背負っておきながら34.4秒の上がりの足を使ってきたことである。堅実な走りを続けてきたことが、ここで生かされるのではないだろうか。
対抗は、ここを定位置としようテイエムオペラオー、単穴にはこの距離があっていそうなマックロウ、以下、アドマイヤボスとミッキーダンスとする。
■角田剛士 続・馬券優先主義■
今年も古馬中長距離戦線の主役は、オペラオー。そう決定づけるかのような春の天皇賞だった。この宝塚記念を勝てば、ついにあの皇帝シンボリルドルフを抜く8冠馬に輝くことに。さて、ほとんどのメンバーと勝負付けが済んだ宝塚記念では、その可能性は限りなく100%に近い。しかし100%と言えないのが競馬。ここまできても、まだ和田を信頼できないのだ。阪神2200mのコースの今回は、大阪杯のような結果だって大いにある。それにしても当日はまたもややや湿った馬場になりそう。不思議とオペラオーが走るときは、そういうこ馬場であることが多い。強い上に運もある馬。パンパンの良馬場の競馬ばかりだったら、ここまでG1の勝ち星を重ねることは出来なかったはずだ。距離に対する不安はあっても、時計勝負の心配がない限り、この馬は強い。自分の時計分は、毎回きっちり走るのだから。それでも買わないのは、こちらにも意地があるから。きっと皐月賞でオペラオーの力に気づいていたら、とっくにオペラオー馬券で、もっと懐が潤っていたはず。あのとき買わなかったときから、オレはすれ違っていたのだオペラオー。そういう馬だっているのだと、初めて知った。オペラオーには申し訳ないが、◎はエアシャカール。何かあるなら、波乱の主役はサンデーサイレンス。本命じゃないサンデー産駆は相当恐い。その流れで○アドマイヤボス、▲ステイゴールドで。△アドマイヤカイザー、注マックロウの出番が生じたときは、再び古馬中長距離戦線は混迷のときを迎えることに。穴党としては、それが望ましいのだが。ここまで仲良くきたオペラオーとドトウ。光が消えるときは、その影も消えるように、ドトウだけが来ることはない。なぜなら、安田康彦の潜在意識の中には、打倒オペラオーがすり込まれているのだから。
■神村義裕の 馬診断■
◎メイショウドトウ・・・この距離ならチャンスある。状態は最高。
○テイエムオペラオー・・・連をはずすことは殆ど考えられない最強馬。
▲トーホウドリーム・・・力を出し切れば2強を脅かす存在。勢いある。
△ステイゴールド・・・ズブいところがずっとあったがここに来て随分良くなった。
△エアシャカール・・・距離短縮は歓迎。末脚は鋭い。
■オッチャンの キャリアが違うんだって!■
予想とはいい加減なものである。安田記念でBホークが人気になっていたら、距離だの、年齢だの、展開だの言って消しの予想を組み立てていたであろう。前売りで20倍近くつく単勝を見て印を付ける気になったし、パドックを見たらこの馬から買う気になってしまうのだから、お金と密接に絡んだものであるのは否定できない。文字にする予想と馬券は違うというのもおわかりいただけるだろうか。安田記念は大荒れと予想し、ギャラクシーウィンがその馬であることも書いた。何年かに一度、私はひらめくことがある。安田記念は万馬券が出ると信じていたし、10万馬券が出るような予感がしていたのである。おいおい、レースが終わって予想を書くなと批判を浴びることは承知の上でこれを書いている。この思いを(ひらめき)を記事にすることが出来なかった自分の頭をぼかぼかと叩いているのである。パドックでよく見えたBホークとAボス(25000円馬券)を2000円買いこれを本線に馬券を組み立てた。ブレイクタイムがギャラクシーウィンに変わる穴馬としたのもパドックである。おいしい馬券をゲットしたが、1600以下のレース体系がまだ未熟であることを意味しているような気もしている。格が幅を利かすような番組編成を望んでいるのである。
そう言う意味では2400を軸としたレース体系はしっかりしたものとなっている。宝塚記念は2200mということが大きなポイントであるが、本命はどうであれ変わらない。高速馬場、上がりが34秒前半で決まるようなレースで?と不安はあれど格がすべてである。馬券は2着を当てなくては取れない。天皇賞で2400以上ではトップロードがドトウを上回ると予想した。結果は裏目となったが、未だにあのレースで、2頭のどちらが強いかといえばトップロードを指名する。2200ではドトウ以外にあり得ないのだろうか。昨年、このレースで相手をドトウに絞り大きな勝負を掛けたのを思い出す。それから、JCまでドトウを相手に絞り、儲けさせていただいた。有馬記念ではAボスに相手を変え、そこから馬券は取れなくなったが、ボスの力はかなりと思っている。デザーモを迎え、ここはこの馬で勝負しよう。穴はきりがない。印はこの3頭以外に付けられないし、ここは安田記念のように荒れるとはいや絶対荒れて欲しくないレースである。
■タカの だから競馬は格だって!■
いよいよG1戦も前半のフィナーレを迎えた宝塚記念。古馬のG1戦でははっきりと格付けが済んだように思えるので予想はいたってシンプルである。
本命はテイエムオペラオー。なんだかんだいってこの馬の強さはもうズバ抜けている。前走は体調がイマイチも距離と馬場を味方にした。この馬以外はG1を勝ってはいけないというレベルである。競馬に絶対はないが結局終わってみればこの馬が勝つであろう。
対抗はメイショウドトウ。これだけ戦ってやはりオペラオーに勝てないのだからここでも勝てない。距離がこの馬に合ったとしてももうそれは無関係の域。それでも2着にくるのはこの馬が他馬との実力が違うからであろう。G1戦線はこの2頭で永遠に続く。このオッズでは買う気になれないが堅いと思っている。
こんな予想ではドリームレースの名に相応しくないので応援馬券としてアドマイヤカイザーを挙げておく。
■ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)■
あっという間に春のG1シリーズも終わりを迎えた。今年は3歳馬が異常なまでのレベルの高さであると思っており、クロフネが宝塚記念に出走?という話には非常に期待していた。残念ながら出走することは無かったが、暮れのグランプリには何かしらの馬が出てくるであろう。テイエムよりもジャングルポケット・・・・半年後にはそうなると信じている。
春のグランプリはテイエム&メイショウ以外には考えられない。テイエムが年を重ねるごとにズブくなっているのが非常に気になり、メイショウドトウを本命に。勝つとしたらここか、秋の天皇賞しかないだろう。
・・・・と、ここまでがまともな予想。テイエムがズブくなっている、なりすぎているのがどうしても気になりそれ以外の展開を考えてみた。今回の出走馬はほとんどが追い込み馬。テイエムの動きが悪く、それをマークする有力馬の仕掛けが遅れ、さらにテイエムが全く伸びないようなことがあれば・・・・・。思い出されるのはメジロパーマーが勝った有馬記念。トウカイテイオーをマークする有力馬が揃ってつぶれたケースである。このケースがあるとすれば勝つのはホットシークレットかダービーレグノ。そして2着はテイエムよりも前で競馬する有力馬、ステイゴールドだ。この馬券だけは少しだけ買っておくことにしよう。
|