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■本紙戸塚の この馬■
いつの間にか第6回をむかえたNHKマイルC。始まったばかりの数年はマル外ばかりだったのだが、競馬の世界の移り変わりは速い。数年を経過しただけでマル外の頭数は激減し、今年はマル父の方が数を上回るまでになった。もちろん、内国産馬のレベルアップを図るために行われているという競馬の本質を考えれば歓迎すべき事態である。特に今回は、メジロライアン・サクラバクシンオ−といった、その父(アンバーシャダイ・サクラユタカオー)も日本で走ったという種牡馬の子どもも出走している。メイショウドウサン・シンボリスナイパーの2頭だ。こういう馬は無条件に応援したくなってしまう。さらに、父の現役時代を知っている数少ない馬であるエアヴァルジャンにも興味津々だ。熱発で回避した皐月賞、音速の・奇跡の末脚に屈したダービー、そして捲土重来、鬼脚で先行馬をごぼう抜きした菊花賞。ダンスインザダークの三冠ロードは今でも思い起こすことができる。その子どもがこうしてターフにやってきた。父譲りの末脚をぜひ見せて欲しいものだ。
ところでこのNHKマイルC。過去に一度だけマル父を本命に推したことがある。2年前のトウカイダンディーだ。奇しくもそのトウカイダンディーが、4日の東京競馬10R晩春Sに出走していた。また、同レースには3年前の△印ゲイリーセイヴァーも出走していた。これは(自分にとって)NHKマイルCを示唆するレースではないかと注目したのだが、結果はトウカイダンディー3着。勝ったのはマル外ギャラクシーウインであった。やはり勝つのはマル外だろうか・・・。
と、まわりくどいことを書いたが、ここまで書いて本命クロフネというのも面白くない。幸い?なことに、大人気のクロフネに一抹の不安点を発見した。それは、「スローペースで上がりの競馬しかしていないこと」だ。マイル戦特有のハイペースになったときに、はたしてこれまでのような末脚をくりだすことができるかどうか。ひょっとしたらあっさりといかれてしまうかもしれないが、もしも・・・の期待を込めて本命は別の馬に打つ。できればハイペースを差しきって勝ったことのある馬がいい。探してみたら該当馬が5頭いた。シャワーパーティ(黄菊賞)・エアヴァルジャン(500万)・カチドキリュウ(シクラメンS・クリスタルC)・シンボリスナイパー(500万)・メイショウドウサン(ベゴニアS)である。なんとマル父が4頭もいる。
この中で本命はエアヴァルジャンとする。父から受け継いだスタミナで長く息の続く末脚が期待できるだろう。肝心のスピードも、未勝利戦で非凡な時計を見せている。父が涙をのんだ府中の杜で3歳マイル王の称号を手にして欲しい。対抗は前述の条件を2レースでクリアしているカチドキリュウ。3番手は皐月賞の大舞台を踏んでここに来たシャワーパーティー。以下、シンボリスナイパー・メイショウドウサンとする。なお、個人的にはマル父馬のボックス馬券を付け足して買いたいと思う。結果はともあれ、楽しめるG1になりそうだ。GWだから(理由にはならないが)こんな予想もありとしたい。
■角田剛士 続・馬券優先主義■
ダービートライアル、NHKマイルC。たしかに、エルコンドルパサーはスペシャルウィークに府中の芝2400で先着している。府中のマイルで強い競馬をした馬は、距離が伸びても強い。では、逆はどうなのか。府中の1600はスピード+スタミナが問われる。そこでレコード2回のクロフネ。大跳びのクロフネは府中でも強い競馬をする。強い馬に乗ったときの武豊は、強い競馬をさせるはず。というこはクロフネの前にいる馬は、直線半ばでお終い。穴をあけるのはクロフネの後ろから強襲する馬。それほどの斬れとスタミナのある馬は……。
◎はスティーマー。最内枠はA1コースで芝が絶好。直線半ばまで我慢して、後は抜け出す場所を探すのみ。良馬場の時計勝負なら、クロフネと勝負になるはず。1600は初めてだが、カーリアンにコジーンの配合。ただのスプリンターではないはず。
○はクロフネ。2着でもダービーにはいけるのだ。松田調教師は、憎たらしいほどの大差で、と言っているが、本番はダービー。タキオン脱落で、マル外解放元年に外国産馬の勝利の可能性がかなり上がったのだ。大跳びクロフネが、のびのび走るにはこの枠では先行しかないはず。流れの違うマイルのスピードにも能力でついていけるのか、一抹の不安で対抗に。心情的にはクロフネ、しかし馬券はスティーマーから。
▲はシャワーパーティ。皐月賞は気持ちよく行き過ぎた。もっと抑えて欲しかった。陣営は今回、抑える競馬をするという。今年はブライアンズタイム久々の大当たり年と読んでいるだけに、期待したい。
△はエアヴァルジャン。先行して最後は差されてしまった前走は仕方のない競馬。今回はじっくり行ってくれるはず。ためれば斬れる脚がつける馬。トニービンの後は、府中はダンスインザダークかもしれない。オイワケヒカリもダンスインザダーク産駆。
注はメジロキルデア。メジロドーベルの弟は、どうやらマイラーらしい。父がアンバーシャダイに変わり、スタミナ系なのかと思っていたのだが。ネイティブハートと並んで1600で2勝している馬。今年の3歳のキーワードが良血ならば、この馬にもチャンスはある。
■神村義裕の 馬診断■
◎クロフネ・・・鞍上は好きではないが、今回は仕方ない。馬は好き。このメンバーならエンジンが違う気がする。
○メジロキルデア・・・前走で一番いい脚を使った。2着争いは混戦なのでチャンスある。
▲ネイティブハート・・・こちらもいい脚を使った。スムーズにいけば必ず伸びてくる。
△キタサンチャンネル・・・いってどこまで粘れるか。目標にされると苦しい。
△エアヴァルジャン・・・前走は伸びきれなかった。広い東京で力出し切れば。
■オッチャンの キャリアが違うんだって!■
天皇賞は4角でトップロードにやられたと思ったが、やはり格は1枚上だった。Mドトウとトップロードの格付けは雨の影響とオペラオーを積極的に負かしにいった分トップロードが負けたが、3200ならばトップロードが上と評価したくなるようなレースであった。しかし2頭の実力は紙一重の差であろう。この5歳3強に3歳の雄が有馬記念で激突という夢を持っていた者は私だけではないだろう。競馬会の売り上げも一気に右上がりになっただろうに。それにしても何年かに1頭という馬をなくしてしまった競馬会は足にやさしい馬場作りを考えなければならない。中山の馬場を使うと足を痛めるという記事は今回いろいろなところで読んだが、以前から日本の馬場はタイムが出る早い馬場で馬のことを考えていないと言われている。フランスの馬場はタイムが出ないが、ふかふかの馬場と聞く。真実は分からないが、確かに今年は中山を使った有力馬が次々リタイアしたのは事実である。
タキオンに負けた馬で争うダービーはレベルが低そうだが、タキオンが抜けていただけにこれが通常のレベルといえるだろう。クロフネはマル外でここを使わなければダービーに出られないが、実力的にはあっさり勝って欲しい。ここも3〜4馬身ちぎるのではないだろうか。金曜日の京都新聞杯でクロフネの2着になったコイントスもかなり堅いと思ったが惨敗した。ちなみにこのレースはコイントスの相手をテンザンセイザ、エイシンスペンサー、オースミステーヤー、ワンモアバンクオン、ミレニアムバイオの5頭で勝負した。いつものスケベ根性でTセイザ、Eスペンサー、Oステイヤーの3頭はボックスで200円だけ買ったら、ワンモアバンクオンを含めた4頭が上位に。びっくり馬券をゲットしてしまった。コイントスが馬群に沈んだので、クロフネもという気がしないでもないが、後の馬があまりに弱すぎる。ネイティブハートは少し人気先行と評価している。末足勝負と見てメジロキルデアを対抗に抜擢し、これを勝負馬券としよう。今日(4日)は東京競馬のS指定席で遊んできたので、帰りにクロフネ、Mキルディアの馬券だけは買ってきた。その他はパドックで決めるので、印は大した意味をもっていない。
■タカの だから競馬は格だって!■
アグネスタキオンが引退の危機にさらされ、熱が冷めてしまいそうな今年の3歳戦。なんとか残った馬で盛り上げて欲しいものである。
本命はクロフネ。打倒タキオンに最も近い馬といわれているがマル外ならではの馬力があってこそ。たんぱ杯では後塵を拝したものの実力は同期屈指。しかもこのメンバーなら負ける要素は見当たらない。京都のようなハイスピードのマイル戦ならともかく力の要る府中ならこの馬力がものをいうだろう。
対抗はテイエムサウスポー。2番手以下はかなり混戦なので馬券に絡める馬を挙げた。前走は明らかに休み明けの叩きであり、それ以前のレースでは安定したレースぶりをみせている。フジノテンビーやネイティヴハートなど今回人気となるメンバーとも好勝負をしている。人気のない今回は狙い目である。
唯一クロフネを負かせるとしたらネイティヴハートの末脚のみ。
人気がなければスティーマー、フジノテンビーを買いたい。
天皇賞で大撃沈した店長はクロフネからキタサンチャンネルとメジロキルデアに流すらしい。ちなみに部長は天皇賞を2万1点勝負で取ったらしい・・・
■ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)■
非常に堅いレースが続いている春のG1シリーズだが、今週も1番人気確実のクロフネで堅そうだ。前走の走破時計はこの時期にしては破格のタイムであり、府中のマイルは2000m前後に実績のある馬が強い点でも文句ナシ。やや折り合いを欠く点があるが、流れの速いマイルならそれも問題なし。よほどの不利がない限り実力的には2枚も3枚も上のクロフネが圧勝すると見ている。
2番手候補筆頭はネイティヴハート。前走の脚には驚いた。そのとき感じたことは「騎手が変われば・・・」だったが、このレースでは柴田善に乗り変わっている。府中の長い直線であればあの差し脚がフルに生きる。
もう一頭の印はテイエムサウスポー。ネイティヴハートを破った実績、左回り得意、逃げ馬有利の馬場とかなり条件がそろった。休み明けの前走を叩かれて一変すれば、重賞を勝っている実績もありかなり期待できる。
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