|
■本紙戸塚の この馬■
桜花賞の感想を書いたあと、少しばかりの余裕があったのでオークスの予想のようなものが書いてある。そこには、1.桜の上位4頭をそれなりに評価すること。2.チアズグレイスは危ないと思っていること。3.フューチャサンデーを上位に見ること。といったことが書いてある。基本路線はこれと変わっていない。ただ、いくつかの変更点は、もちろんある。
1.については結局、サイコーキララから印を落とすことにした。桜花賞は負けてなお強しという印象であるし、血統的にもスタミナを期待するだけの素地はあるのだが。要は印を打った馬の方がより魅力的であったというだけで、評価を落としたわけではない。続いて2.については大幅な体重減、首の高い走法をあげていたが、どちらも当初考えていたほどは重視しないことにした。調教の様子から体調は良く見えるし、走法もそれで結果を出しているのなら難癖をつけるべきではないと考えたからだ。これは、西脇工業高校陸上部の渡辺監督が仰っていたことでもある。同じ走るのなら、人間と馬に共通するものもあるだろう。最後の3.についてだが、考えた挙げ句にフューチャサンデーは無印とした。リアルシャダイの肌にサンデーサイレンスという配合はペインテドブラックという成功例があるのだが、祖母にオークス馬を持つそれと比べると母系の力が格段に劣るのである。また、これまで母父リアルシャダイに目がくらんで痛い目にあったことが何度もあり、少々トラウマになっている。
このような心理の変化を経て、最終的にたどり着いた本命がシルクプリマドンナである。これまでの成績や桜花賞でのレースぶりを見てチアズグレイスに勝るとも劣らないという印象を受けていたのだが、オークスというレースの距離やコースを加味するとこちらに軍配が上がると感じたからだ。リファール系アルナスルにサンデーサイレンスというチアズグレイスの血統構成からは、2400はなんとかいけるけれどもどんとこいとは言い切れないというイメージが浮かぶ。それに対し、ノーザンダンサーにブライアンズタイムというシルクプリマドンナの血統構成はいうまでもなくナリタブライアンのそれと同じであり、距離延長は大歓迎というイメージである。桜花賞でのレースぶりから、府中の長い直線もこちらに味方すると見た。鞍上藤田の思いきりの良い手綱さばきも注目であろう。山内厩舎の牝馬二冠に期待したい。
対抗はもちろんチアズグレイス。鞍上はイソノルーブルでこのレースを制した松永幹夫。今年は二冠を制するか。3番手にはサニーサイドアップ。ティンバーカントリーの可能性を見たい。以下、桜2着のマヤノメイビー、距離延長に期待のカリスマサンオペラとする。
■角田剛士 続・馬券優先主義■
オークスなんか、もうどうでもいいくらいうれしいのは、ステイゴールドの初重賞制覇、楽勝であった。今回は鞍上、武豊。金曜日の「一馬」を見て初めて気づいたとき、非常に興奮した。いったいどんな乗り方をするのか。前の週、それまで好位からの競馬をしていたスティンガーを一転、後方からの怒涛の追い込みで勝たせたばかり。ステイゴールドに対してどんな騎乗をするのか、とても興味が湧いた。蓋を開けてみれば、ハイペースで進むレースを後方から追走も直線では好位につけ、そこから内に入って楽にマチカネキンノホシを突き放した。こんなに強いステイゴールドは久しぶりである。相手がいつもより楽なことは否めないが、それにしても強かった。レース後、武豊は、たまたま自分はいいときに乗せてもらっただけ、今日は勝つべくして勝った、というようなコメント。一回限りの騎乗ということもあって、楽に乗れたこともあるだろうが、やはり上手いとしかいいようのない騎乗。決して無理して勝ったわけでもない。熊沢が下手というより、武豊が上手いと思うのは、皆同じだろう。それにしてもめでたい。サンデーサイレンス100勝目の記念すべき重賞、彼にとっては実に26回目の重賞挑戦であった。長いトンネルを抜けたステイゴールドの次走に、ますます注目したい。
ということから、オークスは武豊を買う。相手は、桜花賞は不完全燃焼であったサイコーキララ。4歳牝馬に血統を持ち出しても仕方がないことは、昨年のウメノファイバーが証明済み。鞍上石山の気持ち次第だ。桜花賞3着のシルクプリマドンナも、小柄な馬だけに輸送が心配も上位の一頭として上げる。フューチャサンデーは間の4歳牝特出走が少し不満。それがなければ本命にするところであった。注はサニーサイドアップ。一瞬の切れはないものの、息の長い末脚は東京の長い直線でこそ。鞍上の後藤も、今季重賞でもなかなかのものだ。
■神村義裕の 馬診断■
◎マニックサンデー・・・勝ちっぷりと血統に期待して
○マヤノメイビー・・・外からじっくり伸びてくる
▲シルクプリマドンナ・・・桜花賞の借りはここで返す?距離延長歓迎。
△グランパドドゥ・・・切れる脚は父譲り
△カリスマサンオペラ・・・2ハロン延びて持ち味活きる
注フューチャサンデー・・・馬場が気になるが、長いところは得意そう。
■オッチャンの キャリアが違うんだって!■
チアキは獲得賞金ではねられた。ようやくじっくり見られと思ったらこうだ。相性の悪さとはこんなもので、次走はまた私が見られないときになるだろう。
さてオークスだが、サイコーキララがこんなに嫌われているとは驚きだ。トツスポで何人が印を付けるのだろうか。ひとりもいないこともありうる。私が彼女の馬券を買うかはパドック次第だが、予想ではやはり印を付ける気にならない。オークスはスローペースになることは間違いないので、かかりさえしなければ血統は無視できるが、その両方に不安を抱えている馬に予想の上で印を付けるのは私の競馬哲学が許さない。チアズグレイスはトツスポ本紙のコメントを参考にして欲しいが、やや首の高い走法と前々走いい加減な仕上げをして、桜花賞に調整した山内調教師のやりかたには反発したい。
本命はマヤノメイビーに決めていたが、土曜日からの雨で無印にしたくなった。跳びの大きなこの馬にとって、雨は良いわけがない。切れ味で勝負するのもマイナスだ。同じく、穴人気になっているグランパドドゥも同じ理由で消した。忘れな草賞の最後の足は魅力で良馬場なら大きな印を付けようと思ったくらいだ。4歳牝特組はどうみても力が下で、Mサンデー、カリスマサンオペラも消すことにした。この中ではフューチャサンデーはクイーンCのレースぶりが頭に残っているのと、雨も距離も問題ないので馬券的には抑える必要があろう。本命はシルクプリマドンナにした。血統、走法、ともに雨の東京2400に不安はない。対抗はバイラリーナ、前走の抜け出した足は抜けていた。アネモネ賞がよかったサニーサイドアップ、狙うならここまで徹底的にという感じで、オリーブクラウンを雨用の穴とした。もう1頭、これは雨だからではなく、力的にも勝負になると思っているジョーディシラオキにも印をつける。
私事だが土曜日は箱根で会社の仲間とロングランを予定している。3年連続雨にたたられそうだ。晴れたら気持ちのいいコースをみんなで走れるのを楽しみにしていたので、だめなら大雨になってくれという気分だ。そして、大雨になったオークスでは、昔競馬を始めた頃ジュピック、ケイサンタが飛び込んできたように(連複4−4)、カネヒムロが真っ黒になって駆け抜けたように、そんな競馬になってしまえ!という気分でもある。
■タカの だから競馬は格だって!■
桜花賞組と新興勢力の対決でなんとも混戦模様の今年のオークス。応援している馬と参考レースでなんとか絞れてきたが自信には程遠い予想である。
本命はマヤノメイビー。桜花賞では対抗に推し、見事2着に来てくれた。粘りのある末脚が特に気に入っている。3歳時から応援している馬だけに前走の反動など感じさせずに頑張ってもらいたい。
対抗はグランパドドゥ。一線級とは戦っていないものの前走の勝ちっぷりは大物感さえ漂う。凡走の可能性も十分にあるがここは自分の目を信じたい。
以下格を信じてサイコーキララ、接戦の末脚が良かったバイラリーナとサマーベイブ、鞍上だけが怖いマニックサンデーに印をつける。
少し自信のあったNHKマイルCが外れてなかなか当たる気がしないが懲りずに投票をしますか。
■ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)■
今週のオークスは昨年同様大混戦。桜花賞は人気薄の弱い馬が勝ち、とても2冠達成があるとは思えない。桜花賞組なら2,3着のマヤノメイビー、シルクプリマドンナの方を上に取る。トライアル組は牝特、スイートピーS共にパッとせず、これらの上位組は全くの無印。
本命はオークスに縁がある忘れな草賞を圧勝したグランパドドゥ。ここ2戦は共に圧勝で、特に前走は抜け出してからの脚が素晴らしかった。血統的にもかなり期待できる馬で、距離も十分持つ。「名牝」になる素質は十分で今回のメンバーなら圧勝する事まで考えられる器と見ている。
対抗には桜花賞組からマヤノメイビー。一応3番手にシルクプリマドンナとしたが、この2頭にはそれほど差が無いと見ている。前走だけを見るとシルクの方が上に見えるが、マヤノが休み明けだった点を考慮すると今回もいい勝負をするだろう。馬券は◎からこの2頭で十分だと思うが、サイコーキララだけは少し押さえるかもしれない。
|