|
■本紙戸塚の この馬■
3強、3強と世の中は言うが、個人的には意外な反応であった。前走の阪神大賞典でラスカルスズカが好走したのは確かだが、今回印を打った2頭と肩を並べるところまではまだ来ていないと思っていたからだ。それゆえ、印を打つのはナリタトップロードとテイエムオペラオーの2頭であり、正直『2強』という心づもりでいる。
すべては前走の阪神大賞典である。1着テイエムオペラオー、2着ラスカルスズカ、3着ナリタトップロードは誰もが知る結果。しかしそれを鵜呑みにはできない。理由は斤量差と馬場状態。
どちらについても、様々なところで多く語られていると思うが、もう一度ここでまとめてみる。まず斤量差。58kgを背負ったテイエム・ナリタの2頭に対してラスカルは56kg。昨年のエリザベス女王杯の時にも書いたが、一般に斤量1kgで1馬身違ってくるというから、ここではラスカルに有利な材料があった。それから馬場状態。ナリタの重馬場下手は折り紙付きで、昨年の皐月賞でも午前から降りだした雨の影響でのめりっぱなし。向こう正面で早くも鞍上の手が動き出していた。前走でも3コーナー過ぎで早くも手が動いているのを見て皐月賞を思い出したものだ。ナリタにとっては不利な材料であった。それでいて、この2頭の着差はクビ差でしかない。これらをふまえて今回、同斤・京都の高速コースへと変わることを考えてみると、ラスカルの後退、それに代わってナリタの上昇となるのではないか。
問題は、ナリタがどこまで上昇するかだ。はたしてテイエムを逆転するところまで行くかどうか。正直なところ、甲乙つけがたいと感じている。京都記念では上がりも走破時計も同タイムながら、わずかな差でテイエムの方に軍配があがっている。しかしこの時は斤量に1kgの差があり、ゴール前の最後の最後にオペラオーがグッと出たのもその影響がないとは言い切れない。それゆえ同斤になる前走で明らかになるだろうと思っていたが、稍重発表の時点でその期待もあきらめた。つまり、雌雄を決するのは天皇賞の舞台に持ち越されたわけである。神様の粋な計らいかもしれない。
印は好みの問題である。実際どちらも好きなタイプの馬で、ダービーも菊花賞もこの2頭に本命対抗を打った。盾も同様である。
■角田剛士 続・馬券優先主義■
春のG1のキーワードはやはり「サンデーサイレンス」。チアズグレイス、エアシャカール、そして今回はステイゴールド。何度目になるか、もはや忘れたが、単で勝負。力の差はない。3強がやり合うような展開になれば、十分チャンスはあるはず。◎に。
○はラスカルスズカ。本質的には中距離向きも長距離線を好んで使われてきた。まだキャリアが浅く上昇の余地がある。前走も斤量差はあったが同馬は休み明けだったことからも、今回は期待できる。
あとは▲ナリタトップロード。菊花賞のように早目のスパートに出ると予想される。基本的に京都は得意で死角はない。この上位3頭の争い。△ホッカイルソー、注トシザブイとした。
テイエムオペラオーは確かに強いが、たいした休みもなく京都大賞典から使われつづけていること、基本的に飼い葉食いがあまり良いほうではないこと、ペインテドブラックに競り負けたこと、など絶対の存在ではないと判断。圧倒的な人気だからこそ、はずしてみる。
■神村義裕の 馬診断■
◎テイエムオペラオー・・・5歳になって本格化した感じ。一枚上。
○ナリタトップロード・・・1ハロンのびて実力出し切れば
▲ラスカルスズカ・・・5歳になって地力が増した感じ。好勝負。
△レオリュウホウ・・・楽に行かせてもらえれば面白い。
△ホッカイルソー・・・突然、気が触れたように突っ込んでくる脚は健在。
■オッチャンの キャリアが違うんだって!■
ラガーレグルスから馬券を買った人から見ればもう少ししっかりした説明が欲しいところだ。私の目からみれば、明らかにゲート内で暴れていた。JRAはスターターがボタンを押した後、ゲートが開くまで0.4秒かかる。その間にアクシデントがあっても、スタートのやり直しは行わないといういことである。0.4秒の出来事か、スターターが見逃したかということは議論されていない。仕事はルーチン的に行われると気が緩むものである。誰にでもあることで、JCOの事故が最たるもの。重要な事件をそっちのけで、麻雀をやっていた某警察官もその類である。テレビでわかるくらいの出来事が0.4秒とはとても思えないのである。幸いにもゼノンが出走を回避し、エアシャカールもよく見えなかったので、大金をかけず、穴馬券で勝負したので金銭的な損失は少なくてすんだ。ギャンブルは不可解なことも黙殺できる程度の金を賭けろと言うことか。
さて、天皇賞は格がすべてだ。菊が終了した時点ではオペラオー、トップロード、ベガが同一線上。フリーハンデをつければ61キロで、ラスカルスズカが59キロであろう。しかし、5歳でのレースを見る限り少し様相は変化した。オペラオーは何かが吹っ切れたようだ。昔、タケシバオーという馬がいた。4歳は皐月賞もダービーも2着。5歳になり天皇賞を勝った後は、中山のオープン特別に65キロを背負い(今ならこんなレースにG1馬は出ないが)不良馬場をもろともせず差しきり勝ち、秋はダートの毎日王冠で初の1億円馬に、そして何とスプリンターズSも勝ってしまうように連戦連勝を重ねたのである。今のオペラオーにはそんな雰囲気があり、フリーハンデを63キロとした。ベガはさておき、残りの2頭はどうも立場が逆転している。成長が見られないトップロードに比べ、ラスカルスズカは明らかに強くなっている。スズカ61キロ、トップロード60キロとみた。他の馬は58キロ以下で問題外であるある。3頭が抜けていると言うことであり、その中でもオペラオーはさらに抜けている。3強対決で決まると思っている以上、印は3頭以外にはあり得ないし、3番手のトップロードは無印にせざるをえない。トップロードの見解は本紙トツスポを楽しみにしているところである。
今週はまた、長野県に山登りに行ってしまう。天皇賞を見られないのはあきらめるとしてもまたしてもチアキのレースが見られない。本当にチアキとは相性が悪い。皆さんの応援をお願いする。
■タカの だから競馬は格だって!■
まだ、届いてません。
■ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)■
グラスワンダーの回避により馬券的魅力が全くなくなってしまった今週の天皇賞。95%以上は3強で決まるだろうと思っているし、是非3強で良いレースを見せて欲しい。
本命はラスカルスズカ。前走はオペラオーに完敗したが、敢えてこちらを本命にする理由は2つ。ひとつは騎手の差。3200のG1となれば騎手の実力が大きくモノを言う。去年のダービーを見ても分かるように、和田と武豊ではかなりの実力差がある。断然人気を背負う(であろう)オペラオーに騎乗する和田が馬の実力を十分に引き出す事が出来るかどうか?
そしてもうひとつの理由はラスカルの成長力である。去年の夏時点ではG2で3着だったのが、前走では菊花賞馬を破るまでに成長している。兄のサイレンスも5歳を迎えてから本格化し、春にG1制覇、秋にはエルコンドルパサーをぶっち切る怪物馬に成長している。兄と同様の成長をたどる事が出来れば現時点でもオペラオーとの差は十分に逆転できるとみている。
対抗にはテイエムオペラオー。3番手には言うまでもなくナリタトップロードで、それ以外には印は付けない。
|