新しい 女王の椅子を 手に入れて

第25回

第25回 エリザベス女王杯 G1 2200m 4歳上OP牝国際定量
馬番 馬名 重量騎手 ノリ タカ オッ 神村 角田 トツ
1 1 フサイチエアデール 56横山典  
2 ファレノプシス 56松永幹        
2 3 スプリングチケット 54池 添            
4 ヒシピナクル 56角 田            
3 5 トゥザヴィクトリー 56四 位      
6 サニーサイドアップ 54熊 沢            
4 7 ナリタルナパーク 56渡 辺            
8 ウメノファイバー 56ペリエ        
5 9 ニホンピロスワン 54和 田      
10 クリスマスツリー 56田中勝          
6 11 プリモディーネ 56福 永      
12 トーワトレジャー 54上 村  
7 13 シルクプリマドンナ 54藤 田            
14 エイダイクイン 56二本柳          

8
15 メジロサンドラ 56 幸           
16 オリーブクラウン 54高橋亮            
17 ブゼンキャンドル 56安田康            

本紙戸塚の この馬
 天皇賞から一週空いての開催となったエリザベス女王杯。10週連続でのG1に慣れていた身としては覚悟していたことではあったし、開幕戦のスプリンターズSでも感じていたことではあったが、やはり違和感は否めない。そのうち慣れるんだろうが、それはそれで寂しい感じもするものだ。
 エリザベス女王杯も大きな変化を遂げた。4歳馬限定のレースだったものがその座を秋華賞にゆずり、新たに4歳馬・古馬混合のレースになって5年目。昨年はフサイチエアデールが4歳ながら2着に食い込み、進み始めた歩みはいよいよ目的とするものにむかい始めた気がする。今年はどのような一歩を見せてくれるだろうか。
 本命はそのフサイチエアデール。4歳の春にシンザン記念を勝ったときから気になる存在であり、4歳牝馬三冠レースに続いてエリザベス女王杯、さらには今年の安田記念まで印を打ち続けた(さすがに有馬では印を打てなかったが)。その結果は、牝馬相手のレースで2着が2回。勝ち星はないまでも、牝馬の中では実力はトップクラスであることを見せている。牡馬相手のG1ではさすがに入着も難しいところだが、それでもG3のダービー卿CTでは1分33秒0の好タイムで勝利、4歳時には前述のシンザン記念勝ちもあり、さらには7着に終わった安田記念もその着差は0秒7と大敗にはいたっていない。牝馬相手であれば、昨年の勝ち馬メジロドーベルがいないここは負けるわけにはいかないところだ。
 前走はトゥザヴィクトリーに文字通りの『完封』を喫してしまったが、スローペースと斤量の差を考えたら仕方のないところ。それよりも、あのスローペースのなかを中段から3着まで押し上げたところにこの馬の強さを感じる。今回は4戦して3連対の京都競馬場でもあり、前走以上の走りを見せてくれるはず。期待の戴冠を見せてほしいものだ。
 以下は迷ったが、確率より配当をとった。エイダイクイン、メジロサンドラの両マックイーン産駆と、ニホンピロスワン、トーワトレジャーの秋華賞組とする。

角田剛士 続・馬券優先主義
 春の桜の女王と秋の4歳女王は欠席も、G1馬5頭と、なかなかの好メンバー。しかし1、2番人気はG1未勝利馬たち。G1未勝利も、ともに限りなくG1馬に近づいた2頭たちだ。
 ◎は昨年の桜花賞馬プリモディーネ。実に17ヶ月ぶりのレースがG1になってしまったが、これは調教師が狙ってそうしたこと。桜花賞のときの爆発力、オークスのときの息の長い末脚も素晴らしく、久々一発もあってもいいはず。プリモディーネに◎を打つのを待っていた。
 ○はトゥザヴィクトリー。ここ2戦は本格化の証とにて間違いないようだ。ヤマカツスズランが出れば、展開的に厳しいところだったが、このメンバーでは楽に先手を奪えるだろう。
 ▲はトーワトレジャー。最速の上がりを見せながらわずかに及ばなかった秋華賞。夏から使いづめも調教の動きは良かった。4歳馬には厳しいエリザベス女王杯だが、前走のような競馬になれば再び上位に食い込めるはず。
 △はフサイチエアデール。前走トゥザビクトリーに敗れはしたものの、強いところを見せた内容だった。テンのりの横典は買えるらしい。
 注はペリエもといウメノファイバー。
 ファレノプシスの花が一年の遅れで咲く可能性も否定できない。

神村義裕の 馬診断
 まだ届いてません。

オッチャンの キャリアが違うんだって!
 このレースは牝馬のNo.1を決めるのに相応しいものになってきた。趣もあり、4歳、古馬の対決もあり面白いG1である。
 トゥザビクトリーは重い印を付けたくない馬である。早い話が嫌いな馬なのである。先行馬不利、左利き、初斤量などの情報も飛び交い本来は無印である。しかしこの2戦の強さは成長力を感じた。こういう成長力ある馬を見抜くのが競馬では重要であり、考えを変えることが出来ると予想も馬券も当たる。強くなったという予想は大事にしたい気がしている。でもG1ではそう簡単に考えを変えられないのが競馬のロマンであり、競馬の魅力でもある。無印にしたいのを我慢して今回は対抗に抜擢しよう。対抗から決まる予想はおかしいが、この馬があらゆる不利を克服して好走したらそれは成長であり、それを感じ取った自分を素直に誉めたい。特に前走はやたらと強さ感じてしまった。
 本命はフサイチエアデールにしたいし、1番強いのはこの馬であろう。しかしどうしても願望も含め期待したい馬がいる。引退レースと報道されているがこれが最後ならなおさら本命にせざるを得ない。それはファレノプシスだ。牝馬では1番強いと信じているのだ。牝馬は調子の波が大きく、だめなときは惨敗してしまうケースも考えられる。特に4歳の力を考えると成長力は今一かもしれない。トゥザビクトリーの記事と矛盾するが4歳の力をどこかで出してくれるような気にさせる馬なのである。1番強いと思っているのなら迷わず本命にすべきであろう。まずは単勝で勝負しよう。
 必然的にフサイチエアデールが単穴だ。連穴は基本的に追い込む馬だ。プリモディーネは格上で、まともなら首位争いは堅い。1年以上休養しても勝てるくらいの調教技術は、今ならないとおかしい。叩いて勝負などという調教師の言葉は聞きたくない。シルクプリマドンナは好きな馬ではあるが、山内調教師の仕上げ方に逆らいたい。4歳劣勢という評判も私自身感じていただけに、今回は早くから無印を決めていた。4歳から選ぶならば追い込む馬でトーワトレジャーだろう。クリスマスツリーが人気がないなら穴馬にあげておく。残りはパドックを見て追い込み馬の中から穴馬を見つけよう。

タカの だから競馬は格だって!
 最近で一番好きな馬であるメジロドーベルが連覇を果たしたエリザベス女王杯。4歳と古馬の混合戦になってから名勝負が繰り広げられる楽しいレースとなった。今年も応援している馬が満を持して参戦する。
 本命はフサイチエアデール。4歳のクラシックでも常に本命に推してきたが一歩及ばずのレースが続いた。しかし古馬になってから渋味のある強さを発揮してきている。前走はスローな流れにやられた印象が強い。ここは本来の実力を発揮して念願のタイトルを手にして欲しい。
 対抗はニホンピロスワン。前走は明らかに展開負け。ローズSのような展開になればその末脚は古馬相手にも十分通用するはず。人気が落ちた頃で思い切って乗ってもらいたい。
 3番手はファレノプシス。実力的には全く問題ないが多少クセのある馬だけに過信は禁物。あっさり勝ってしまうだけの能力だけに怖い存在である。
 以下地味な末脚に期待したいウメノファイバー、勢いに賭けてトーワトレジャーに印を打つ。
 スピードを信じて思い切って乗れば怖いがトゥザビクトリーはキライなので無印とする。
 実力均衡ながらハイレベルなレースが期待できるだけに今週は馬券を買いに行くつもりである。

ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)
 毎年、各世代のクラシックホースの激突でなかなか面白いレースとなるエリザベス女王杯。予想の方も「世代の比較」「古馬になっての成長度」「現在の体調」などを考慮する、予想しがいのあるレースである。今年も2年前の2冠馬ファレノプシスと昨年のクラシック上位馬に4歳のオークス馬などが挑む面白いレースとなった。
 まずは2冠馬ファレノプシスの取捨だが、同じクラシックで好走したエアデジャヴーがその後サッパリ。この馬自身も古馬になっての好走は昨年の札幌記念のみ。成長が見られず、さらに今年は昨年よりも成績が悪い。昨年の成績(4着)を上回る理由がドコにも見当たらず(昨年の不利のみ?)この馬は無印。
 続いて4歳馬の比較。オークス馬シルクプリマドンナはオークス自体強いレースと思えず、秋になっての活躍もなし。当然この馬は無印だが、タイトルを取っていないトーワトレジャーに魅力を感じる。前走の秋華賞はスローペースがすべて。それでも上がりのタイムには目を見張るものがあり、底を見せていない魅力もある。ヤマカツスズラン、オリーブクラウン、トゥザヴィクトリーと揃った今回はハイペースも予想され、今回こそはきっちり差し切る。
 残るは5歳馬の比較。オークス時点では上位3頭がやや抜けている印象だった。しかし年を越してフサイチエアデールとスティンガー(今回不出走)が成長を見せ、復帰後のトゥザヴィクトリーにも成長が見られる一方、それ以外の馬には成長が見られない。フサイチ、ヴィクトリーの2頭が成長のない馬に負けるとは思えず5歳勢ならこの2頭が上位。
 前置きが長くなったが、本命には未知の魅力を買ってトーワトレジャー。対抗には勢いのあるトゥザヴィクトリーとした。そして単穴に忘れてはいけないプリモディーネ。長期休み明けは常識的には厳しいが、能力的にはフサイチ、ヴィクトリーよりもずっと上。押さえにはフサイチと、ハイペースになった時のニホンピロスワン。


【エリザベス女王杯の結果と感想】

そのうちね。


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