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■本紙戸塚の この馬■
トツスポの製作をはじめてからいつの間にか5年の月日が経った。その間に予想陣の顔ぶれも入れ替わり、発信の手段も紙媒体からウェブへと変わったが、予想は変わらず続けている。競馬への興味関心もさることながら、見てくれる人がいるという喜びがそれを支えてくれたように思う。月並みながらそんな言葉で感謝したい。
さて今年の牡馬路線であるが、その5年前と似たところがあるように感じている。5年前といえば、今年の有力馬ダイタクリーヴァの父でもあるフジキセキが三冠ロードが始まる直前になって引退を発表し、それでいて皐月賞とダービーを制したのは同じサンデー産駒のジェニュインとタヤスツヨシだったのだが、この3頭がそれぞれ、フサイチゼノン、ダイタクリーヴァ、エアシャカールと重なるように思えるのだ。直前になって回避したフサイチとフジキセキ、マイラーのにおいがプンプンするダイタクとジェニュイン(←結果としてマイラーだった)、トライアルまでは強いのかどうか、半信半疑だったエアシャカールとタヤスツヨシといった具合である。皐月賞の順位は逆になってしまったが・・・。
そのようなことを思い出せば、今年のダービー予想はエアシャカール=ダイタクリーヴァという組み合わせで充分な気もしてくる。いくら根がマイラーといえども、4歳の春あたりでは基礎体力の違いで距離をこなしてしまった例は前述のジェニュインを含めいくらでもあり、ダイタクリーヴァがこの距離をこなす可能性も高いからだ。しかしその組み合わせは、前〃日の時点で\430のオッズ。とても貧乏人が手を出すようなオッズではない(金持ちがドカンとつっこむべきであろう)。となると本命はこの馬、ジョウテンブレーヴである。
皐月賞は勝ったエアシャカールから約3馬身差の4着。かなりはっきりとした着差であり、ここからの逆転は一見難しいように思われる。しかし、それを可能にするいくつかの要素がある。
まず第一に体調の良化である。3月の弥生賞は3ヶ月半ぶりの競馬。個人的には、心身ともに成長するこの時期に使う競馬がそれらをよりたくましいものに成長させると感じているので、すでにそれらが完成しているような馬(近年で言えばフジキセキがそうだったか)を除いて、この時期の休養はあまり好ましく思っていない。実際ジョウテンブレーヴもフサイチゼノンから7馬身半離された4着に終わっている。2着だったエアシャカールからも6馬身以上離された。しかしそこで驚いたのは、その着差を本番で半分、時計にしたら0.6秒詰めてきた点である。さらに叩き3戦目となる今回は、抜群の調教を見せたこれは体調の良化以外のなにものでもあるまい。
第二に、馬場の悪化である。この予想を書いている時点で静岡はかなりの雨。東京は4〜5時間のずれで同じ様な天気になるだろう。かなりの馬場の悪化が予想される。しかし札幌3歳Sや皐月賞での競馬から、馬場状態については注文を付ける必要はほとんどない。切れを武器にするタイプでもなし、他馬との比較でなら馬場の悪化はプラスになると言えるだろう。
第三に、東京コースである。東スポ杯3歳Sを勝ったという相性の良さもあるが、前述したように切れを武器にするタイプではなくどちらかといえばジリジリと伸びてくるタイプの末脚であり、直線の長い東京コースにうってつけであろう。その東スポ杯の勝ち時計にも標準以上のものがあり、後のG13着馬マチカネホクシンに完勝しているという点も評価を高めるひとつだ。
これらの要素をあわせて考えれば、皐月賞での上位2頭との着差を逆転する目も見えてくるのではないだろうか。
対抗は皐月と同じエアシャカール、三番手に青葉賞勝ち馬カーネギーダイアン、それ以下、NHKマイルCでも印を打ったマイネルブライアンとプラントタイヨオーに印を打つ。
■角田剛士 続・馬券優先主義■
直前の調教が軽かったエアシャカール。気性の激しい馬だけに、テンションを上げすぎないためとの配慮かららしいが・・・、少し軽すぎる気がする。
ダービー当日の天気予報は雨。馬場は微妙かもしれない。加えて、人気馬のほとんどが差し、追い込み馬。展開をいち早く察知し、柔軟に対応できる騎手をやはり買うことになるか。
2冠を期待して◎エアシャカール。前述したように、直前の調教が軽すぎることや、その激しい気性、大跳びのため重馬場はどうかということ、スローペースの団子状態が予想される中での内枠と、決して堅い本命馬とは言えない。武豊もさすがに3連覇は・・・とも考えてしまう。それでも本命にするのは、皐月賞が着差以上に楽な競馬だったこと、それと前人未到の3連覇、そして、今後のローテーションは微妙も、久々3冠馬を期待してということで。
対抗の○は、トーホウシデン。デビューして未だ連を外していない。強いところと戦っていない分、評価は分かれるところだが、血統的にマヤノトップガンに似ているところもあり、デビュー時からずっと追いかけていた馬だ。前走は権利獲得のために先行したが、本来は差してくる競馬をする。鞍上が田中勝春に代わるのも、東京が得意なだけに魅力だ。小柄なだけに、秋以降さらに馬体が充実してくれば、かなりの出世が見込めるだけに、現段階では先物買いという意味もこめて、対抗に推す。
▲はジョウテンブレーヴ。皐月賞の感じから、上位馬を逆転するのは難しいといった印象を受けた。ただ、ダイタクリーヴァが距離や馬場に不安を感じること、ラガーレグルスは出走不可能なことで必然的に位置付けが上がってきた。後はアグネスフライト、カーネギーダイアンとの比較だが、別路線の2頭が上位人気になっているので人気のないジョウテンブレーブを取り上げた。今季あまり調子に良くない鞍上蛯名も、先週ファストフレンドでようやく重賞初勝利、東京のG1に相性がいいことも後押しした。ただ、藤田騎乗のカーネギーダイアンは藤田だけに気になる。
△はオースミコンドル。プリンシパルSでは内に入って足を余しての2着だったが、しっかりと権利は確保してきた。賞金的には連闘したラジオたんぱ杯以来の加算がなく、未だ1050万円。しかし、こうしてダービーに出走できたのは実力もさることながら運もある。運といえばデビュー時にいきなりG2を勝った武幸四郎も運のある男だ。一馬の清水成駿は◎を打っていた。逆転は疑問も、連なら十分期待できる。
そして注はリワードフォコン。先週に引き続き後藤を推す。馬の状態は良く、重馬場も2着がある。内からスルスルリワードフォコンといきたい。
アグネスフライトは追っていいだけに東京はよさそうだ。実力馬カーネギーダイアン、皐月賞2着馬ダイタクリーヴァも無視してしまった。これらはトツスポでも人気になるだろうが・・・、しかし、関東馬の健闘に期待したい。
■神村義裕の 馬診断■
まだ届いてません。
■オッチャンの キャリアが違うんだって!■
皐月賞のチタニックオーもオークスのオリーブクラウンもワイドなら的中だが、ワイド反対論者としては、悔しさだけが残る。
ダービーではチタニックオーを本命にしようとしていただけにそれが出ないとなると正直本命不在である。エアシャカールは人気だから難癖を付けたく、何かに差されるだろうと考えていたがチタニックオー以外でエアシャカールを差しきるのは予想の段階では見あたらない。武が乗ることも後押しするが、内枠にはいったこと、追い切りが軽すぎることくらいでは本命の座を譲る根拠に乏しい。
一方ダイタクリーヴァは距離不安がささやかれている。血統論者としては、世論にのるのは抵抗があるがエアシャカールと比較すれば不安は多い。Jブレーヴは札幌3歳Sで総流しをして万馬券を取らせてもらった馬である。重の鬼であり、良馬場では無視しようとした秋の東京戦で鮮やかに勝ってしまった。しかし、よく考えれば相手がいかにも弱すぎ、G1で上位に来る馬とは思えない。(日曜日に雨予報が気になるが)皐月賞組で最も気になるのはパーピルエビスである。逃げばてても差のない粘りは今の東京向きである。皐月賞組以外ではアグネスフライトが最右翼でカーネギンダイアンが次点であろう。
コメントはここまでだが、何しろ雨でどうなるかがわからないので、基本的に前で勝負する馬を上位にした。馬券をどう買うかは全く別物かもかもしれない。馬場がかなり悪化すればPエビスを中心に、反対に重くならなければPエビス、ダイタクリーヴァを消して、アグネスフライトで勝負したいところだ。
■タカの だから競馬は格だって!■
とても退屈な味気ないレースだった先週のオークス。やはりスターホースがいないG1レースというのは馬券の当たった外れたに関わらずしっくりこないものである。これといったスターホースのいない混戦ムードの今年のダービー。それでも皐月賞はそこそこ良いレースだっただけに何とか面白いレースに期待したい。
本命はダイタクリーヴァ。皐月賞でも本命を打ったが、この馬には安定感と強さを感じる。前走も勝ちにいっての敗戦であり、内容は良かった。距離的な不安がないわけではないがそれをカバーできる強さはあると信じる。
対抗はエアシャカール。鞍上と末脚はかなり魅力であるが皐月賞でも3番手に評価した馬。1番人気になるであろうが予想の上では外せない。馬券的には穴馬への流し馬券になるであろう。
3番手にはプラントタイヨオー。NHKマイルCでも高い評価をしたが、6着とはいえ見ごたえのある内容。穴馬の筆頭として手広く流したい。
以下裏街道ながら侮れないトーホウシデン、鞍上の河内を応援したいアグネスフライトに印をつける。
■ノリの 予想だけならめっぽう強い(?)■
今週はいよいよ4歳No。1を決めるダービー・・・だが、実力No。1の馬がゲート試験をパスすることができずに出走できなくなってしまった。非常に残念であり、迫力のかけるダービーになってしまったと思っているが、出走してまた出遅れたかと思うとこれで良かったのかもしれない。
断然人気が予想されるエアシャカールだが、皐月賞では1番強い印象を受けたが弥生賞のレースを見る限りとても実力が抜けているとは思えない。フサイチゼノンに突き放され、ラガーレグルスに迫られた馬が2冠達成というのもいかがなものか。この馬がそれほど強くないとするならば、皐月賞組は全くダメということになり予想も簡単になる。
本命はアグネスフライト。前走のレースを見た時にラガーレグルスの本命を迷ったほど、強烈な印象を受けた。3角からまくっていき、先頭に立ってからも突き放すレース内容は圧巻。当時のシルクジャスティスを思わせるレースぶりで、アグネスフローラの子というのも魅力。武豊の3連覇よりも河内の初制覇を期待したい。
対抗にはエアシャカール。この馬が強くないとは思っていても他のメンバーはもっと弱い、今年のダービーはそれほど小粒なメンバーであろう。馬券を買うなら1点勝負。3番手以降は印を付けたい馬がいないが、もう一度狙いたいのがプラントタイヨオー。前走は距離が短すぎたと考えればこのメンバーなら勝負になる・・・かもしれない。お気に入りのオースミコンドルまで一応印を付けるが掲示板がやっとだろう。
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