皆さん、こんにちは。
霧隠です。
先日、Mさんと岩殿山城、勝山城、御坂城を攻略してきましたので、
ご報告いたします。
岩殿山城の詳しい報告は、すでにされていますので、割愛いたします。
某は、印象的だった、冑岩、稚児落としコースについて報告したいと思います。
コンクリで固められて登城道を登っていくこと、20分。
三の丸につきますが、その手前の門跡のところに、細くまっすぐ行く道と、
右側に行く、本丸へ続く道があります。
「←大手門跡、冑(かぶと)岩、稚児落とし ↑本丸へ」の小さい看板があります。
縄張り図を見ると、隣の山が削平地になっており、どうやら冑岩は砦(出城)の
役割があるみたいなので、さっそく行ってみることに。
こちらの道は細いですが、コンクリでなく、自然の道で歩きやすく楽しいハイキング
コースになっております。
大手門跡があるくらいですから、こちらが当時の登城口なのでしょう。
冑岩のふもとに竪堀があるのですが、左側に下り道があり、こちらを降りていくと、
戦国当時の登り口になるのでしょうが、草木がうっそうとしており、クモの巣も
あったので、次回の楽しみにすることに。
そのまま、隣の山を登り始めること5分(ここまで20分)。
目の前にでっかい岩盤が現れます!
あれ? 行き止まりかなぁ。
と思って、ジーッとみると、岩に何やらぶら下がっているものが・・・
・・・鎖でした。
この鎖を頼りにヨジヨジ登り先に進むと、さらにでっかい岩盤(さっきの2倍)が!
近づいてみると、やっぱり鎖があり、さらに岩盤には「∩」という鉄クギが、
打ち込まれています。
それも、ちょうど登りやすいように♪
こいつぁ〜、登らねばなるまいと、ちょっとしたロッククライミングの気分で
ガシガシ登ると、しばしゆるやかな道が続き、坂が続き、ついに頂上に。
景色はいいです。
確かに見張り台としては、最適でしょう。
逆にいうと、岩殿山城を正面から攻めるのは無理でも、尾根伝いでこの隣山から
攻めることは可能です。
ので、この砦は岩殿山城を防御する上で要になります。
では、どこまで続くのか、看板には「←稚児落とし」と書かれており、興味津々で
さらに進むと・・・・
・・・絶壁が(TOT)
ええと、幅50cmくらいの細い道に、左側は絶壁で、右側にはご丁寧にさっきの
「∩」がこんな風に「∩ ∩ ∩ ∩」やはり岩盤に打ち込められており、
この鉄クギを命綱に岩壁をつたって50メートル進むと、10メートルくらいの
高さの岩盤が出迎えてくれます。
こちらには、頼りなぁ〜いロープがぶらさがっております。
「うっかり」手を滑らせたら100メートル下に落下して即死です(−−)
高所恐怖症のへっぽこ忍者には無理っす。
でも、それでも、がんばってへっぴり腰で10メートル進むも足がすくみ、リタイア。
この崖は誰も登れない、いや、むしろこの稚児落としコースなど誰も来ないんだ、
来るだけでも勇者を名乗ってもええのでは!
と、負け犬の遠吠えをした後、とぼとぼと帰ろうとすると、来た道からガサガサ
人の足音が。
ん? まさか登山客が(@O@)/
5人の年配な方が、登山の完全武装で思いリュックを背負って歩いて来られました。
しかも、先頭の方はあきらかにおじいちゃん。
おじいちゃん、この先は危険ですよ!
という思いと、もしや行けるのかな? という驚きを胸にさっそくインタビュー。
「こんにちは! どちらまで行くのですか?(ドキドキ)」
「こんにちは。このまま稚児落としをくだって、ふもとまで行くんじゃ」
「え! ええと、途中にすっごい絶壁がありますが・・・」
「あぁ、登っていくんじゃ」
「え! 今までも行かれたことはあるんですか!!」
「うむ、いつもいっとるがな」
「・・・(@O@)/」
参りましたm(_)m
行けるんですね。
驚きです。
広い、世間は広いっす(>_<)
かなり意気消沈して歩きはじめると、さらに人影が!
・・・やっぱりこのコースを通って山を下るご様子。
その後も7組以上の登山客に遭遇し、皆さんの雄姿を見るにつけ、
自分の未熟さと井の中の蛙っぷりを痛烈に感じ、恥ずかしい思いをしました。
山好きの方々、すげーっす。
話を聞いたら、さらに2つくらい先の山から来ている人もおり、完全にここは
登山の方々のふつーの登山道になっているとのこと。
山好き > 山城好き
という不等号が頭をかすめました。
まだまだ未熟者でした。
それにつけてもビックリいたしました。
岩殿山城にお越しの際には、ぜひ、冑岩の先の稚児落としの絶壁もご覧下さいませ。
・・・お時間のある方は(三の丸から往復40分くらいですが)。
気持ちを新たに二の丸、本丸と景色を楽しんで、下山いたしました。
ただ、本丸だけ行くよりもこのように、わき道にそれて、隣の山に行くのも
楽しいものでござりまする。
今回も長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
余力がありましたら、次回は勝山城の報告をしたいと思います。
それでは〜