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一日一考 第85号 2004年6月14日発行(135部発行)
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<悪口>
悪口とは、相手のことを悪くいうことである。
ただし、この悪口というのは、相手のことを悪くいうだけではすまされない。
ほとんど全ての悪口がなんとそっくりそのまま自分にかえってくるのであ
る。
ある実験をすればその結果はすぐに現れる。
たとえば、上司の悪口をいってみる。
その悪口をいう人は100%近い確率で、すぐ下の部下や後輩に同じ悪口をい
われているはずだ。
あの人のこういうところが嫌い、といった「こういうところ」を他人から指
摘されたときの衝撃といったら。
そうなると、悪口は相手へいうものではなく、天に唾はくのと一緒で、結局
自分に言っているに過ぎないことになる。
大体影で悪口をいっても状況は何にも変わらない。
むしろ、その悪口を伝え聞いた相手に悪い印象を与えるだけである。
しかし、ガマンができないことをされたらどうすべきか?
やはり本人にいうべきだろう。
本人にいう限りでは悪口ではなくなる。
それがもしできない場合はどうするか?
鏡を持って自分に向かってその悪口を言ってみよう。
きっと相手を悪く思う前に、自分自身を謙虚に反省するに違いない。
悪口は百害あって一利なしということを早く体験したほうが人生において
きっと得することが多くなると思う。