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一日一考 第66号 2004年4月21日発行(126部発行)
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<無知>
全てのことを知っている人間などいない。
無知とは知らないこと。
どこまで知っているのか?
どれを知っているのか?
スポーツのことは詳しくても、政治のことはわからない。
スポーツもサッカーのことは詳しいが、水泳のことはわからない。
サッカーのことは詳しいが、専門家よりは詳しくない。
となると、この世の全てのことに対して、「自分は知っている」と
自信を持っていえる人など存在しないだろう。
つまり、客観的な指標を持たずに、「自分は知っている」と考えること自体、
「無知」であるといえる。
一般な人よりは知っているが、専門家よりは知らないとしっかり自覚している
のかどうか。
自覚ができない場合には、むしろ、「自分は何も知らない」と思う方が安全だ
し、正しい気がする。
そして、無知を自覚している人は、謙虚になれるし、知ろうという前向きな姿
勢を持てる。
無知を自覚することは自分を客観的に見ることのできる第一歩なのかもしれない。