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 一日一考 第64号          2004年4月19日発行(120部発行)
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 <自衛隊撤退>
 
 3人の日本人が拘束された際に、犯人は自衛隊のイラクからの撤退を求め、拘
 束された家族は、自衛隊の撤退を政府に強く求めた。
 日曜日に無事3人とも日本に帰ってきたとき、家族はもう自衛隊の撤退を一言
 も言わなかった。
 自衛隊撤退を訴えてなぜあれだけ批判されたのか?
 それがあまりにも現実的でないからである。
 自衛隊が撤退した場合、どうなるか?
 アメリカが怒るだろう。
 アメリカが怒ってなぜ政府は困るのか?
 日本には軍隊がないからである。
 なぜ、北朝鮮、中国、ロシアが日本を攻めないのか。
 それは、アメリカ軍が日本に駐留しているからである。
 日本を攻めることはアメリカを敵にまわすことになる。
 では、自衛隊を本気で撤退させたければどうすればいいのか?
 憲法を改正し、自衛隊を軍隊にし、アメリカの駐留を断り、北朝鮮、中国、韓
 国をはじめとするアジアの国々の警戒をとき、防衛費を増やして、第二次世界
 大戦の過ちを二度と繰り返さない強い意志が必要になる。
 憲法を改正するのだけでも大変だが、自衛隊を軍隊にし、自分たちの国を自ら
 の力で防衛する気概がこの国にはあるのか?
 武力のない正義ほど空虚な言葉はないのだから、自衛隊撤退をいうからには、
 これだけの覚悟を国民一人一人が自覚しなければならない。
 しかし、それにはまだまだ時間はかかると思う。
 
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