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一日一考 第63号 2004年4月15日発行(111部発行)
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<自己責任>
イラクで拘束された家族のもとに、脅迫電話がかかってきているという。
多分、テロリストの要求する自衛隊撤退をTVの前で強く訴えたからだと思う。
拘束された3人に対しては、同情する人もいるが、政府が危険だという地域に
自らの意思で行ったのだから、自己責任ではないかという考え方もあるのだろ
う。
自己責任でいったのに、拘束されたからといって、国家の政策に口をはさむの
はおかしいという考え方もある。
国家の政策に意見をするのならば、正当な選挙を経て、国会議員になる必要が
ある。
「そもそもテロリストの要求には一切応じない」という国際ルールを知らずに
生きてきた日本人の平和意識にも問題があるのかもしれない。
国際社会で生きていくのであれば、これからは国民一人一人が今までとは違い、
一体何が自己責任なのか、強く意識していかなければならないのかもしれない。
もしかしたら、家族の一人でもいいから、「自己責任で行って拘束されてしま
い、政府をはじめ、皆さんに多大な迷惑をおかけした」と頭を下げれば今のよ
うな批判は少しおさまるのではとも思う。
と思っていたら夕方のTVで家族の皆さんが外国人記者の前で謝ってばかりい
た。
それだけ批判がすごかったのだろう。
そういう意味でも、自らの発言が(特に全国TVだったということもあるが)
この結果を招いてしまったというのも自己責任になるのかもしれない。
しかし、だれもが同じ状況になった場合に、同じような批判にさらされると
思うと、純粋に家族の皆さんの心労を思うばかりである。